The Man Without A Map (1968) 720P. Starring Shintaro Katsu. RARE (ENG Subtitles)
YouTubeで観ました。
いうまでもなく「燃えつきた地図」の映画版であります。
脚本も安部公房自身ながら、しかし原作とはほとんど別物(車がメインモチーフなのは同じかもですが)。
監督は勅使河原宏。いやもう、ムンムン濃密な映像美で、初見の私は圧倒されまくりでありました。
ということで印象はやはりヌーベルバーグ。表現主義的な映像もあり、というか、いやまあ表現主義自体、そもそもヌーベルバーグに包摂されていましたね。
とにかく、特に前半ですが、筋と直接関係ない映像がポコポコ嵌め込まれて、ヌーベルバーグ感が半端ないのでした。こういう良い意味での夾雑物、現今の映画からは放逐されてしまったんだなあ、と、いまさらながら(フィルムのザラザラ感も含めて)。
だいたい主演が勝新太郎で制作も勝プロ。となりますと、もっと後年ですが、勝制作監督の「座頭市」のヌーベルバーグ感も思い出されてくるわけで、そういえば車に疎いのでアレですが、主人公の勝が乗っているのが、ルノーのミニクーペ風の小型車(ドアが逆開きの)でして、それも映像の風景をパリの一角かと妄想させます。うーん、よい。
音楽は武満徹で超豪華。冒頭は「ウルトラQ」でしょうか(>おい)\(^o^)/
いうまでもなく「燃えつきた地図」の映画版であります。
脚本も安部公房自身ながら、しかし原作とはほとんど別物(車がメインモチーフなのは同じかもですが)。
監督は勅使河原宏。いやもう、ムンムン濃密な映像美で、初見の私は圧倒されまくりでありました。
ということで印象はやはりヌーベルバーグ。表現主義的な映像もあり、というか、いやまあ表現主義自体、そもそもヌーベルバーグに包摂されていましたね。
とにかく、特に前半ですが、筋と直接関係ない映像がポコポコ嵌め込まれて、ヌーベルバーグ感が半端ないのでした。こういう良い意味での夾雑物、現今の映画からは放逐されてしまったんだなあ、と、いまさらながら(フィルムのザラザラ感も含めて)。
だいたい主演が勝新太郎で制作も勝プロ。となりますと、もっと後年ですが、勝制作監督の「座頭市」のヌーベルバーグ感も思い出されてくるわけで、そういえば車に疎いのでアレですが、主人公の勝が乗っているのが、ルノーのミニクーペ風の小型車(ドアが逆開きの)でして、それも映像の風景をパリの一角かと妄想させます。うーん、よい。
音楽は武満徹で超豪華。冒頭は「ウルトラQ」でしょうか(>おい)\(^o^)/