〔15.1.15.日経新聞:電子版〕
【ジュネーブ=原克彦】スイス国立銀行(中央銀行)は15日、スイスフランの対ユーロでの上昇を抑えるために導入していた外国為替市場での「無制限介入」を終了すると発表した。一方、22日に開始するマイナス金利は、金融機関から徴収する手数料を当初予定の年0.25%から年0.75%へと変更し、引き続き物価上昇率の引き上げを狙う。
決定に伴い、政策金利の幅はロンド . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:マーケット総合2面〕
インドルピー高が一段と進んでいる。インドは原油消費量の7~8割を輸入に依存しており、足元の原油安で経済成長の押し上げが期待できるためだ。モディ政権の改革への期待が再び高まっているのも追い風だ。ただ、金融市場でリスク回避の姿勢が一段と強まれば、経常赤字を理由に一転売り込まれる可能性もある。
14日の外国為替市場でインドルピーは一時1米ドル= . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:マーケット総合1面〕
日本株に強気だった投資マネーが、原油価格の急落に虚を突かれている。14日の日経平均株価は引けにかけて大幅に下落した。それだけに目立つのが、原油安にもかかわらず値上げをして業績を拡大できる企業だ。裾野が広がるかどうかはアベノミクスの成否を左右する。
日本株の先行きについて、投資家の間には、もともとは楽観ムードもあった。野村証券は大発会の翌6 . . . 本文を読む
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
14日の東京外国為替市場で円相場は大幅に3日続伸した。17時時点では1ドル=117円01~04銭近辺と、前日の17時と比べて1円23銭の円高・ドル安水準で推移している。
朝方から、円買い・ドル売りが先行した。原油先物の急落や米株式相場の下落を背景に、投資家心理が悪化し、低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢だった前日の海外市場の流れを引き継いで始まった . . . 本文を読む
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
14日の東京株式市場で日経平均株価は続落した。終値は前日比291円75銭(1.71%)安い1万6795円96銭。4営業日ぶりに1万7000円の大台を割り込み、2014年12月16日以来ほぼ1カ月ぶりの安値を付けた。原油安を背景に前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が続落。日本株もリスク回避目的の売りが終日優勢だった。円安・ドル高が一服した影響もあり、ト . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:投資情報面〕
サカタのタネが14日発表した2014年6~11月期の連結決算は、純利益が前年同期比97%増の29億円だった。中国向けのニンジン種子など野菜種子の輸出が伸びた。円安で為替差益が発生したほか、固定資産売却に伴い特別利益を計上した。
売上高は8%増の263億円だった。海外売上比率は約53%と6~11月期としては初めて5割を超えた。 . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:投資情報面〕
眼鏡専門店「JINS」を展開するジェイアイエヌが14日発表した2014年9~11月期の連結決算は、純利益が4800万円と前年同期比31%減った。けん引役だったパソコン用眼鏡の需要が一巡し、既存店売上高が18.5%減少したことが響いた。
売上高は微減の81億円だった。広告宣伝費の圧縮など支出抑制に努めたが、売上高販管費率は上昇した。営業利益は4%減の2 . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:投資情報面〕
タマホームは14日、2015年5月期連結業績予想の下方修正を発表した。純利益は前年同期比98%減の3900万円となる見通しだ。従来予想は7%減の16億円だった。14年に実施された消費増税前の駆け込み需要の反動減が長期化している。消費税率10%への再増税の延期が決定し、今期の下期に見込んでいた駆け込み需要がなくなったことも響いた。
予想純利益の下方修正 . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:投資情報面〕
かつら大手のアデランスが14日発表した2014年3~11月期の連結決算は、純利益が前年同期比39%増の41億円だった。積極的な新規出店や広告宣伝活動により、女性向けかつらや男性向け育毛・増毛商品の販売が好調だった。営業外収益に計上する為替差益が円安によって増えたことも寄与した。
売上高は16%増の560億円だった。国内で新規出店を進めたほか、全国の . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:投資情報面〕
ドトール・日レスホールディングスが14日発表した2014年3~11月の連結決算は、純利益が前年同期比39%増の47億円だった。価格設定を比較的高めにした喫茶店「星乃珈琲店」が好調だった。チルド飲料の卸売事業はコンビニエンスストアなどで販路を広げた。
売上高は906億円と5%増えた。スパゲティ店「洋麺屋五右衛門」などの新規出店コストを吸収し、営業利益は1 . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:投資情報面〕
日本電産が積極的なM&A(合併・買収)をテコに事業構造の転換を進めている。車載や家電・産業用モーターなどがけん引。2015年3月期(米国会計基準)の連結売上高は1兆円の大台に乗せる見通しで、純利益は2期連続で過去最高を見込む。永守重信会長兼社長に今後の成長戦略や株主配分について聞いた。
――今期の売上高は初の1兆円達成が視野に入ってきました。
. . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:投資情報面〕
北越紀州製紙の2014年4~12月期は、連結経常利益が前年同期比約5割増の60億円前後になったようだ。4~12月期としては3年ぶりの経常増益となる。主力の洋紙は14年3月期に実施した2度の値上げが寄与し、採算が改善した。
売上高は微増の1630億円程度になったようだ。洋紙は値上げの浸透で販売単価が上昇し、出荷数量の伸び悩みを吸収した。円安で東南ア . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:企業2面〕
業務用発光ダイオード(LED)照明大手の遠藤照明は今春までに、タイ工場の生産量の2割を国内に移す。対象は学校や工場向けの直管型照明。円安で海外で生産する日本国内向け製品の採算が悪化しているためで、今後は佐野工場(栃木県佐野市)での生産に切り替える。バンコクの工場ではこれまで月10万台程度を生産していた。 . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:企業2面〕
日本マイクロソフト(MS)は15日に複数の企業が設備を共用する「共有型クラウド」に専用線を使って安全に接続できるサービスを始める。インターネットを介さないためサイバー攻撃などのリスクを抑えられるという。これまでクラウドを使ってこなかった企業などに導入を促し、3年間で1200社の利用を目指す。
インターネットイニシアティブ(IIJ)やデータセンター設備 . . . 本文を読む
〔15.1.15.日経新聞:企業2面〕
大手製造業が主要な情報システムにクラウドコンピューティングを活用し始めた。旭硝子は米アマゾン・ドット・コムと組んで、システム関連費用を2割減らす。積水化学工業は生産管理システムを米マイクロソフトのサービスを使って構築する。IT(情報技術)やサービス産業に続き、製造業が使うことで普及に弾みがつきそうだ。
旭硝子と積水化学はそれぞれ、複数の企業がデータ . . . 本文を読む