何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

中間段の増幅回路調整

2020-10-22 19:44:24 | 電子工作
2020/10/22(木曜日) 曇り一時晴れ

出力段の確認はOKになった。
入力が何ボルトなのかはよくわからないけど出力は1.62Vppで
IFT有アンプの出力電圧とほぼ同じになった。
検波出力も130mVppあり、これはIFT有アンプより大きい。

そこで今回は出力段の前、2段目アンプのトランジスタを調整した。
その結果、コレクタ負荷抵抗値の変更や、やエミッタ回路に入った
負帰還用抵抗の取り外しをおこなった。
コレクタ電流は2.6mAが最良の値だった。




検波出力は相当大きくなったと思う。


NWT-150で通過特性を調べてみた。

IF周波数の10.7MHzを中心に5MHz~20MHzをスイープした波形。
ゲインは周波数が高くなると減衰していく。
10.7MHz付近では20dBばかりのゲインがある。


スイープ範囲を1MHz~300MHzにしたときの波形。
ローパスフィルタみたいだ。



さぁ、次はいよいよセラミックフィルターを含む1段目のアンプを調整してみる。
何だかドキドキするなぁ・・・(ちょっとオーバーかな(笑い))
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アンプの出力段から調整してみる

2020-10-22 13:00:29 | 電子工作
2020/10/21(水曜日) 曇り

IFT無IFアンプを一から作り直している。
IFT有IFアンプ(普通のIFアンプ)の性能を確認したので
その値に近づけるように調整することにした。
調整については今まで、外部からの入力に近い方から行っていたが、
今回は最終段(出力段)から調整してみることにした。







テストオシレータから10.7MHz変(変調あり)を入力して検波出力が
最大になるようにコレクタ電流を調整した。


コレクタ電流が2mA付近で検波出力は最大になった。
検波出力は130mVppほどでIFT有IFアンプの出力以上だった。

測定か所等。 コレクタ負荷変更(1KΩ→2.2KΩ)、エミッタNFB抵抗カット。



NWT-150でゲインを調べてみた。

1MHz~300MHzまでの広い範囲をスイープしてみた。


IF周波数(10.7MHz)付近の5MHz~20MHzをスイープした波形。




特別に異常状態は見つからない。
次は中間のアンプを入れて調整してみる。


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