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政治家の迂回寄付 怒りやまず

2013年05月14日 | 自治体議員活動報告
 社民党の佐藤征治郎県議会議員が5月14日、朝日新聞の声欄に投稿した文書です。



政治家の迂回寄付 怒りやまず



 県議 佐藤 征治郎(さいたま市岩槻区 73)

 迂回寄付報道に改めて怒りがわいてきた。かつて埼玉県議会で、議員同士がお互いに献金し合い、税の控除を受けた「回し献金」が厳しい批判を浴びた。この時も今回同様、自民党議員が大半だったが、その後も政治とカネを巡る問題は国会、地方議会を問わず、後をたたない。
 国会議員には政党交付金、地方議員には政務活動費が、それぞれ党、会派を通じて税金から支給されている。これはとかく癒着を生みやすい企業・団体献金を抑制し、個人献金を促すことが当初の目的だった。議員自ら支部長である政党支部に寄付をして税控除を受けた上、これも自ら代表の資金管理団体にカネを移すというのが迂回寄付だ。まさに書類上だけのカネの移動で控除を受けるとは、まことに都合のよい方法だ。
 一般企業の脱税には厳しく目を光らせる税務当局には同等の徴税姿勢を期待する。同時に、増税を財政再建のためと説く政治家は「悪しき慣習」などと開き直るのだはなく、脱法行為すれすれの行動を慎むべきだ。この問題を放置すれば国民の政治不信はさらに広がる。

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