イギリスのEU離脱が決定した。だからといって、これを乗り切っていくだろう。なぜか大問題という取り上げばかりだが、歴史というものは、こういう変化の繰り返しであり、結果に対応していかざるを得ないし、そうしていくだろう。
むしろ、変化を選択した今回のイギリス国民の勇気をたたえたい。
残留でなければ、ポンドやユーロの価値が下がり大変だと言っているが、円はいつも価値が下がって、喜んでいると思うけれど。
日本にも、変化、改革の勇気が出ないものか?
舛添問題に端を発して、税金、公金の無駄使い問題にスポットライトがあたっても、その先が進まない。誰も政治資金規正法の改正を叫ばない。からくも、大阪維新の会だけが、今回の参議院選挙で訴えているが、それでもみんな自民党へ投票するのだろう。
そもそも、参議院ってなんなのか? 衆議院と参議院との違いは? このことをどれだけの国民が知っているのか?
これとて、国会議員側が、どちらも同様に扱うかのような政局を作って、あえてわかりにくくしているので、そこまで立ち戻って、考えることもない。さらに、このことをマスコミも取り上げない。同じ立場なら、はっきり言って、参議院は不要だ。
都知事選挙にせよ、参議院選挙にせよ、まるで、どこかの総選挙と同じ、人気投票の感がある。
民進党の現在の党首の、顔、発言、どちらも失格だ。輝きを感じない。ぶつぶつ文句ばかり言っている。自衛隊は違憲だけれど必要だ。わけがわからない。
人生相談番組。相談相手はほとんどが弁護士ばかりだ。杓子定規な法律だけを知っているだけで、恋愛の機微を知っているとは到底思えない。はっきり言って、杓子定規な人間は、への突っ張りにもならない。マニュアルや、時代遅れの法律や、規則だけをうんぬんかんぬん言っていることで、何も現実に即した、親身な解決策など見つからない。
民進党の党首も弁護士だ。