昔、テレビ番組で、コマーシャルやニュース、天気予報などに変わると、つまらないので、
トイレへ行ったり、一息ついたりで、あまり興味をもつことがなかった。
それが、年を取ってくると、いままで無関心だったニュースや天気予報を真剣に
耳を傾けている。天気予報で、最近になって、線状降水帯という集中豪雨につながる状況を
説明しているが、一体、いつから、こんな聞きなれない天気用語を使うようになったのか?
気象予報士は、昔からこんな言葉はあったよ的な、言い回しをするが、そんな言葉を聞いた
ことがなかったということは、そんな天気専門用語を流してなかったということだろうし、
なんか釈然としない。
熱中症も、昔は熱射病と言ったものだが、熱射病と言ったほうが、深刻な雰囲気が強いと
思うが、何が違うのだろうか?ネット時代ゆえ、調べれば、すぐに検索できるだろうが、
そんな答えより、新しく出てきた言葉を、あたかも自分は使っていました的な、素朴な
疑問を持たないほうが、素直でない気がするが。
孫正義が、日本は先進国でなく、後進国だと言ったとのこと。全くその通りと納得している。
年金の給付水準も、50%、60%とわめいているが、そもそも基礎となっている
平均所得の金額が少ないし、その少ない金額の半分や6割だとか言ったところで、
いずれにせよ、年金を満額受け取ったところで、それで生活なんかやっていけない。
月額20万円で、もし賃貸に住んでいたら、6,7万家賃にとられたら、残りで、細々と
一人暮らしならぎりぎりかもしれないが、複数家族の世帯なら、この先、旅行にも行けず、
ただ生きているというだけの暮らしになってしまうだろうに。この状態のどこが先進国?
それで不足分を補おうと働いて所得を得たら、その所得分が年金から減らされて、
働いても無駄という状況に陥る。前にも書いたが、スイスでは、確かに物価が高いという
側面はあるにせよ、600万程度年金が設定されている。年間240万円の国とは大きな
違いだ。先進国会議にスイスは入っていない。日本はもう脱退したら。北欧でも教育には
大学まで面倒みてくれる。日本の場合、中途半端な税金を取って、それら税金が政治家や
公務員の所得へ消えていっていると思うと、二十、三重に腹が立って来る。8%から10%へ
消費税を上げるのに、すっと10%にすればいいではないか?ポイント還元やカード払いで
優遇?そんな姑息な対応は全くいらない。そんな複雑な仕組み、手間をかけるコストが
もったいないと誰もが思わぬところが、この国自体の八方美人なところ。玉虫色を好む、
まやかしの政策など、必要なし。それよりもすっと10%取っても、それを福祉、医療、
教育、年金へ公明正大に、還元してもらうほうが、はるかにいいはずだ。