和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

元琴風・尾車親方/北斗七星

2013年10月30日 15時02分27秒 | 北斗七星
元琴風・尾車親方/北斗七星

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

    【北斗七星】
    公明新聞:2013年10月30日(水)付

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

便利な世の中にいると、何でも簡単にできるような錯覚に陥りがちになる。しかし、現実は思い通りにならず、"そうは問屋が卸さない”ことが多い。
結局、岐路に立った時にどう振る舞うかで結果は大きく分かれていくものである。



不屈の魂で人生を戦い続ける人がいる。スピード感ある力強いがぶり寄りで相手力士を圧倒、昭和の時代に一世を風靡した元琴風の尾車親方である。
20日付本紙日曜版3面「素顔」にご登場願った。



2度の大けがを負い、幕下まで陥落しながらも大関まで上り詰めた。“最強の大関”とも言われる親方を、みたび試練が襲った。
日本相撲協会の巡業部長に就任した直後の昨春、巡業先で転倒。首を強打し、頚髄を損傷した。一時は社会復帰さえ危ぶまれるほどの状態にもなった。



「弟子も待っている。このままでは終わらない」。厳しいリハビリに耐えて昨年11月、現場復帰を果たした。
これでもかと押し寄せる困難に直面しても負けない生き方に「自分も頑張らねば」「奇跡の復活に生きる力をもらった」など、数多くの反響が寄せられている。



親方が発揮した驚異の回復力。それを支えたのは家族の絆だ。「自分一人だけだったら躊躇していたはず。いつも、妻が背中を押してくれました。おかみさんへの感謝の思いは尽きることはない。
        (広)


☆彡------☆★☆*------☆



若芽9/小説「新・人間革命」   

2013年10月30日 07時15分12秒 | 新・人間革命


      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)10月30日(水)より転載】


o☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪

若芽9(10/30)

 山本伸一と校長の新木高志らが、東京創価小学校の正面玄関前に来ると、教頭の木藤優をはじめ、萩野悦正など、十人ほどの教員が出迎えてくれた。木藤も、萩野も、学会の教育部員として、人間教育の実現のために奮闘してきたメンバーであった。

 教員たちの元気な声が響いた。

 「先生! ありがとうございます」

 「こちらこそ、お世話になります」

 伸一は、教員たちと握手を交わした。

 出迎えた人たちのなかに、制服を着た何人かの児童の姿もあった。

 「入学前なのに、どうして来ているの?

 そうか。入学が楽しみで、待ちきれずに、見学に来たんだね。せっかく来たんだから、みんなで一緒に、校舎を見学しようよ」

 伸一は、こう言うと、校長に案内を頼んだ。

 保健室を過ぎ、いちばん手前にあった一年一組の教室に入った。

 「机も、椅子も、黒板も、新しくて気持ちがいいね。これならば勉強も進みそうだね。座ってみようよ」

 彼は、児童用の小さな椅子に腰掛けた。児童も、教師も座った。

 伸一は、周囲を見渡し、メガネの似合う青年教師に声をかけた。西中忠義である。

 「西中先生! 今日は、児童も来ていますから、授業をしてください」

 西中は、創価女子中学・高校(現在の関西創価中学・高校)の社会科の教員として勤務していた。小学校の教員免許も持っており、東京創価小学校新設にあたって、教員として転勤して来たのであった。

 突然、伸一に言われた西中は、黒板の前に立ったものの、戸惑いを隠せなかった。

 生きた人間を相手にするのが教育である。決してマニュアル(手引書)通りにいくものではない。むしろ、予期せぬ事態の連続といってよい。それにどう対処していくかが、教師としての大事な能力といえよう。

 伸一は、教師には、その対応力を身につけてほしかったのである。



o☆:*:.♪o☆:*:.♪o☆:*:.♪

菊/今日の俳句 第1395号

2013年10月30日 06時47分32秒 | 今日の俳句


◇菊/今日の俳句◇
       ◇※第1395号※◇
      

 2013年(平成25年)10月30日(水)


☆彡------☆★☆*------☆


■ 10月30日。
○ 香りの記念日。
 石川県七尾市が1992(平成4)年に制定。1992(平成4)年のこの日、七尾市で第7回国民文化祭「世界香りのフェアIN能登」が開催された。

○ 初恋の日。
 島崎藤村ゆかりの宿である長野県小諸市の中棚荘が制定。
 1896(明治29)年のこの日、島崎藤村が『文学界』46号に『こひぐさ』の一編として初恋の詩を発表した。
 毎年、初恋をテーマとした「初恋はがき大賞」等のイベントを行っている。

○ たまごかけごはんの日。
 島根県雲南市の「日本たまごかけごはん楽会」が制定。
 2005(平成17)年のこの日、第1回日本たまごかけごはんシンポジウムが開催された。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


