日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

J放送権料5倍に 海外向け5年17億円 スカパーと契約、アジア露出拡大

2015年03月04日 | コンテンツ・商標
〔15.3.4.日経新聞:スポーツ面〕
 Jリーグが2019年までの5年間の海外向けテレビ放送権をスカパーJSATに売却することがわかった。放送権料はこれまでの約5倍の年3億5000万円になる。スカパーJSATは東南アジアを中心にJリーグの露出拡大を図る。

 同社は昨年2月、インドネシアの有料テレビでドラマ、アニメなど日本の放送コンテンツをインドネシア人向けに流すWAKUWAKU JAPANを開設。Jリーグの試合を毎節、インドネシア語の実況で放送している。

 WAKUWAKU JAPANは既にミャンマーでも開設し、今後5年間でシンガポール、タイ、オーストラリアなど20カ国に広げる構想。サッカー人気の高い東南アジアではJリーグが有力コンテンツとなるとみている。また、Jリーグオンデマンドの契約者が海外でも視聴できるようにする。

 Jリーグは12年からタイ、ベトナム、シンガポールなど東南アジア各国のリーグと提携協定を締結。C大阪、札幌、甲府、横浜M、G大阪など各クラブはアジアでブランド力アップを目指す企業やホームタウンの自治体と連携し、東南アジアでサッカー教室や試合を開催してきた。インドネシア代表のイルファン(甲府―札幌)ら東南アジア出身のJリーガーも誕生している。アジアでの事業拡大という点でJリーグとスカパーJSATの思惑が一致した。

 Jリーグは海外向けの放送権料を各クラブに配分しない。今後、さらに放送権料を増額させるため、若年層への指導やリーグ運営のノウハウの輸出などJリーグのステータスを上げる活動に使う方針。アジア戦略を円滑に進めるため東南アジアにビジネスの拠点を築く計画もある。これまでJリーグの海外向け放送権はシンガポールのスポーツマーケティング会社、ワールド・スポーツ・グループ(WSG)が獲得し、スカパーJSATなどに再販してきた。

 国内向けの放送権料は年約48億円で、スカパー、NHK、TBSなどが放送している。 

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