2014/08/20(水曜日)晴れ
このプランジャー(棒ピストン)はプランジャー全体が丸棒状で
(長さ41mm)シリンダー内に収まる部分は全て気密に寄与している。
このため蒸気漏れは少ないと思われるが、無駄な重量もあるという
問題もある。
そこで丸棒状の気密部分を短く(ピストンを薄くするのと同じ)して
その性能について調べてみた。
↓ 長さ41mmの丸棒状の半分を削ってみる。
↓ 気密部分(ピストン部分)は20mmにした。 他は削り落としたので少しは軽くなったはずである。
↓ プランジャーの残り部分はシリンダーの内部をすべり、側圧を分散吸収する。
↓ シリンダーにピストンを収めて取り付け組立する。
ピストンが薄くなって摩擦が減少したためであろう。
手で回したときにとても軽く回るようになった。
これなら人間コンプレッサー(息を吹き込む)でも回せるのではないかと思うほどだ。
高速回転を期待してボイラーに点火した。
そのテストの状況を動画でご覧ください。
ピストン部が薄くなってシリンダーと接触する面積が減って摩擦が減少したのだろう。
0.2気圧程の蒸気で起動ができた。
回転数は最高で50回転/secぐらいで、55回転には及ばなかった。
次にパワーテストをしてみたがやっぱりパワーは少ない。
蒸気漏れが大きくなったためだと思う。
その様子を動画でご覧ください。
無負荷ではわずか0.2気圧で軽く回ったエンジンも、負荷をかけたら今度は1.3気圧も
掛けなくては起動しない! パワーも1Wちょっとしか出ない。
蒸気漏れはやっぱり問題だ。
そこで次はピストンの厚さを30mmにしてテストしてみた。
↓ 溝なしプランジャーの丸棒部分を削り落としてピストン部を30mmにした。
↓ ピストンを交換するにはシリンダーを取り外さなくてはならないから面倒だ。 でもこれも楽しみの一つかな?
ピストンの厚さ30mmのプランジャーを取付けて先ほどと同様のテストをしてみた。
ピストンの厚さがわずか10mmの差だけど性能は大分アップする(と思います)。
無負荷最高回転数は40回転ばかりだけど、これは火力の調整が不十分だったのではないか?
と思います。
その様子を動画でご覧ください。
発電機を回してのパワーチェックでは丸々プランジャーの時のように0.5気圧で
回転を始めた。
そして最大パワーは1.6KWをオーバーしてくれた。
その時の様子を動画でご覧ください。
ピストン部の厚さが30mmあると以前のように1.6KWを発電できた。
今後のピストン工作の目安かな?
さぁ、また新しいエンジンを工作するか。
それにしても暑いなぁ・・・・・・・・
このプランジャー(棒ピストン)はプランジャー全体が丸棒状で
(長さ41mm)シリンダー内に収まる部分は全て気密に寄与している。
このため蒸気漏れは少ないと思われるが、無駄な重量もあるという
問題もある。
そこで丸棒状の気密部分を短く(ピストンを薄くするのと同じ)して
その性能について調べてみた。
↓ 長さ41mmの丸棒状の半分を削ってみる。
↓ 気密部分(ピストン部分)は20mmにした。 他は削り落としたので少しは軽くなったはずである。
↓ プランジャーの残り部分はシリンダーの内部をすべり、側圧を分散吸収する。
↓ シリンダーにピストンを収めて取り付け組立する。
ピストンが薄くなって摩擦が減少したためであろう。
手で回したときにとても軽く回るようになった。
これなら人間コンプレッサー(息を吹き込む)でも回せるのではないかと思うほどだ。
高速回転を期待してボイラーに点火した。
そのテストの状況を動画でご覧ください。
ピストン部が薄くなってシリンダーと接触する面積が減って摩擦が減少したのだろう。
0.2気圧程の蒸気で起動ができた。
回転数は最高で50回転/secぐらいで、55回転には及ばなかった。
次にパワーテストをしてみたがやっぱりパワーは少ない。
蒸気漏れが大きくなったためだと思う。
その様子を動画でご覧ください。
無負荷ではわずか0.2気圧で軽く回ったエンジンも、負荷をかけたら今度は1.3気圧も
掛けなくては起動しない! パワーも1Wちょっとしか出ない。
蒸気漏れはやっぱり問題だ。
そこで次はピストンの厚さを30mmにしてテストしてみた。
↓ 溝なしプランジャーの丸棒部分を削り落としてピストン部を30mmにした。
↓ ピストンを交換するにはシリンダーを取り外さなくてはならないから面倒だ。 でもこれも楽しみの一つかな?