☆彡------☆★☆*------☆


   ■※今日の俳句※■


  わがいのち菊にむかひてしづかなる
         水原秋櫻子


  菊見事死ぬときは出来るだけ楽に
         日野草城
  

  白菊とわれ月光の底に冴ゆ
         桂信子


【季語の解説】
※ 菊→菊の花・白菊・黄菊・大菊・小菊・厚物咲・懸崖菊・菊の宿・菊日和。
 キク科の多年草で、古く奈良時代に中国から伝来した。日本では桃山時代から江戸時代にかけて、鉢植え草花として独自の発達をし、現在に至っても広く観賞用として栽培されている。
 品種はきわめて多く色も形もさまざまなものが見られる。花の大きさから、大菊・中菊・小菊などに分類され、そのうち大菊には全体が球状になる厚物咲をはじめ、厚走り・大掴み・太管・間管(あいくだ)・細管などがあり、中菊には各地で作り出された個性的な嵯峨菊・肥後菊・伊勢菊・丁子菊などがある。
 小菊は、文人菊、見咲菊などとも呼ばれ、丈夫で栽培しやすく、おもに懸崖作りなどに仕立てられる。晩秋になって遅く咲く品種を「晩菊」という。えぞのこんぎく・しらやまぎく・りゅうのうぎくは野菊。

【「現代俳句歳時記(秋)角川春樹編・角川春樹事務所」より転載】


☆彡------☆★☆*------☆


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)10月30日(水)より転載】


     ※わが友に贈る※


  勝つための人生だ。

  勝つための信心だ。

  同じ生きるならば

  一日一日を悔いなく!

  挑戦の自分史を綴れ!


      ◇※10月30日※◇


☆彡------☆★☆*------☆


    ◇※名字の言※◇


「紹介したいものがあります」。久々に会合に参加した男子部員が、かばんの中をガサゴソと捜し、一冊の本を取り出した。池田名誉会長の『青春対話』である。「こっちに出てくる時に渡された本で……」と照れくさそうに話し始めた



夢を追い求めて実家を離れたが、思うようにいかない日々。ふと、故郷の人がくれた本を思い出した。正直なところ、受け取った時は読む気がしなかった。だがページを開くと、のめり込んでいく。夢を抱きつつ苦闘していた名誉会長の青春時代を知り、自分と二重写しになった



英文学者の外山滋比古氏は、読書の目的の一つは「セレンディピティ」(思いがけない発見)と語る。「眠っていた個性や自分らしさが、心に残る一文によってインスピレーションのように化学反応を起こし、自分のなかに大変化を起こす」と(「パンプキン」11月号)



確かに、思いがけず手にした本が、時に心揺さぶる新鮮な感動を与え、生き方さえも変える場合がある。『青春対話』を手に、男子部員は言った。「人生の教科書みたいで、もっと早く読みたかった」



故郷の人々が、どんな思いで本を託し、彼のことを祈り続けてきただろう。一冊の本が、心をつないだ。彼は前へ進み始めた。
       (肇)


☆彡------☆★☆*------☆


◆浩ko・ 編集後記◆

 今日も有難う御座います。 和井弘希です。

 ◆浩ko・ 編集後記◆

 今日も有難う御座います。 和井弘希です。

 菊鉢や唯屈みしてオルゴール
         和井弘希

 母が97歳で亡くなるまでの3年余り、特別養護老人ホームに入所しておりました。
 その老人ホームは、秋になると、小規模ではあるが、見事な「菊花展」が開催される。母を見舞った時には、よく母の車椅子を押して、1階やベランダに飾ってある菊の陳列を鑑賞したものです。
 そこには、なぜかいつもオルゴールが置いてある。私と母は、いつもオルゴールを鳴らして聴いていました。色々と考えを巡らせながら聴いていました。
 母の有り難味は、亡くなってから“ズン”と心の底から響いて来ます。「親孝行しょうと思ったときは、親は無し」というところでしょうか。
 
☆彡------☆★☆*------☆



10月29日(火)のつぶやき

2013年10月30日 01時35分23秒 | 新・人間革命

ブログを更新しました。 『檀(まゆみ)の実/今日の俳句 第1394号』 amba.to/18vYlTD


ブログを更新しました。 『若芽8 小説「新・人間革命」   』 amba.to/17oAwUa


ネットトラブル実態調査、SNS でのトラブルが最多、「炎上」認知度は95.6% - Ameba News [アメーバニュース] news.ameba.jp/20131028-304/ #news @newsamebaさんから


“ネットトラブル実態調査、SNS でのトラブルが最多、「炎上」認知度は95.6% - Ameba News [アメーバニュース]” htn.to/4T4w2s


【慰安婦問題】 元慰安婦がついに真実を証言「暮らし向きが苦しく、空腹の弟たちのためと父親に2度売られた」: youtu.be/oXhgy1uTeEo @youtubeさんから


【ニコ生(2013/10/29 09:00開始)】《NSC設置法案》衆議院国会 国家安全保障委員会 #kokkai nico.ms/lv157508449