和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

“突撃”/北斗七星

2013年10月26日 12時44分09秒 | 北斗七星
“突撃”/北斗七星

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    【北斗七星】
    公明新聞:2013年10月26日(土)付

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「突撃!隣の晩ごはん」と言えば、“あの番組”と思い出す人も多いはず。ヨネスケ(高座名・桂※助)が夕食時に一般家庭を予告もなく訪ね食事内容などを云々する。
ヨネスケの軽妙なトークで人気を博したが、残念ながら2011年に終了となった。復活を望む声も多い



突然の訪問に驚く家庭のあわてぶりと、ほのぼのとした団らんのひとときが同番組の魅力。
ヨネスケは食べ物がまずかった時は「なかなかですね」と表現していたという。家族が食卓を囲み笑顔に包まれる"安心の風景”は、政治がめざすべき目標でもあろう



自公政権は貸金(給料)上昇を図るため、企業にも協力を依頼し政労使(政府・労働者・企業)会議を設置した。
家庭まで実感が届いてこそ真の景気回復、という目標達成のためだ。三者一体となって賃金上昇へのルールづくりを急いでほしい



「奉仕を主とする事業は栄え、利益を主とする事業は衰える」とは、米国の自動車王ヘンリー・フォードの残した言葉で、彼は企業の目的は利益追求ではなく、大衆への奉仕にあると考えていたという。
言説どおり彼は大恐慌時(1929年)でも従業員を解雇せず賃金を上げ社員第一の経営方針を貫いた



“安心の風景”を日本中の家庭に広げるため、企業は賃金上昇へ力強く、“突撃!”してもらいたい。



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若芽6 小説「新・人間革命」   

2013年10月26日 06時46分16秒 | 新・人間革命


      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)10月26日(土)より転載】


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若芽6(10/26)

 入学式を終えた児童たちは、創価学園の講堂を出て東京創価小学校へ移動した。

 途中、玉川上水に架かる栄光橋を渡り、グラウンドに出た。その隣が小学校である。小学校の校庭で、児童たちと創立者・山本伸一との記念撮影が行われることになっていたのである。

 山本伸一は、この記念撮影に参加するため、立川文化会館から創価小学校に向かっていた。車中、彼は、同乗していた学園の関係者に語った。

 「早く会いたいな! 記念撮影には間に合うよね。子どもたちを待たせるわけにはいかないからね」

 伸一は、児童たちと会えると思うと、嬉しくて仕方なかった。

 彼が小学校に着いたのは、午前十一時半前であった。正門から急ぎ足で校庭に向かうと、ちょうど児童たちが、学年ごとに並び終えたばかりであった。

 王子、王女の、まばゆい笑顔が、伸一の目に飛び込んできた。彼は、思わず手を振り、「ようこそ! ようこそ! 創価小学校へ」と叫んでいた。

 児童たちも、大きな声を張り上げた。

 「こんにちは!」

 彼は、児童の側に行き、心に焼き付けるように、皆の顔に視線を注ぎながら言った。

 「入学、おめでとう!」

 そして、手を差し出し、握手を交わし、一人ひとりに言葉をかけ始めた。

 「お会いできて嬉しい!」

 「今日を楽しみにしていたんだよ」

 「君のことは、忘れないよ」

 はにかんだ笑みを浮かべる子もいれば、元気に自分の名前を言う子、「先生、ありがとうございます!」とお礼を言う子もいた。

 一人ひとりに笑顔を向け、声をかける――そこから、心の扉が開かれる。教育の第一歩は、子どもの心を開くことから始まる。心が閉ざされていれば、心田に苗を植えることはできないからだ。

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木の実/今日の俳句 第1391号

2013年10月26日 05時57分51秒 | 今日の俳句


◇木の実/今日の俳句◇
       ◇※第1391号※◇
      

 2013年(平成25年)10月26日(土)


