日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

リスク管理が招く危機 似通う手法、売買も一極集中

2015年10月17日 | 株式全般
(日経10/17:マーケット総合1面)  16日の日経平均株価は続伸したが、1カ月余り続くレンジ相場を上に抜ける力強さはなかった。投資家は海外発の波乱要因に身構えたまま。気がかりなのは、相場の転機を探るリスク管理手法が広く共有されてきた点だ。その一つ「倒産確率」が米国企業などで上昇している。投資家の売買が同じ方向に傾き、相場変動を増幅する火種がくすぶっている。     「8年前と偶然の一致なら . . . 本文を読む

負けぬロボ「投資家」 レンジ相場、冷静に売買

2015年10月16日 | 株式全般
(日経10/16:マーケット総合1面)  15日の日経平均株価は反発し、週初からの連続大幅安がひとまず一服した。8月中旬以降、1万8000円を中心としたレンジ相場で投資テーマが見いだしにくい状況だ。運用者は四苦八苦だが、そんな悩みと無縁の、しぶとく負けない「投資家」がいた。     「多くの機関投資家は運用のかじ取りに相当悩んでいるようだ」。大和証券グローバル・エクイティ・セールス第一部の上 . . . 本文を読む

ETF、売買代金が高水準 レバレッジ型、個人の短期マネー流入 現物株相場に影響拡大も

2015年10月16日 | 株式全般
(日経10/16:マーケット総合2面)  上場投資信託(ETF)の売買が膨らんでいる。10月の総売買代金は2兆4000億円を超え、東証1部の代金のほぼ1割に相当する規模になった。世界景気の減速や金融政策の不透明感が強いなかで、実際の株価指数の変動より大きな値動きで短期的に値幅を狙いやすい「レバレッジ型」のETFなどに個人の資金が向かっている。売買の増加で現物株相場への影響が増す可能性もある。 . . . 本文を読む

日本株、業績優位揺らぐ 世界景気不安、中・小型に避難

2015年10月15日 | 株式全般
(日経10/15:マーケット総合1面)  14日の日経平均株価は大幅続落し、節目の1万8000円を約2週間ぶりに割り込んだ。景気に敏感に反応する大型株が下げを主導した。世界経済の先行きへの不透明感が強まるなか、欧米に比べて堅調な企業業績という、これまで株高を支えてきた前提が揺らいでいる。投資家は主力銘柄を避け、中小型株に選別投資する姿勢を強めている。     14日は業績の先行きが不透明な銘 . . . 本文を読む

中国ショックの爪痕 日本株選好姿勢に陰り

2015年10月14日 | 株式全般
(日経10/14:マーケット総合1面)  13日の日経平均株価は反落し、上値の重さが意識される展開となった。中国ショックの嵐はひとまず去ったが、積極的な買いの動きは乏しい。急落前と急落後の大きな違いは、市場の世界景気への期待が低下したことにある。爪痕は深く、世界景気に敏感な日本株の年末高はハードルが高くなっている。     「人民元の切り下げによる円高リスクが高まっているのではないか」。ヘッ . . . 本文を読む

高速売買活発、東証5割に 8~9月、海外勢など商いに厚み 「株価の変動増幅」指摘も

2015年10月14日 | 株式全般
(日経10/14:マーケット総合2面)  東京株式市場で高速売買の存在感が高まっている。「コロケーション」と呼ばれるサービスを経由した高速売買の比率が、東京証券取引所で初めて全体の約5割(約定ベース)まで上昇した。コンピューターで自動売買を繰り返す海外ファンドの利用が増えている。売買が活発になる一方、株価の変動を増幅させるとの指摘もある。     東証は場所を非公表とするが、コロケーション . . . 本文を読む

個人、中小型株に資金 新興2市場 8月末以来の高値

2015年10月14日 | 株式全般
(日経10/14:マーケット総合2面)  個人投資家の資金が新興市場に向かいつつある。13日の東京株式市場では東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価ともに続伸し、そろって8月31日以来、およそ1カ月半ぶりの高値を付けた。日経平均株価は先週、週間で713円(4%)上昇しており、大型主力株の上値は徐々に狭まっている。代わりに値動きの軽い中小型株に注目する投資家が増えているようだ。  画像処理ソ . . . 本文を読む

