こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

ギリシャの神々が、知らず知らず

2014年08月25日 | 無意識の世界
風邪をひいて、ちょっと体調を崩しました。
残暑の厳しい頃に風邪をひくなど珍しく、
この4月から5月にかけても同じ症状で体調を崩して、
快復するまでけっこう時間がかかったのは、
私にとっては、ちょっとした異変でありました。

この度は偶々来訪した友人が、整体的な観点から、
「体の冷え」が原因ではないかと助言してくれたのは
ちっとも自分で気付かなかっただけに、すっと胸に落ちました。

冷えに対しては用心深い方だったと思うのですが、
なぜか、このところ無頓着に過ごしていたと、
思い当たる節がいろいろあります。

身近な「死」の経験が体を冷やし不調の原因になることもあると、
これは今回はじめて聞いたことですが、これに関しても納得できます。
おそらく、この3年余り知らず知らず体を冷え込ませて、
冷えていることに気付けなかったのです。

体が冷えこむということは、心においては、
感情が抑え込まれていることに対応するのかもしれません。
抑圧されているなど、どんな感情が抑圧されているのか、
おそらく逝かれてしまったこと人々に関係していると推察できても、
未だ、どんな感情か意識できないし意識したいとも思いません。

知らず知らず抑え込まれた感情は、
知らず知らず解放するということもありで、
無理に意識化する必要もないのでしょう。

そういう意味でも。
ギリシャ神話は知らず知らずの解放にうってつけなのだと思います。

読み出したときは、まったく意識しなかったのですが、
必要があって無意識の要求が神話の再読を促したのかもしれません…そう思えますね。
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