俳優が、ひとつの交通事故を、事件にしてしまった。
正直、あきれてしまうし、動いている者同士の事故は、100対0の責任にはならない。
後ろからバイクがぶつかってきたのであれば、事故回避義務がある。自分が優先だから
突っ込んでいいとはならない。
Uターン禁止でないのだから、法律にも違反していない。
普通であれば、5対5、もしくは、4対6 程度の過失割合と推測する。
逃げないで、事故は事故として、淡々と真摯に対応すればよかっただけだ。
発生した、させた事故は、致し方ない。事後処理対応が適切だったかどうかだけのことだ。
前方にUターンする車が見えたなら、一気に転回するか、途中で停止して切り返すか、
どうなるか見えているはずだ。それを承知で、あえて突っ込んでいくということは、こちらも
ありえない運転だ。ぶつかるのが予見できたなら、止まる。回避行動をとるのが筋だ。
バイクゆえ、転倒ケガ、これはやむをえまい。ケガをしたからと言って、100%過失がないという
ことではない。
何をおいても、現場から逃避した。これに尽きる。
通常以上の丁寧な現場対応に徹していたら、逆にその誠意が伝わり、
禍を転じて福と為す、となったことだろうに。