現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

No action, no reaction

2014-10-23 | Weblog

その昔、中学校ぐらいの頃か、授業で、「作用あれば反作用あり」 と、よく口にする先生がいた。わかるような、わからないような、なんとなくであるが、「だから何?」 みたいな態度でそれを聞いていたような気がする。これを逆にいえば、何もしなければ、何も起こらないということとも言えなくもない。理屈や経験で、そのことはわかっている。そうはいっても、なんでもかんでもアクションをとればいいものでもない、というか、とれるアクションにも限りがあり、気持ちは能動的に動きたくても、実際に、そうたやすく 「このようにすればいい」ということが決まっているばかりでもない。「待てば海路の日和あり」 ということもあろうが、待つということには、往往にして忍耐というものがついて回るものだ。

知らせがないのは良い便りとは、よく言ったもので、ここのところ、知らせが入ると、気落ちするようなことばかりだ。そういう意味で、待たされた挙句に、思いとは逆の方向だと、倍落ちだ。

世の中とは、世間とは、そういうものなんだろう。どちらかというとアクティブな方だと思うので、動いているほうが楽なのだが、そのようにばかり事を運べないのも事実だ。大仏のように、どかっと座しているだけなら、どんなに楽なことだろう。