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■ 10月26日。
○ 原子力の日
 日本政府が1964(昭和39)年に制定。
 1963(昭和38)年、茨城県東海村の日本原子力研究所で、日本初の原子力発電が行われた。
 また、1956(昭和31)年のこの日には日本が国際原子力機関(IAEA)に加盟した。
 原子力発電安全月間 5月1日~5月31日

○ 柿の日
 全国果樹研究連合会が2005(平成17)年に制定。
 1895(明治28)年のこの日、俳人・正岡子規が「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだ。

○ きしめんの日
 愛知県製麺工業協同組合が制定。
 食欲の秋の10月と、きしめんはつるつる感が特徴であることから「2(つ)6(る)」の語呂合せ。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


  降る木の実水中半ばまで見えて
         桂信子


  木の実落つわかれに言葉短くも
         橋本多佳子
  

  プールあり木の実落つるにまかせたり
         永井東門居


【季語の解説】
※ 木の実(このみ)→木の実落つ・木の実降る・木の実雨・木の実拾ふ・木の実独楽(ごま)。
 秋になって熟する木の実の総称であるが、一般には、木瓜や林檎・梨・柿などといった果樹の実は除く。
 おもに団栗(櫟)・樫・椎・銀杏のような堅い実をいう。「木の実雄落つ」「木の実降る」は、木の実が熟して自然に落ちるさまをいい、「木の実雨」「木の実時雨」と形容されることも。
 「木の実独楽」は団栗などに棒をさして作った子供の玩具。
 


【「現代俳句歳時記(秋)角川春樹編・角川春樹事務所」より転載】


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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)10月26日(土)より転載】


     ※わが友に贈る※


  自然災害への

  備えを万全に!

  単身の高齢者等には

  普段から声掛けを!

  地域の絆が重要だ。


      ◇※10月26日※◇


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    ◇※名字の言※◇


小説『新・人間革命』の本紙連載が「若芽」の章から再開された。東京創価小学校の開校のドラマを綴る新章に、喜びの声が広がっている



「小学生の子ども2人と毎朝、一緒に読んでいます」と語るのは、名古屋の若い夫婦。今春、帰国するまで6年間、海外生活を続けた。学会活動がままならない状況の中、“どうやって学会精神を子に伝えようか”と悩んだ。一家で話し合って決めたのが、毎朝、皆で勤行した後、『新・人間革命』を、子どもたちが交代で読むことだった



長女が小学3年生の時、クラスで転校生へのいじめが。彼女は“もし、このクラスに池田先生がいたら……”と考え、勇気を出して叫んだ。「○○ちゃんの悪口、言っちゃダメだよ」。その後、いじめはなくなり、2人は親友に。彼女はその体験を“心の中で池田先生とお話しすると、正義の心が出てきた”と作文に記した



デューイ協会元会長のジム・ガリソン博士は『新・人間革命』について、「読んだ一人一人が、自らの『人間革命』の物語を綴り残せるよう努めていくこと」が重要だと訴える。「人間革命」は、作品の「主題」であり、読者の「目的」でもある



創立の月・11月へ、人間革命に挑む秋としたい。師と心で対話をしながら。
      (傑)


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◆浩ko・ 編集後記◆

 今日も有難う御座います。 和井弘希です。
 「木の実」が落ちる、耳を澄ませる、例句を提出すると、秋の季語で一番多い部類に入るかもしれません。
 だからこそ、似たような発想の句、「類想類句」も掃いて捨てるほどあるかも知れません。
 しかし、俳句は、十七音の短さですから、現実感。真実性。迫真性があれば「類想類句」の泥沼から脱出できると思います。
 桂信子の句「降る木の実」は、見事に読者を水辺まで誘導しているではありませんか。「水中半ば」とは何でしょう。自分の目で覗いて見なくてはなりません。
 「木の実」は落ちるのではありません。降っているのです。音もなく静寂に。それぞれの営みの中での体験かも知れませんし、散歩中の犬と共に耳を傾けて居るのかも知れません。
 名句とは、作者と読者が一体となり、心の名画を醸しているさまをいうのかも知れません。


10月25日(金)のつぶやき

2013年10月26日 01時35分23秒 | 新・人間革命

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