ピストンの厚さ30mmのプランジャーを取付けて先ほどと同様のテストをしてみた。
ピストンの厚さがわずか10mmの差だけど性能は大分アップする(と思います)。
無負荷最高回転数は40回転ばかりだけど、これは火力の調整が不十分だったのではないか?
と思います。
その様子を動画でご覧ください。
発電機を回してのパワーチェックでは丸々プランジャーの時のように0.5気圧で
回転を始めた。
そして最大パワーは1.6KWをオーバーしてくれた。
その時の様子を動画でご覧ください。
ピストン部の厚さが30mmあると以前のように1.6KWを発電できた。
今後のピストン工作の目安かな?
さぁ、また新しいエンジンを工作するか。
それにしても暑いなぁ・・・・・・・・
このトラブルにめげず、再チャレンジしてください。
高温半田を使えば200℃以上でも(融点296℃と書いてあります)大丈夫なのに!
高温半田を使って修理すれば・・・・・
がんばってください。
タービン船メール、拝見しました。
タービンは高速回転だから2枚羽根の小さいスクリューは正解でしょう。
進水式が楽しみです。
タービンを元気良く回そうと考えて、ボイラーにスーパーヒーターを付けてみました。最初の2分は調子よく回ったのですが突然ストップ。分解したらブレードがバラバラです。スーパーヒータを付けたボイラーの蒸気温度は200度を超えており半田が耐え切れず融けてしまったようです。ガックリ。しばらく立ち直れそうも有りません。
性能確認用ですからスロットルも逆転も無しでラダーオンリーで甲板も無しの開放型です。
お天気が回復次第進水です。
写真をメールしました。ご覧ください。
今回の材料仕入れはシリンダー用パイプの在庫が少なくなったので行ってきました。
秋葉原は太めの肉厚のパイプ、ハンズは肉厚の薄いパイプです。
両方が一箇所で揃えば良いのにそうは行かないのが世の中・・・
ハンズは池袋です。 今回はパイプ類は揃っていました。
必要なものしか見なかったので
その他の品揃えはわかりませんが、夏休み中なので工作用の部品は揃えてあったのではないでしょうか。
今、プランジャー式に合わせて設計図を作っています。
プランジャー式の目的はピストンを厚くすることですからピストン部30mm、接続ピン部11mmで
全長41mmの長さです。 ですからシリンダー下部から挿入することはできません。
シリンダーを外すか、さもなくば頭が開くように作って(複動式と同じにフランジ型式で)
上から挿入するかです。
なかなか面倒です。
ボイラーはパワーが出るようにするにはそれなりに大型化するでしょう。
私は性能の悪いエンジンが相手ですから最初から大型志向でした。
小型化志向は最近のことです。
まぁ、作りのが楽しみの工作ですから、同じようなものでも楽しいですね。 タービンの進水が楽しみです。
V4のプランジャー化ですか。そうですよね、ここまで出来ているのですからお釈迦にするのは勿体無いですよね。
私のほうは、ボイラーが150㏄から1リットルまで5個、エンジンは2ccから8ccまで5台出来たので、次は船体です。
最初から作るのは大変なのでネットオークションでポンコツを仕入れて(実はこれも、すでに4隻入手済み!)再生しています。木工は場所をとるし埃が出るし、いやですね。 タービン船はあと2週間くらいで進水出来そうです。
「この先5~10年は・・・・」
いや、いや、あの大型をあの勢いで何個も作ったらそんなには持たないかも(笑い)
まぁ、じゃんじゃん使ってください。
私は今日、久しぶりに秋葉とハンズに行って材料を仕入れてきました。
単動V4をプランジャー化しようと思っています。
これだけあれば、この先5~10年は。。。。
有難う御座いました。
最近ボイラーばっかり作っていたものですから。。
市販のフラックスより硼砂の方がロウの流れが良いので重宝していました。
実験用エンジンは1.7ccでしたか。出力が大きいのでもっと大型かと思っていました。多気筒化(3気筒でも)すると5ccを超えますから頭が痛いですね。
団塊工房さん今晩は。新型エンジンの製作過程を拝見するのが楽しみです。ところで、そろそろ逆転にも挑戦してくださいね!(プレッシャー!)
今回の私のエンジンはごく一般的な形ですが、ピストン厚を従来の3.5mmから7mm溝つきと厚くしました。 結果は満足いく結果(4mm回転軸をつまんでも止めることが出来ない)が得られました。 ピストン厚の分、ピストンは大きくなりますがパワーも増加するようです。
ボイラーはあまり性能はよくない気がします。
このテストでは気筒容積1.7ccの単気筒が相手ですからね。
多気筒エンジンが相手だとこうはいかないでしょう。
ホウシャは私がまだ沢山もってますから後で郵送してさしあげます。
ちょっとお待ちください。
貴兄はどこで購入されましたか?