何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

基準にするIFアンプはこれ・・・

2020-10-21 12:52:01 | 電子工作
2020/10/20(火曜日) 晴れ

何でこんなことやってるんだろう?
あんまり長いこと同じようなことばかりやっているので何が何だか分からなくなってしまう。
そうだ、自動スイープ受信の実験をしているとき「もう少しIFアンプのゲインが欲しいな」と
思ったことが引き金だったんだよ。
このIFアンプは今から2年ばかり前、VHFエアーバンドを受信してみようとして作ったものだ。
管制塔と飛行機の交信を聞くことができた。
もっとも強い電波同士の交信を聞いただけでこれで十分だったのだが・・・
それが今、もうちょっと感度の高いIFアンプを作ろうとして悪戦苦闘しているというわけだ。
作ろうとしているIFアンプも自己流のいい加減なもの。
IFT(中間周波トランス)とかフィルターとか同調コイルは一切なし。
トランジスタの抵抗結合アンプと10.7MHzセラミックフィルターを組み合わせただけのアンプ。
一応動作することは動作してくれてVHFエアバンドを聞くことができた。
でも、ノイズが大きくて聞き取りにくい。
弱い電波はほとんど受信できない。
せめて現在のIFアンプぐらいの性能が欲しい。

ところで、現在のIFアンプはどのくらいのゲインがあるんだろう?
そんなのは測ったことがない。
いい加減に作って、いい加減に聞こえた・・・。
これで十分だったんだよね、オイらの工作レベルでは・・・。
って言いながらも、もっとよく聞こえればなぁ、何て欲を出して苦労している。(笑い)

さぁ、それじゃー、このIFアンプを測定してみよう。

ジャンクのIFTを使い、トランジスタは2石。
セラミックフィルター(10.7MHz)は初めて使う。


回路図はこんなもの。 ただ増幅するだけ・・・AGC何て高級なものはなし。


測定の様子と結線の様子。




波形観測中。


そんな観測中の様子を動画でご覧ください。



入力の測定値がおかしい?
こんなに大きいはずがないのだが・・・



出力波形は1.76Vppだ。
入力波形をこの値まで増幅する必要がある。
これが一つの目標だ。
ガンバローっと!



コメント
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