9月10日と11日に秋季例大祭(10日は宵宮祭)があるので、先月上旬、伸びきった枝の剪定
と6本の大木の伐採を実施した。
ところが、過去に経験のある人、と言っても特に老年者なので、何事もなければと
ハラハラしていたのだが、やはり小規模な事故が起きてしまった。
25㍍もあろうかという1本の木を伐採した際に、木の先が予定していた方向から外れて、
境内にある社務所の屋根を掠めてしまった。
社務所のほかにも、神社の表示板も壊れてしまった。
このため、数十万円かけて現在補修作業に入っている
神社は町内会や篤志家による寄付金と賽銭、正月のお札・授与品の売り上げで
収入を確保しているが、財政的には厳しいものがある。
痛い出費であった。
修理中の表示板
ここ藻岩神社は明治29年「山の神社」の碑として、現在の藻岩小学校の敷地内角地に建立
された。その後、太平洋戦争中の昭和17年9月に「藻岩神社」と改称し、
さらに昭和45年9月に現在の場所に移転した。
現在は周囲が北海道東海大学と一般住宅に囲まれ、神社の維持・保存・発展の
ためには、なかなか環境的に難しくなってきているように思う。
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