何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

IFT無IFアンプを改造してみる

2020-10-16 08:32:17 | 電子工作
2020/10/14(水曜日) 晴れ

セラミックフィルターだけを使ったIFアンプを工作しているのだが、
微弱な電波を受信したときは信号は雑音に埋もれてしまって聞き取れない。
セラミックフィルタは回路のトップに入れてあるがその付近に手を触れると
大きなノイズが出る。
この辺に問題があるのかな?
そこでセラミックフィルタをトランジスタ1段目と2段目の真ん中に
置く回路に変更してみた。



切り張りランド方式で工作中。


組み立て完了。 テストオシレータとオシロスコープで増幅度の測定をした。
増幅度は40~50倍程度。


検波出力もきれいだし、期待が持てる?


受信テストを始める。


受信する電波はちょっと遠方の基地局から発振される電波。
この電波は24時間常時発信されているのでテスト受信には都合が良い。
またこの電波はここで受信するときには相当弱くなっている。
まぁ、これも受信機の感度を確認するのにはちょうど良いかもしれない。

そんな受信状況を動画でご覧(お聞き)ください。



なぁーんだ、これじゃ改造前とおんなじじゃないかぁ・・・
ちょっとがっかりだった。

念のためにNWT-150で調べてみよう。

うーん、確かに改造前の波形とは大きく違っている。
IFT有IFアンプの波形に近いような感じだ。


セラミックフィルタの足をあれこれいじくり回した。
そしてこんな波形がでるようになった。
だいぶガシャガシャした波形が消えて平坦になった。


前の画像と重ねてみる。


10.7MHzの出力が小さくなってしまった。
T.O.(テストオシレータ)とオシロの観測では増幅度は10倍ぐらいになってしまった。
これでは増幅度が小さすぎてダメだろう。
更に改造を続けることにした。(トランジスタ3石に?)

コメント (6)
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