flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

千国街道 牛方宿

2007-12-11 00:00:14 | 街道・宿場町
(塩の道 長野県北安曇郡小谷村)
 千国街道は、かつて越後糸魚川から信州松本まで、主に塩や海産物を運んだ街道である。そして今回、先回の簗場地区以来の千国街道歩きとなった。
       
 「牛方宿」は、一般の地名を冠に付けた街道宿場と意味合いは違い、当時の物資輸送手段であった、牛や馬を扱う人「牛方」の泊まる宿として捉えるものであり、街道筋には何軒か存在したという。然し、往時の風情を残すのは、千国鞍掛の牛方宿一軒だけとなり、貴重なものとなった。
    
 江戸時代末期の建物は平成9年に村有形文化財となり、その後修復が施され、平成16年に資料館となった。
  
この後、「親坂」を下り、千国集落へ向かった。

(関連記事:安曇野2007秋 栂池高原
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする