和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

露/今日の俳句 第1371号

2013年10月06日 06時47分45秒 | 今日の俳句


◇露/今日の俳句◇
       ◇※第1371号※◇

 2013年(平成25年)10月6日(日)

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■ 10月6日。
○ 国際協力の日
 外務省と国際協力事業団(JICA)が1987(昭和62)年に制定。
 1954(昭和29)年のこの日、日本が、初めて援助国としての国際協力として、途上国への技術協力のための国際組織「コロンボ・プラン」に加盟した。
 国際協力週間 10月2日~10月8日

○ 役所改革の日
 1969(昭和44)年のこの日、千葉県松戸市役所に「すぐやる課」ができた。
 当時の松本清市長の発案で設置され、「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」をモットーに、役所の縦割り行政では対応できない仕事に、すぐ出動してすぐに処理をし、市民の好評を得た。
この松本清さんはドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者でもある。


【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


 草の戸やふやけてひそかに露の声
        幸田露伴


 ショパン弾き了(お)へたるままの露万朶
        中村草田男


 病む母のひらがなことば露の音
        成田千空


【季語の解説】
※ 露→白露(しらつゆ)・朝露・夜露・露の玉・露けし・露時雨・露葎・芋の露。
 夜半、空気中の水蒸気が、冷えた草木や岩石などに触れて水滴となったものが露である。
 秋に最も多いので秋季としている。

【「現代俳句歳時記(秋)角川春樹編・角川春樹事務所」より転載】


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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)10月6日(日)より転載】


     ※わが友に贈る※


  リーダーは


  友の悩みに耳を傾け


  温かな励ましを!


  一対一の人間の絆こそ


  学会の生命線だ!


      ◇10月6日◇


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    ◇※名字の言※◇

福祉や医療のさまざまな分野で、「ピア・サポート」という言葉が注目されている。
「ピア」とは英語で「仲間」「同輩」などの意味で、上下関係のない、「同等」「対等」の仲間による支援を「ピア・サポート」と呼ぶ



病気や障がいを経験した人が、同じ悩みを抱える他の当事者を支える。
その周りの家族や友人による「支えの広がり」も、広い意味での「ピア・サポート」だ。
福祉や医療の専門家は、その広がりの「一員」として支える



「ピア・サポート」の基本的な考えは、「全ての人が回復することができる」ということ。
「回復」といっても、病や障がいから回復するという話だけではない。
病や障がいは人生の一部。それ以外に、人には多くの可能性がある。
病や障がいがあっても、希望や夢を持って生きていけるはずだ。
その姿が、どれほど他の人たちのサポート(支え)になり、希望になるか



地元の支部に、重い病で不自由な生活を余儀なくされている壮年がいる。
しかし、車いすで仕事に行く姿、ブロック長として訪問激励に歩く姿は、地域の友の勇気と希望の源になっている



希望の一人から、希望のネットワークを広げる。立ち上がり、支え合い、希望の連鎖を生む。
ここに学会の真骨頂がある。      (哉)


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 ◆浩ko・ 編集後記◆

今日も有難う御座います。 和井弘希です。

 今日の俳句「草の戸や」の作者、“幸田露伴”は明治・大正・昭和の三世代を駆け抜けた人気作家あります。
 1937年(昭和12年)4月28日には第1回文化勲章を授与され、帝国芸術院会員となります。1947年(昭和22年)戦後移り住んだ千葉県市川市において満80歳で亡くっています。
 露伴の死後、露伴が長く住んでいた跡地に公園が建設され。公園は1963年(昭和38年)4月24日に完成し5月上旬に開園式が行われ、「露伴公園(現在の『露伴児童公園』)」の名前が付けられました。
 俳句(俳諧)にも造詣が深く、「冬の日記抄(1924年9月、岩波書店)」「炭俵・続猿蓑抄(1930年1月、岩波書店)」「『評釈芭蕉七部集』(1947年完成)」の他、多くの著作を遺しています。

 皆様の今日一日、健康と無事故をお祈りしております。


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