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ワクチンって なに

2021-07-06 07:04:29 | 日記
 朝日新聞記事転載 『新型コロナ相談室』 福岡医師会の平田泰彦会長  

 ー ワクチンはなぜ必要か?
風疹や水ぼうそうなどの感染症にかかると、病気の原因となるウイルスや細菌に対する免疫ができる。
すると、再びその感染症にかかりにくくなったり、かかっても軽症で済んだりする。
 ワクチンは、そういった体の仕組みを利用し、感染症にかからずに免疫を鍛えることができる。
ワクチンを接種されると、体がターゲットとなるウィルスを認識し、体内にウイルスと戦う「抗体」が
できる。

 ー 新型コロナワクチンはどんなワクチンか?
国内で使われているのは「mRNAワクチン」という新しいタイプのワクチン。がんなどのワクチンで
研究が進められてきたけど、ヒトに実用化されるのは今回が初めてである。
  
 ー どんな仕組みか?
ワクチンには、新型コロナウイルスの遺伝情報が、成分として入っている。注射されると、その情報を
もとに、ウイルスのタンパク質の一部が体内でつく られる。すると、体内にウイルスと戦う抗体ができる。
体内に入ったmRNAは数日以内に分解されると言われている。
 国内では米ファイザー製とモデルナ製のワクチンが使われているけど、いずれも同じ仕組みである。