チャチャヤン気分

《ヘリコニア談話室》後継ブログ

合掌

2023年01月31日 16時58分23秒 | 日記
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合掌

2023年01月30日 02時24分56秒 | 日記

 
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大江健三郎『晩年様式集』に着手

2023年01月27日 22時30分54秒 | 日記
今日たまたま、アマゾンの販売ページを見ていて、大江健三郎『晩年様式集』という近作があるのを知りました。
2016年に刊行されていて、惹句に「著者最新にして「最後の小説」」とあります。
で、ピンときた。
もしかしてこれ、眉村さんの『その果てを知らず』に対応する作品なのでは?
ということで、早速キンドル版を購入。光の速さで届きました。
もう私、紙の本は読めなくなっていますので、電書一択。ただしPCではつらい。スマホでようやく辛うじてなのです。それにしても、わが晩年にスマホなるツールが間に合っていたのは、本当に僥倖というべきかも。
ということでパラパラとめくってみました(もちろん比喩です)。
おお。冒頭にこんな一文が。
「しかも私はこれまでの仕方で本を読み続けることができなくなっている。 あれこれ読んでみないのではないが、かつてのようには集中できなくなくなった。読み始めるとすぐ、心ここにあらずというふうになる」
これはシンクロニシティなのか!? まるで私が購入することを予め見越していたような……
と言うのは冗談ですが、主人公の名前が「長江古義人」なのです。
この人物、大江の晩年の小説によく登場する大江自身の小説内キャラでして、これも眉村さんの「エイやん」に対応する設定ですね。
いやーこれは楽しみ。
なのですが――
「読み始めるとすぐ、心ここにあらずというふうになる」近年のわたくしに、果たして本書を読み通すことができるでしょうか(>おい)\(^o^)/

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合掌

2023年01月25日 21時43分13秒 | 日記
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Re;兵站

2023年01月23日 10時02分24秒 | 日記
雀部さん

純粋に私家版なのです。
ただ、数冊しか作ってなくて、私も借りて読みました。
面白いので、オンデマンドにすればいいのに、と言ってみたのですが、そんな気はないようです。残念。
中国大陸編では、上官が次々戦死したことで、図らずも、というか、やむなく、というか、部隊を指揮する立場になるのですが、そのときはすでに終戦直前。結局著者の任務は、江南に展開していた部隊を、一兵も脱落者を出さず無事南京まで連れてかえることになるわけです(そこで部隊が解散される)。
で、その任務は(ひとりだけ負傷がもとで亡くなりますが)果たされるのですが、共産党軍の追撃や匪賊の襲撃と戦いつつ(勝手に村から食料を調達することもできない。村人は豹変して牙を剥きます)行われた撤退作戦は手に汗握るもので、いや小説並みに面白かったです。
じつはその後の、南京で軍人から民間人に戻されてから、帰還船に乗船するため上海に移動するまでの話が、そのときは軍の後ろ盾がない身分となっていますから、辛酸を極める。これも面白かった!
いやいや、帰り着いた日本は焼け跡闇市の時代で、そこでも著者は体力と知力を尽くして商売人として成功していく。まるで「どてらい男激動編」かと思いました。
ちなみに「どてらい男激動編」のOPには、不肖わたくし、帰還兵の通行人役で闇市をさまようシーンが収録されております\(^o^)/

      ――――――

兵站 (雀部陽一郎@「アニマ・ソラリス」)
2023-01-20 13:53:44
まあ「兵站」という単語があるくらいだから、全く理解してないということはないのでしょうが(笑)
林先生には、『太平洋戦争のロジスティクス』という著書もあって、こちらのほうは趣味的に出されているみたいです。
当時、陸軍の主要輸送手段が馬車だと知ってカルチャーショックをうけたのは内緒です(笑)

>小中で同級生だった友人のお父さんが自伝を出していて
 これは私家版なのでしょうか。流通してない本だったら、林先生が読みたがられるかも。

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Re;林譲治先生著者インタビュー

2023年01月16日 20時09分42秒 | 日記
雀部さん

旧日本軍には兵站という考え方がなかったんですよね。
小中で同級生だった友人のお父さんが自伝を出していて、その白眉は戦争末期、大学を出て甲幹(だったか)で即江南に配属され、どんどん上官が死んで最終一部隊を指揮した話なんですが、必要物資はすべて(まあ制服や武器は違いますが、というかそれを交渉して(人脈や泣き落とし含む)確保するのも指揮官の仕事だったんですね)自己調達が原則だったと書いていて、進軍した村に入り込んで、どうやら(と書くのは、そこをやんわりオブラートに包んで記述しているからですが)村人に無断で食料(牛一頭を勝手に引っ張って帰ってとか。村人は大迷惑です)を調達していたみたいですね。
最初は平身低頭で黙認だった村人が、八路軍が優勢になってくると、とたんに態度を変えて抵抗したりして、読み物としても一級の記述で、面白かったのですが――
と言うのは置いといて、
そんな無兵站で戦えという日本軍は、そもそも無謀にも程があり、負けて当然だな、と感想を持ちました(^^ゞ
林さんの作品はそんなところも踏まえてのものかもしれませんね。

