名字の言
【「聖教新聞」平成24年9月4日(火)より転載
・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★゜
(9/4)
2人の青年がそれぞれの帰省先から戻ってくるや、以前に増して生き生きと学会活動に励みだした。
さぞや、有意義な夏だったのだろうと話を聞いた
▼
一人は創価大学出身の青年。
卒業を共にした同窓生と、故郷で再会を果たしたという。
実は「同窓生」とは、通信教育部の課程を終えた50歳も年長の多宝会の壮年。
その壮年の妻は、青年の祖母と広布に奔走した。
夫妻は、彼のことを生まれてからずっと知っている。
故郷を離れ、上京した後も、耳にする活躍の様子に、心から喜んでいた
▼
久方の再会に話が弾む。
だが、夫妻の一言に会話が途切れた。
「これからも毎日、孫のように大切なあなたへ題目を送るよ」。
青年は、涙をこらえるのに必死だったのだ
▼
もう一人の男子部員は、実家で懐かしいアルバムを家族と開いた。
中に小さなカードが貼られていた。
小学生だった彼が、母の日に贈った手作りの「お手伝い券」だった。
「この一節がうれしくてね」と母が券を指さした。
脇書に「おかあさんのためにがんばります」とあった
▼
遠く離れたところから、成長を願ってくれる人がいる。
その真心に応えようと、奮闘する人がいる。
友の成長をわが喜びとする人生と、報いようとする人生。
そこに勝利と幸福は訪れる。 (城)
・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★゜
【「聖教新聞」平成24年9月4日(火)より転載
・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★゜
(9/4)
2人の青年がそれぞれの帰省先から戻ってくるや、以前に増して生き生きと学会活動に励みだした。
さぞや、有意義な夏だったのだろうと話を聞いた
▼
一人は創価大学出身の青年。
卒業を共にした同窓生と、故郷で再会を果たしたという。
実は「同窓生」とは、通信教育部の課程を終えた50歳も年長の多宝会の壮年。
その壮年の妻は、青年の祖母と広布に奔走した。
夫妻は、彼のことを生まれてからずっと知っている。
故郷を離れ、上京した後も、耳にする活躍の様子に、心から喜んでいた
▼
久方の再会に話が弾む。
だが、夫妻の一言に会話が途切れた。
「これからも毎日、孫のように大切なあなたへ題目を送るよ」。
青年は、涙をこらえるのに必死だったのだ
▼
もう一人の男子部員は、実家で懐かしいアルバムを家族と開いた。
中に小さなカードが貼られていた。
小学生だった彼が、母の日に贈った手作りの「お手伝い券」だった。
「この一節がうれしくてね」と母が券を指さした。
脇書に「おかあさんのためにがんばります」とあった
▼
遠く離れたところから、成長を願ってくれる人がいる。
その真心に応えようと、奮闘する人がいる。
友の成長をわが喜びとする人生と、報いようとする人生。
そこに勝利と幸福は訪れる。 (城)
・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★゜