〔15.3.12.日経新聞:社会1面〕
東日本大震災から4年がたちました。ここに一同と共に震災によって亡くなった人々とその遺族に対し、深く哀悼の意を表します。
4年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う津波により、2万人を超す死者、行方不明者が生じました。テレビに映った津波の映像は決して忘れることのできない、本当に恐ろしいものでした。死者、行方不明者の中には危険を顧みず、人々の救助や . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:社会2面〕
保有株の価格をつり上げる目的でインターネットのサイトに虚偽の情報を流した疑いが強まったとして、証券取引等監視委員会は11日、バブル期に仕手筋として知られた70代の男性の関係先を金融商品取引法違反(風説の流布)の疑いで強制調査した。監視委は取引記録などの関係資料を押収し、同容疑での告発も視野に解明を進める。
男性は1980年代に多額の資金を使って株式を売 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:マーケット商品面〕
2014年に世界で金の現物を最も多く買った国はインドだった。地金と金貨、宝飾の個人消費量は843トン。これに次ぐ中国は814トンだった。14年に鉱山から掘り出された金の半分超を両国が飲み込んだ計算だ。
この10年でアジアの金の消費が急増している。金の調査機関、ワールド・ゴールド・カウンシルがまとめたリポートによると、中国の消費量は04年の3 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:マーケット商品面〕
レアアース磁石はHV向けなどで需要が増えている
レアアース(希土類)の最大の生産国、中国が1月に輸出制限枠を撤廃した。輸出枠はここ数年、年間輸出量が枠の上限を下回る水準で推移していたため、輸出量や価格に大きな変化は出ていない。市場では、枠とともに設定されてきた輸出税の行方が焦点とみられている。
輸出枠撤廃は日米欧が中国の措置は協定違反だと . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:マーケット総合2面〕
外国為替市場でオーストラリアドルが対ニュージーランドドルで最安値圏で推移している。これまでは豪ドルが趨勢的にNZドルよりも強かったが、足元では弱含んでおり史上初めて1豪ドル=1NZドルの「パリティ(等価)」を伺う。オセアニア通貨の力関係の変化で、日本の個人投資家もNZドルの投資を増やしている。
11日の外国為替市場では1豪ドル=1.04N . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:マーケット総合2面〕
千代田化工建設株が11日急反発した。一時は前日比6%高の1051円まで買われ、今年の最高値を付けた。経済産業省が燃料電池車に水素を補給する「水素スタンド」の安全審査を緩和すると伝わったのが買い材料になった。
千代建は化石燃料から取り出した水素を液化して運搬する事業の立ち上げを目指している。このところ相場がボックス圏で推移し、個別に材料の出 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:マーケット総合2面〕
東京株式市場でアジアの事業展開に力を入れている銘柄が上昇している。11日は東南アジアなどで事業を拡大する味の素やコーセーの上げが目立った。米国の株式相場が不安定な動きになるなかで、アジア圏の個人消費の拡大の恩恵を見込める銘柄に資金を分散する流れが出ているようだ。
味の素は一時前日比96円(3.8%)高となり24年8カ月ぶりの高値を付けた . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:マーケット総合1面〕
前日の米株安を物ともせず、11日の日経平均株価は反発した。誰がつけたか、公的マネーを指す「クジラ」が影響力の大きさを見せつけた一日となった。クジラは全部で5頭。買い余力は合計で20兆円を超えるとの試算もある。膨大かつ急激な資金流入が市場にゆがみをもたらすおそれはあるが、その影響力を過小評価すべきではないだろう。
「円相場との相関はなくな . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:投資情報面〕
若い家族層向けに軽量型の一眼レフデジカメを投入(イメージキャラクターの俳優、小栗旬さん)
「いい試合展開だったのに、最後に点を決められなかった」。2015年3月期の業績見通しを再び下方修正した2月。ニコンの牛田一雄社長は苦戦ぶりをサッカーに例えてこう表現した。連結純利益は200億円(前期比57%減)と、最終赤字だった10年3月以来の低水準になる。 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:投資情報面〕
オイスターバー大手で、「ガンボ&オイスターバー」など28店舗を展開する。カキは浄化が難しく他社が参入しにくいことから、外食業界特有の値下げ競争に巻き込まれにくい強みがある。
増資で調達する最大約4億円を使い、2017年3月期までに14店舗を出す計画だ。これまでと同様、都市部の百貨店や駅ビル内への出店を中心とする戦略をとる。吉田秀則社長は「広告費を . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:企業2面〕
ロームは11日、マレーシアに電子部品の組み立て工場を新設すると発表した。電圧の制御などに使うダイオードを生産する。投資額は約200億円で、7月に着工し、2016年8月に完成する見通しだ。スマートフォン(スマホ)や自動車向けの需要増に対応する。
同社はスマホや、自動車の心臓部である電子制御ユニットに使うダイオードで約2割の世界シェアを持つ。新工場建設で生 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:企業1面〕
大阪ガスは11日、2016年3月期に過去最大規模の2020億円を投資する経営計画を発表した。15年3月期の見込み額に比べ5割増の水準。国内のエネルギー需要が中長期的に縮小するなか、積極的なM&A(合併・買収)などで生活・情報分野など新たな収益源の育成を急ぐ。
生活関連などの「ライフ&ビジネスソリューション分野」で、北欧の化学子会社や情報子会社を通じてM . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:企業1面〕
日本ガイシは11日、ポーランドに自動車排ガス浄化装置の第2工場を建設すると発表した。投資額は約170億円で、8月に着工し、2017年1月に生産を始める。ディーゼル車向けの粒子状物質(PM)除去装置(DPF)を量産する。世界的な排ガス規制強化でDPFの需要が拡大していることに対応する。
新工場は同国第1工場から約50キロメートル離れたドンブロバ・グルニチ . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:企業1面〕
井関農機は東南アジア向け低価格トラクターを開発、インドネシア工場で生産を始める。工業化が進み農業従事者が減る東南アジアでは農作業の効率化に商機があるとみており、中国を除くアジア地域の2015年度売上高を約25億円と前年度比倍増させる。
東南アジアは二毛作や三毛作が可能なため、日本に比べ4倍程度と長い稼働時間に耐えられるよう、変速機や足回りの耐久性を高め . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:企業1面〕
信越化学工業は主力のタイ工場の高機能樹脂シリコーンの生産能力を、2017年までに年10万5千トンと5割増やす。投資規模は200億円。経済成長が続く東南アジアで車向けなどに増えるシリコーン需要を取り込む。米国では今年9月までに新製品開発の技術センターを設置。顧客に密着し特注品を開発する日本流を導入する。能力増強と顧客開拓で世界シェア拡大を狙う。
シリ . . . 本文を読む