(日経8/20:マーケット総合2面)
銅の国際価格の下落が続いている。指標となるロンドン金属取引所(LME)では19日、銅の先物価格が一時1トン当たり4990ドル台で取引された。直近高値の5月上旬から23%下落し、6年ぶりに節目の5000ドルを割り込んだ。
最大消費国の中国では上海総合指数が18日に6%も下落するなど不安定な株価が続いている。人民元の切り下げで中国の銅の輸入が減るのではとの見 . . . 本文を読む
(日経7/11:マーケット総合2面)
ロンドン金属取引所(LME)の銅相場が下落している。最大消費国の中国で需要が鈍ったのが主因だが、中国本土系ヘッジファンドの存在が指摘されている。急速に影響力を増す中国系ファンドは上海株式市場と国内外の商品市場との間で積極的な投資を進めており、株と銅相場を結びつけている。
LMEの銅が急落し、1トン5240ドルと6年ぶりの安値を更新した8日。中国で株 . . . 本文を読む
(マーケット商品面)
リオ・ティント・アルキャンなど欧米のアルミニウム製錬会社と、国内需要家による7~9月期のアルミ割増金交渉が大幅値下げで決着した。新価格は1トン95~100ドルと前の四半期から74%安くなる。6年ぶりの安値水準となり、日本のアルミ業界を悩ませてきた割増金の負担問題がほぼ解消する。
アルミ割増金はアルミ地金を現物調達する際に、ロンドン金属取引所(LME)の先物価格に加算され . . . 本文を読む
(マーケット商品面)
非鉄金属のすずの国際価格が下げ止まらない。指標となるロンドン金属取引所(LME)の先物価格は、1日のアジア時間に1トン1万3900ドル前後で推移し、直近高値の5月上旬から15%安い。節目の1万4000ドルを割り込み、約6年ぶりの安値で推移している。
「中国や東南アジアなどの需要が全般的に弱い」(三菱商事RtMジャパンの藤原美樹・ベースメタル事業部副部長)ことが主因だ . . . 本文を読む
〔15.2.24.日経新聞:マーケット商品面〕
銅は新規開発の影響で供給が多い(チリの銅鉱山)
銅やステンレス原料のニッケルの国際価格が低迷している。銅地金、ニッケルとも2014年末に比べ約1割安い。世界需要の約4割を占める中国の需要の伸び鈍化が長引いている。市場の値動きを示すロンドン金属取引所(LME)指数(1999年1月=1000)は2692.8と約5年半ぶりの低水準にある。
銅は . . . 本文を読む
〔15.2.10.日経新聞:マーケット商品面〕
ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫におけるアルミニウム在庫が減っている。9日時点では合計で400万7000トンと、約5年9カ月ぶりに節目の400万トン割れに近づいている。
アルミ在庫は2014年1月のピーク時に549万トンと世界の年間需要の1割強まで膨らんだ。08年の金融危機後の需要減少が長引いたほか、投資銀行による在庫を用いた金融取引 . . . 本文を読む
〔15.1.29.日経新聞:マーケット商品面〕
はんだに使う非鉄金属のすずの国際相場が低迷している。指標となるロンドン金属取引所(LME)では28日、1トン1万9400ドル前後で、直近高値の2014年12月上旬から6%下落している。
世界生産の3割を占めるインドネシアからの供給不安が薄らいでいる。密輸対策などで貿易の管理を目指す同国は、昨年11月に、すずの輸出は一業者に付き1品目に限る制度 . . . 本文を読む
〔15.1.27.日経新聞:マーケット商品面〕
ギリシャ総選挙の結果を受けて26日、商品先物市場では銅などが下落した。ロンドン金属取引所(LME)の銅先物は同日に1トン5330ドル台を記録し、前週末から180ドル近く下落した。14日の安値を下回り、約5年半ぶりの安値を更新している。
ギリシャ選挙後、ドルが対ユーロで一時強含み、ドル建て価格の割高感が意識された。「欧州景気の先行き不透明感もあり . . . 本文を読む
〔15.1.21.日経新聞:マーケット商品面〕
鉛の国際相場が低迷している。指標となるロンドン金属取引所(LME)では20日、1トン1860ドル台で推移し直近高値の昨年11月末から9%安い。今月中旬には終値で1760ドル台とおよそ2年半ぶりの安値を付けた。
「中国を始め世界的な新車販売の伸び鈍化が上値を抑えている」(マーケット・リスク・アドバイザリーの新村直弘代表取締役)。鉛の主用途は自動車 . . . 本文を読む
〔15.1.7.日経新聞:マーケット商品面〕
銅の国際相場が一段と下落している。指標になるロンドン金属取引所(LME)の銅地金相場は6日、1トン6150ドルと直近高値の昨年12月上旬から6%安く取引された。5日には一時6095ドルと、約4年半ぶりの安値圏で推移している。
原油安や欧州債務不安への警戒、中国景気の不透明感を背景に投資家心理が再び悪化し、投資資金の流出が続いている。LMEの銅で市 . . . 本文を読む
〔14.12.23.日経新聞:マーケット商品面〕
銅製錬で国内最大手のパンパシフィック・カッパー(PPC)と、米鉱山大手のフリーポート・マクモラン社は2015年の銅鉱石の長期契約価格を前年から引き下げることで合意した。下げ幅は8%程度とみられる。原料の鉱石需給が緩和しているためで鉱山側が譲歩した。原料価格の下落を受け、製錬各社の採算は改善しそうだ。
銅鉱石はロンドン金属取引所(LME) . . . 本文を読む
〔14.12.04.日経新聞:マーケット商品面〕
ロンドン金属取引所(LME)が開示した建玉明細によると、銅市場のファンドの買い越し幅は11月28日時点で2万5025枚(1枚25トン)となり、前週比36%減少した。
原油価格の急落を受け、銅市場から投資資金が流出した。
11月27日の石油輸出国機構(OPEC)の総会後、主要な国際商品で建玉明細を公表するのはLMEが初めてだ。米商品先物取引 . . . 本文を読む