それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

コロナ禍の町内会と老人会のこと

2021年04月28日 | 再開(地域と地域活動)

人が集まるとコロナにかかる原因になる。

日を重ねるごとに、コロナの怖さが増してくる。後遺症が長く続くと言われ、恐怖感を増す。

無症状なのに感染力はあって、知らない間に他人に感染させてしまう。

ちょっと感染者が増えると、すぐに病床が逼迫して、他の病気の患者さんを診られなくなる。ウィルスが日本で確認されてから1年以上、経つのにこうした傾向は改善されない。

ウィルスは2週間に1回、変異する。日本のウィルスも変異を続けていることだろう。変異株は感染力が従来型より強いと言われる。英国型、ブラジル型、南アフリカ型、今度は怖いかどうかも分からないインド型など、様々な変異種が出現して、今のワクチンでは効き方が違う、重症化する度合いや期間が違う、死亡率も違う、等々、怖い話ばかりだ。

怖くなったのは、町内会と老人会両方で、去年の3月だった。老人会は去年3月から今年9月まで1年7ヵ月の長きに亘って、休会する(予定も含む)ことにしている。

やっと咲いた桜。それでも平年より10日ほど早いらしい

まずは老人会

会計年度は4月~翌年3月末。しかし、老人ばかりの会、コロナにかかったら重症化、命の危険、後遺症の辛さなどは、若い人と比べものにならない。

早々と去年3月、休会を決めた。町内会と同じテリトリーで、町内会の下部組織みたいなものだ。連合町内会の役員を10年務めた。その関係で、町内会の役員と老人会の役員を、まるで「義務」のようにやらされるハメになった。

老人会の活動としては、①毎月1回の例会があること ②街路樹の花植え、水やり、冬になる前の花壇の撤去 ③町内にある公園の草刈り ④麻雀大会の実施 ⑤忘年会 ⑥パークゴルフ会 ⑦輪投げ大会 ⑧春と秋の日帰り旅行会 等々がある。

令和2年度は、4月~9月まで休会としたが、コロナが収まらず、結局、今年の3月まで、つまりまる1年間は休会することになった。

私は会員44名の中で、一番年齢が下で仕方なく、会計ソフトを操れるものだから、会計部長を拝命している。

札幌市から補助金が出るのだが、令和2年度はほとんど支払いもなく、もらった補助金をこの6月にほとんど返金することになった。

令和3年度も一応、ワクチン効果もあって改善するだろうという目論見で、4月から9月まで休会し、10月には再開したいものだと期待している。

休会が原因の一つになったと思われる事件もあった。夫婦二人で加入していた一方が福祉施設で亡くなった。残されたもうお一方も激しい認知症にかかって、施設に入るしかなかった。やはり人間は人と人との交流があってこそ、生きていける動物なんだと、思わされる。

 

エゾムラサキツツジ

次の町内会の方は、それほどでもない。もちろんイベントや行事といった、住民相互の交流を図る屋内でやる活動はほとんど不可能だった。

ただ、年間予算の8割を占める、町内会としての基本的、基礎的活動はほとんどこなすことができた。イベントや行事(新年会、花見会、旅行会、コンサート、盆踊り、子ども神輿、七夕、クリスマス会、等々)は総予算の2割を占めるが、夏のラジオ体操、公園清掃、老人会が関わらない公園の整備事業など、戸外でできる活動以外はほとんど中止した。

総予算の8割を占める町内会の基本的支出、基礎的運営費、つまり除排雪費、防犯灯、ごみステーションにかかる費用、事務消耗品費等々は、全て予算どおり執行した。

しかしながら、イベント関連費は予算対比余剰が発生したので、町内会費の一部を会員に還元(返却)することにした。先の余剰分の半分を、有料ごみ袋で会費払い済みの会員に、班長を通じて渡す方式を採用することにした。

令和3年度も、前半はこれと言ったイベント・行事はできないので、同じようなことが生じることだろう。

2年度のことも、返すべきか、返すとしたらいくらか、どのような返し方をするかなど、悩みは尽きなかったが、よく議論すれば、それなりのいい案が出るものだと思った。

以上、私の今の関係する団体の状況だ。

なお、この春から連合町内会長の要請を受けて、社会福祉協議会の監事を拝命することになった。

まだまだ、認知症にならない限り、地域のために、尽くして行きたいと思っている。


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