名字の言
【聖教新聞・2012年 (平成24年)9月30日(日)より転載】
・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★゜
(9/30)
「いづくにも/今宵の月を/見る人の/心やおなじ/空にすむらん」(民部卿忠教、『和歌文学大系34』明治書院)。
澄んだ夜空に輝く月を見ていると、心も澄みわたる思いがする
▼
ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏は、小学生の頃、銭湯の帰り道で“なぜ毎月、日食や月食は起こらないのか”など、父親が科学や技術の知識を披露してくれた思い出があるという。
月夜の下の父の“講義”は、益川少年の心に理科への興味をともした
▼
池田名誉会長は、月を眺めながら、創価大学生や学園生と“父子の語らい”を重ねてきた。
29年前の9月、関西創価学園のグラウンドで行われた「月見の宴」。
万葉の夜空に、十六夜の月が姿を現した。
「あの月のように円満な人格に、英知を輝かせてほしい」と、名誉会長は学園生に期待を寄せた
▼
仏典では、仏の振る舞いや威徳などの譬喩で、満月が多く用いられている。
日蓮大聖人は、仏の境涯について、「仏は四十二品の無明と申す闇を破る妙覚の仏なり、八月十五夜の満月のごとし」(御書1043頁)と、「十五夜の満月」に譬えられている
▼
十五夜の今夜は中秋の名月。
古来、1年の中で最も愛されてきた観月である。
闇夜を照らす月天子のように我が心を磨いていきたい。 (芯)
・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★
【聖教新聞・2012年 (平成24年)9月30日(日)より転載】
・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★゜
(9/30)
「いづくにも/今宵の月を/見る人の/心やおなじ/空にすむらん」(民部卿忠教、『和歌文学大系34』明治書院)。
澄んだ夜空に輝く月を見ていると、心も澄みわたる思いがする
▼
ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏は、小学生の頃、銭湯の帰り道で“なぜ毎月、日食や月食は起こらないのか”など、父親が科学や技術の知識を披露してくれた思い出があるという。
月夜の下の父の“講義”は、益川少年の心に理科への興味をともした
▼
池田名誉会長は、月を眺めながら、創価大学生や学園生と“父子の語らい”を重ねてきた。
29年前の9月、関西創価学園のグラウンドで行われた「月見の宴」。
万葉の夜空に、十六夜の月が姿を現した。
「あの月のように円満な人格に、英知を輝かせてほしい」と、名誉会長は学園生に期待を寄せた
▼
仏典では、仏の振る舞いや威徳などの譬喩で、満月が多く用いられている。
日蓮大聖人は、仏の境涯について、「仏は四十二品の無明と申す闇を破る妙覚の仏なり、八月十五夜の満月のごとし」(御書1043頁)と、「十五夜の満月」に譬えられている
▼
十五夜の今夜は中秋の名月。
古来、1年の中で最も愛されてきた観月である。
闇夜を照らす月天子のように我が心を磨いていきたい。 (芯)
・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★