ひとまず去った嵐 静かに買う巨大投資家

2015年10月10日 | 株式全般
(日経10/10:マーケット総合1面)  9日の日経平均株価は大幅に反発し、週間では713円(4.0%)高と4週ぶりの上昇となった。米利上げ懸念が和らぎ、悲観心理の修正が進む。極端に荒い値動きが一服し、巨大な機関投資家も押し目買いに動き始めた。市場にはひとまず安堵感が広がる半面、反発の持続力には懐疑的な見方も残る。  「本腰を入れた買いとまではいかないが、物色意欲が少し戻ってきた」。大和証券グロ . . . 本文を読む

大型株が上げ主導 指数上昇 海外勢など買い戻し

2015年10月10日 | 株式全般
(日経10/10:マーケット総合2面)  株式相場で大型株の上昇が目立っている。時価総額が大きい銘柄で構成する東証の大型株指数は9月29日の安値から11%上昇した。米利上げや中国景気への悲観論がやや後退し、景気敏感の主力株中心に買い戻しが広がっている。一部の海外勢や長期投資家が、割安感から主力株を買い出したとの指摘もある。  日経平均株価が直近の安値を付けた9月29日からの主要株価指数の上昇率を . . . 本文を読む

業績相場 移行へ半歩 電機・自動車株見直し機運

2015年10月09日 | 株式全般
(日経10/9:マーケット総合1面)  8日は日経平均株価が7日ぶりに反落した。月末の日銀による追加金融緩和への期待が根強いが、さすがに6日間で1400円近く上げたこともあり、利益確定売りが先行した。これまで相場を支えてきた内需株の下げが目立つ一方、自動車や電機など主力輸出株で見直し機運が強い。中国ショックですっかり影を潜めたが、好業績期待が大きい銘柄が素直に評価される「業績相場」への移行をにら . . . 本文を読む

「含み益銘柄」戻り鈍く 医薬品や小売り、海外勢が利益確定売り 機械など景気敏感株に資金

2015年10月09日 | 株式全般
(日経10/9:マーケット総合2面)  医薬品や建設、小売株など年初からの値動きが相対的に好調で含み益の出ている銘柄の戻りが鈍い。米利上げ観測の後ずれなどで株式相場が持ち直すなか、こうした「含み益銘柄」は海外勢を中心に利益確定売りの標的となっているためだ。一方で8月下旬から9月下旬にかけて中国景気の減速懸念で大きく下げた機械株や鉄鋼株など景気敏感株に資金を移す動きが広がっている。      . . . 本文を読む

ETF活況に危うさ 相場の不安定さ増幅も

2015年10月07日 | 株式全般
(日経10/7:マーケット総合1面)  株式市場で上場投資信託(ETF)が相場を揺さぶる場面が増えている。株価指数に連動した運用が比較的低コストでできるとして個人投資家による売買が膨らむ半面、個別の現物株の売買が細っているためだ。海外では日本株に投資する米国の大型ETFから資金流出が続いており、先行きを危ぶむ見方も出てきた。     「海外投資家の買い戻しが中心だった」(BNPパリバ証券の丸山 . . . 本文を読む

日欧の追加緩和期待で買い戻し 株空売り比率が低下基調 先高観、資源関連が上昇

2015年10月07日 | 株式全般
(日経10/7:マーケット総合2面)  株式市場で売買代金に占める空売りの比率が30%台に下がってきた。「米利上げが遠のき緩和マネーが再びリスク資産に向かう」との見方が広がっているためだ。日欧の追加緩和期待をもとに株価の先高観が強まるなか、資源関連株などこれまで売ってきた株を買い戻すきが広がっている。     日経平均株価は6日に5日続伸し、5日間の上げ幅は1200円を超えた。株高の原動力は空 . . . 本文を読む

クボタなどTPP関連株にぎわう 銘柄間で明暗も

2015年10月07日 | 株式全般
(日経10/7:投資情報面)  環太平洋経済連携協定(TPP)大筋合意の発表を受けた6日の東京株式市場ではTPP関連銘柄に買いが広がった。クボタなど農業関連や食品、自動車関連株の一角が大幅続伸した。半面、関連株でも日本ハムなどは反落しており、買いが持続するかは不透明だ。  クボタは2日連続で前日比3%高、サカタのタネは一時17%上げた。TPPで国内農業が活性化し、農機や種子の販売が拡大する期待 . . . 本文を読む