      ――――――

林譲治先生著者インタビュー (雀部陽一郎@「アニマ・ソラリス」)
2023-01-15 16:00:32
 ただいまインタビュー進行中です(汗;)
 デジタルケイブでの「『星系出雲の兵站』シリーズ完結記念トークイベント(林譲治×Rey.Hori)」で、第一巻の帯の煽り文句「英雄の誕生とは、兵站の失敗に過ぎない」からのながれで、影響を受けたのは、谷甲州先生の「航空宇宙軍史」と眉村先生の「司政官」を上げられていて、この二つとご自身の『星系出雲の兵站』は、どれも人手が足りない話なんだよねと(笑)
 また224号の著者インタビューでは詳しくおうかがいする予定です。

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「幽香嬰女伝」を読んだ

2023年01月13日 00時15分41秒 | 日記
佐藤春夫「幽香嬰女伝」を読みました(in青空文庫)。
冒頭がこれ。
「霊魂不滅という説がある。わたくしは必ずしもその説を信奉する者でもないが、しかし界を異にすると聞く幽明の界は、一般に考えられているほどにはきっかりと別れているのではないような気がする。いや現にこれを証するような事実が多いのをわたくしは知っている。」
否が応にも期待が高まるではありませんか。で、実際期待どおりでした(^^)
「田園の憂鬱」にも一種の怪異が現れますが、そのときも記したように、作者は怪異をそのまま受け入れるのではなく、合理的な解釈の余地も必ず残していました。
本篇もそこは同じで、ただ、「田園」よりもいっそう怪異寄りであり、最終的には怪異(というと本篇に限っては作者は怒るかもしれません)霊的存在を肯定していますが、それでもなお合理的解釈の余地を残しています。
もしかして、作者はフロイトを読んでいた? 
多分読んでいますね。佐藤春夫の蔵書目録って、ネットにないのかな。調べてみたい(^^;

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Re; 村上知子さんの眉村さん評伝

2023年01月12日 10時31分37秒 | 日記
斎藤さん
私はTVアニメは見ていませんが、小学校のとき、小学館の少年少女世界の名作文学全50巻に収録されていたのを読みました(多分抄訳?)
この全集からは、何度も読み返したお話も多いですが、このお話は読み返しませんでしたね。
今はかなしい話も大丈夫ですけれど(むしろ大好き)、当時は二度と再体験したくなかったのですね。笑。
ここが斎藤さんと私の性格の差かも(>おい!)\(^o^)/

      ――――――

Unknown (斎藤)
2023-01-12 06:14:55
こんにちは。
私も、眉村さんツイッターで「かまくら春秋」のことを見て、即、注文しました。
値段がとても優しく、その上、送料無料なのも嬉しいですね。
村上知子さんの文章を早速読みました。
とても興味深い内容でした。
特に嬉しかったエピソードは「家なき娘」のところです。
眉村さんの記憶に「ペリーヌ」の名前が刻まれていたということも、この物語がとても良く出来ていることの現れなのだと思いました。
私にとってのオールタイムベストアニメのナンバー1がこの「ペリーヌ物語」なので、とても思い入れがあります。
DVDを購入して何度も見直し、テレビでの再放送も何度も見ました。
何度見ても全く飽きません。いつも同じ場所で号泣してます。
原作本も3種類(抄訳版、全訳版、訳者別)購入しています。
眉村さん一家も「世界名作劇場 ペリーヌ物語」を見ていたのですね。
感無量です。
「かまくら」の次号の文章もとても楽しみです。


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Re; 謹賀新年

2023年01月12日 10時14分11秒 | 日記
トマトさん
全く畑違いの仕事にかわられたのでしたね。パン屋さんでしたっけ。
かわってリフレッシュされているようで何より\(^o^)/

>ロードバイク(自転車)を購入してせいぜい3時間程度のライドを楽しんでいます
若い! 私には到底無理なご趣味です。汗。汗。

今年もよろしくお願いいたしますm(__)m

      ――――――

明けましておめでとうございます。 (トマト)
2023-01-11 20:03:00
明けましておめでとうございます。
管理人様ご母堂のお世話、お疲れさまです。

当方郷里に戻って、全然別な業界に首を突っ込み、修行させて頂いています(汗)
最初からこっちにいってればよかったかな…。

もう法務のことなんか思い出したくありません…。

昨秋、ロードバイク(自転車)を購入してせいぜい3時間程度のライドを楽しんでいます。

東京にいたとこなんて、本当に邯鄲の夢…ですね…。

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Re; Re; 村上知子さんの眉村さん評伝

2023年01月12日 10時01分19秒 | 日記
雀部さん
アニマソラリスを見に行きましたが、林さんのインタビューはまだ未公開なのですね。
司政官がどういうふうに拡大されて使われているのか非常に興味があります。
公開を楽しみにしております!

      ――――――

Re; 村上知子さんの眉村さん評伝 (雀部陽一郎@「アニマ・ソラリス」)
2023-01-11 15:09:09
本日届きました。早い!(^o^)/

司政官、日本SFでは説明抜きで使える一般用語になったのかな。ワープとかブラックホール並に(笑)
元々の使い方からの、拡大した使い方だと思うのですが。

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