石川さゆり公演 夫婦善哉

博多座の石川さゆり公演を観てきた。今日が初日。
第一部は夫婦善哉
「一人より夫婦の方がええいうことでっしゃろ」
石川さゆりと西岡徳馬の息もぴったり。
第二部は石川さゆりオンステージ
オープニングは『津軽海峡・冬景色』、ラストが『天城越え』。
演歌、ポップス、あらゆるジャンルの楽曲を見事な歌唱力で
楽しませてくれた。
石川さゆりファンの私はこれに先立って行われた２月の
博多「川端ざんざい広場」のイベントで、直接ご本人から美味しい
”ぜんざい”をふるまってもらっていたこともあり今回の公演は楽しみ
にしていた。また観に行こう。

冷え性？

女の人に冷え性の人が多い。
手や足など部分的に冷たくなる、この冷え性は
万国共通の症状ではないことが意外でもある。
最近は男性にも増えている「冷え性」。
私も例外ではなく足先が冷えるようになってきた。
老化だろうか？それとも女性化したのだろうか？(笑)
妻は「そういえば、あんたこの頃、態度も冷たく
なったよね」。
話が飛びわけのわからないことを言い始めた。

「そういえば、今月の小遣いが少なくなったよ。頂戴ね」と
さりげなく言う私に、
「何言ってるのよ。使い過ぎよ、ダメ！」
私は妻の心の冷え性が一番堪える。

苦情件数は騒音がトップ

毎日新聞記事によると、公害等調整委員会に寄せられる苦情で
騒音が３年連続でトップとなっている。
これまで騒音と認識されなかった日常生活で起きる身近な物音を
不快と訴える人が増えている。

今は幼稚園、保育園での園児の歓声にも嫌悪感を持つ人がいる。
静かな環境の中で、静穏に暮らしたいという気持ちも分かる。
一方で、子どもたちが元気に地元で遊ぶ姿を見るというのは、
大人にとってもうれしいことであると思う人もいる。
子どもの歓声に拒否感を抱く人への配慮をしながら、上手くやって
いけないものか。難しい問題である。
私はマンション管理組合の理事をやっているが、騒音問題は保育園に
限ったことではない。居住者間の騒音や近隣の施設の騒音の苦情が
よく入ってくる。
近所付き合いなど人とのコミュニケーションが希薄になっていることが
が背景にある。

マジヤバイ！

この頃、テレビに出演してるタレントや若者の会話で頻繁に
発せられる「ヤバイ！」という言葉が気になります。
中には、いい歳をした中年の男女も使っています。
これには、さすが引けますね。

若者が「凄い。格好イイ」とか肯定的な意味で使っているのは
分かります。しかし、やばいとは「危ない。まずい」の意味と
理解している私にはどうも馴染めません。
これって、「マジヤバイ！」ことなんでしょうかね(笑)

言葉は時代と共に変わるといいます。
今の若者には、相手の言葉遣いに合わせるコミュニケーションの
言語なんですね。

長寿時代の生き方

　《　五木寛之が説く 「下山の楽しみは無限」》

　日本は未曽有の長寿時代に入り、もはや人生は50年ではなく100年と
いわれています。人は50歳を過ぎて、さらに50年を生きねばなりません。
その道のりをどう歩むのか。
50代は「事はじめ」で長い下り坂を歩く覚悟を決め、60代で「再起動」
して孤独を楽しみ、70代は「黄金期」で学ぶ楽しさに目覚める。
　「事はじめ」の覚悟とは、人間として権威にも寄りかからず、
自立することです。

　人は年を重ねることには、老いと孤独の問題が付きまといます。
健康に個人差はありますが、自分のためにも周囲の人のためにも、自分の
状態をいまいちど考えてみてはと思います。
そして、楽しむべき「孤独」とは、「孤立」ではなく、人の輪に加わりつつ、
自身の個性や独立心を失わないことです。
ボランティアや句会、民謡、多くの人の輪に加わり楽しめばいい。

　下山の人生は、究める人生でもあります。たとえば、自分の身体感覚を育て、
楽しみながら養生してはどうでしょう。
若い人たちには体力で劣っても、知力では劣っていないという自信も生まれます。

　生まれた瞬間から人は老いていきます。30、40で肉体的なピークを迎え、
50歳を過ぎて下り坂に入る。ところが、人は下山する過程に、間違った認識を
持っています。登りには積極的でも、下山には寂しい事後処理のような錯覚が
あるようです。
下山こそ、登山のハーベストタイムであり、人生のハーベストタイムです。