〔15.1.14.日経新聞:社会2面〕
バリアフリーの住まいでスタッフが安否確認などを行う各地の「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」などを巡り、運営事業者が不要な介護保険サービスを提供したり、自社の介護サービス利用を入居の条件にしたりする事例が横行している疑いの強いことが、13日までの厚生労働省の調査で分かった。監督する自治体の半数以上が、こうした事態を問題視していた。
厚労省がサ高住 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:社会1面〕
新構造を採用したビルの実験(茨城県つくば市)
国土交通省国土技術政策総合研究所と建築研究所は13日、地震に強い新構造を採用した鉄筋コンクリート製ビルの損傷実験を一般に公開した。東日本大震災級の大地震に襲われても建物が倒壊せず、地震直後から使い続けることができるのを実証できたという。
東日本大震災の際は、倒壊を免れても、損傷がひどくて使えなくなったビ . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:マーケット商品面〕
食品トレーの製造コストも下がりそうだ
食品容器や建設資材などに使うポリスチレン樹脂の国内取引価格が下落した。原油安を受けて樹脂原料となるベンゼンが値下がりしたのを反映した。内需も鈍く、需要家から値下げ圧力が強まった。これまでの高値で採算が悪化していた加工メーカーのコスト負担は和らぎそうだ。
国内の樹脂メーカーが出荷価格を引き下げ、年明け . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:マーケット商品面〕
米国のシェール革命を追い風に、急成長を続けてきたエネルギー関連事業への投資が踊り場にさしかかっている。原油価格の急落を受け、投資マネーが流出。代表指数は約1年ぶりの安値をつける場面があり、足元で値動きの激しさが目立つ。
エネルギー分野で日本マネーの流入が目立つのがMLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)に投資するファンド。MLPは原 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:マーケット総合2面〕
株式市場で銀行や保険といった金融株への先高期待が後退してきた。長期金利が過去最低水準の更新を続け、利ざやを稼ぐ運用環境の悪化が懸念されている。日本株の軟調も重荷だ。原油安や欧州のデフレ懸念を背景に世界の投資家がリスク回避に傾きつつあり、時価総額の大きい金融株の保有を減らす動きも出ている。
金融株の中でも、13日は保険株の下げが目立った。 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:マーケット総合2面〕
アドバンテスト株が軟調だ。13日は一時、前週末比5%安の1360円まで下げ、約2カ月ぶりの安値をつけた。12日に顧客の米半導体大手サンディスクが2014年10~12月期の売上高の見込みを引き下げたことを嫌気した。
サンディスクが手掛けるNAND型フラッシュメモリーはスマートフォン向けなどの需要拡大が続くとみられてきただけに、市場の驚きは大 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:マーケット総合2面〕
スイスフランが対ユーロで高止まりしている。スイス国立銀行(中央銀行)が無制限のユーロ買い介入に踏み切る「介入ライン」の1ユーロ=1.20スイスフランに肉薄した水準で推移。中銀はマイナス金利の導入を決め、フラン売り介入も断続的に実施しているが、フラン高圧力は和らいでいない。
スイスフランは13日の外国為替市場で1ユーロ=1.200スイスフラ . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:マーケット総合1面〕
原油安を起点にした不安が市場に広がっている。原油急落の問題が、信用リスクが高まる導火線になるかもしれないとの懸念だ。原油高は続くし、潤沢な緩和マネーが金融市場の安定を支えるとみていた市場参加者の多くの予測。それを見誤ったツケが待っているのではないか。市場には「流動性は幻想」だとする警鐘も混ざり始めている。
「破綻懸念先リスト」。市場関係 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:マーケット総合1面〕
円相場は続伸した。午後5時時点では1ドル=118円24~25銭と、前週末9日の同じ時点と比べて1円19銭の円高・ドル安水準で推移した。
朝方から円買い・ドル売りが先行した。原油先物価格の急落を背景に、投資家がリスクを回避する姿勢を強め、円を買いドルを売る動きが優勢だった海外市場の流れを引き継いだ。日経平均株価の下落も円買いを誘った。10時 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:マーケット総合1面〕
日経平均株価は4営業日ぶりに反落。ロシア、ベネズエラなど産油国の景気不安や、米株安などを背景に投資家心理が悪化。リスクを回避する売りが優勢だった。
午前の日経平均は一時369円安まで下げ、1万7000円を割り込む場面があった。その後、円高が一服すると自動車株などに買いが戻り、下げ幅を縮めた。JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:投資情報面〕
日本経済新聞は26日から、「予想1株利益」の算出方法を「自社株を除く発行済み株式数ベース」に変更します。現在は自社株を含めた株式数を使っていますが、より市場の実勢や企業の情報開示の実態に近づけます。予想1株利益が変わることで、PER(株価収益率)などの投資指標も従来の数値から変動する可能性があります。
以下に変更の詳細と背景を説明します。
1 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:投資情報面〕
13日の東京市場でイオン株が急落した。一時は前週末比7%安の1126円まで売られ、約1カ月ぶりの安値を付けた。終値は6%安の1143円50銭で、東証1部値下がり率ランキング上位に顔を出した。9日に発表した2014年3~11月期の連結決算が市場予想を下回り、警戒感が広がった。業績好調な小売株は底堅く推移しており、選別色も強まっている。
イオンの営業利益 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:投資情報面〕
大塚商会の2014年12月期の連結経常利益は、前の期比13%増の380億円程度となり、2期連続で過去最高を更新したようだ。従来予想は12%増の375億円。米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポート終了に伴い、パソコンの販売が好調だった。好採算のシステムの保守・運営事業も伸びた。
売上高は6%増の6000億円強と、従来予想並 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:投資情報面〕
日東電工の2015年3月期の連結営業利益は1000億円強に達する見通しだ。従来予想は880億円だった。06年3月期(892億円)以来9年ぶりに過去最高を更新する。スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)向け部材が好調で、円安も追い風となる。足元も需要は旺盛で16年3月期の業績も増益基調が続く公算が大きい。
同社は今期から国際会計基準 . . . 本文を読む
〔15.1.14.日経新聞:企業2面〕
三菱重工コンプレッサの広島工場ではフル生産が続く(広島市)
三菱重工業は2015年中にブラジルでコンプレッサー(圧縮機)の生産を始める。現地で需要が拡大する石油化学プラントなどに供給する。ロシアでも現地メーカーへの生産委託を検討している。海外では米国で今春から工場が稼働する。プラント向けの大型コンプレッサーの現地生産を広げ、大手の米ゼネラル・エレクトリ . . . 本文を読む