〔15.3.13.日経新聞:マーケット商品面〕
新築ビルの空室率は高いが…(東京都港区の品川シーズンテラス)
東京都心部のオフィス空室率が20カ月連続で低下した。オフィス仲介大手の三鬼商事(東京・中央)が12日発表した都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の2月の平均空室率は5.31%と前月比0.05ポイント低下した。大規模ビルが完成し新築の . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:マーケット総合2面〕
エーザイの株価が12日、前日比6%高と急伸し、上場来高値(7578円)を更新した。米社と開発中のアルツハイマー型認知症治療薬への期待から海外投資家の資金が流入していたところに、日経平均株価の押し上げ効果が大きい値がさ株という特徴に着目した短期筋の買いも加わった。
12日は朝方から海外勢を中心とした買いが入り、大引けにかけて騰勢を強めた。上 . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:マーケット総合2面〕
個人投資家の高値警戒感が強まっている。12日は日経平均株価は大幅に続伸した。1万9000円の回復が目前に迫るなか海外勢の買いに売り向かう個人が増えている。2月以降は一本調子で上昇しているため、一部の個人は目先の調整を見込んで日経平均が下がると利益を稼げるタイプの上場投資信託(ETF)の売買を膨らませている。
東京証券取引所が12日に . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:マーケット総合1面〕
日経平均株価が15年ぶりの高値を更新した株式市場で、賃金や福利厚生費を増やすといった「社員に優しい企業」が注目されている。コストを増やしても成長できるという経営者の自信の表れとしてとらえられているためだ。社員の懐が温かくなれば消費の拡大に向かい、経済全体が好循環へ向かうだけに、息の長い投資テーマになりそうだ。
12日、8年ぶりの高値を更 . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:投資情報面〕
TASAKIは12日、2015年10月期の連結純利益が前期比43%増の16億円になる見通しだと発表した。従来予想を2億円上回る。同日発表した14年11月~15年1月期決算が想定を上回ったことを反映した。真珠のネックレスなど宝飾品の販売が伸びた。売上高予想は8%増の206億円と5000万円上方修正した。
14年11月~15年1月期の純利益は前年同期の2 . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:投資情報面〕
半導体に使われるシリコンウエハーの再生加工を手掛ける。半導体製造会社から製造過程で使われるテスト用のウエハーを預かり、表面を洗浄・研磨して再利用できる状態にして戻す。受託製造最大手の台湾積体電路製造(TSMC)をはじめ、世界各地に顧客を抱える。
もともとはラサ工業が手掛けていたウエハー再生事業を中国出身の方永義社長らが出資して会社を設立して引き継 . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:投資情報面〕
昨秋以降の原油安が海運と空運大手の収益を一段と押し上げそうだ。燃料価格が現状のまま推移すれば、日本郵船と商船三井は2016年3月期に300億円程度の経常増益要因になる。空運では日本航空の15年1~3月期の営業利益が約70億円上振れする。欧州や中国など海外景気には不透明感も残るが、原油安が追い風となる構図が鮮明になってきた。
船舶燃料に使うC重 . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:企業2面〕
楽天は12日、スマートフォン(スマホ)を介した自動車の相乗りサービスを手がける米リフト(カリフォルニア州)に3億ドル(約364億円)を出資すると発表した。リフトはマイカーを持つ個人と乗客の仲介サービスを展開する。スマホを使う配車サービスの市場は急拡大しており、成長が見込めると判断した。
リフトは楽天などを引受先に総額5億3千万ドルの第三者割当増資を実施 . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:企業2面〕
【サウサンプトン(英南部)=黄田和宏】日立製作所が英国都市間高速鉄道で運行する鉄道車両が12日、英南部のサウサンプトン港に到着した=写真。1月上旬に山口県の笠戸事業所から出荷した5両1編成の先行走行用の鉄道車両は、神戸港で船積みされ、2カ月近い船旅を経て英国に到着した。4月に試験走行を始め、2017年以降にロンドンと西部ウェールズを結ぶ区間での運行を予 . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:企業2面〕
高収益ながら株主との対話に消極的なファナックが対話路線に転換する。4月に株主との対話窓口となる部署を設け、増配や自社株買いも検討する。稲葉善治社長が12日、明らかにした。同社を巡っては、米投資ファンドのサード・ポイントが株式を取得し、手元資金を活用して自社株買いをするよう求めている。
新設する「SR(シェアホルダー・リレーションズ)部」の担当部長に役員 . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:企業2面〕
日立製作所は様々なものをネットにつなぐインターネット・オブ・シングス(IoT)の技術を利用し、生産現場の革新に乗り出す。まずサーバーなどを手がける工場の全工程をセンサーで把握し、多品種少量生産の効率を高める。自動化で納期も25%短縮する。IoT技術の活用はドイツと米国が先行しているが、日本でも製造革新に使う動きが広がってきた。
秦野拠点(神奈川県 . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:企業1面〕
無線で電気を受けて、三菱重工の英語略称「MHI」の文字をパネル上部に点灯させた
三菱重工業は12日、電気を無線で送る実験に成功したと発表した。10キロワットの電力をマイクロ波に変換し、500メートル先に届けることができた。電力規模は最大で、距離も最長となる。交通インフラや洋上風力発電など、活用が見込まれる分野は多く、「無線送電」の5年後の実用化をめざ . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:消費Biz面〕
調査会社のIDCジャパン(東京・千代田)は12日、2014年のスマートフォン(スマホ)の国内出荷台数が2654万台だったと発表した。前年比で12.4%減で、スマホの普及が進んだ10年以降で初めてマイナスとなった。市場拡大に一服感が出ている。
メーカー別のシェアは米アップルが58.7%で首位、ソニーが14.2%と続いた。3位がシャープの11.4%だっ . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:消費Biz面〕
食品メーカーや外食企業がブランドを代表する看板商品に使う野菜を相次ぎ国産化している。カゴメはトマト飲料の原料となるトマトを全量国産化する方針だ。冷凍食品や外食のラーメンなどでも国産野菜に切り替える動きが広がっている。国産は鮮度が高いまま加工・調理できるほか、食の安心・安全を求める消費者ニーズにも応えられる。商品力を高める各社の動きは、国内農業の活性 . . . 本文を読む
〔15.3.13.日経新聞:アジアBiz面〕
シングポストはネット通販で購入した商品を受け取れるロッカーを設置している
郵便大手のシンガポール・ポスト(シングポスト)が物流事業に軸足を移し始めた。中国の電子商取引(EC)最大手のアリババ集団と提携。アジアで急拡大するEC需要を取り込み、物流部門の売上高はこの5年で2倍になり、全体の5割弱を占めるまで成長した。ネットの普及で減る一方の郵便 . . . 本文を読む