9月6日の「北海道胆振東部地震」の避難所生活をまだ、続けざるを得ない被災者がいる中、今日は天皇皇后両陛下が慰問に厚真町を訪問された。
神戸の地震や福島の地震に比べれば、被災者の数は多くはないが、震度が7という、地震の規模では超一級だった。
我が家では家の中のちょっとした『異変』があったものの、躯体にかかる損傷はないものと思っていた。ただ、軽微な余震でも「ミシッ」という音がするようになった気がしていた。
そもそも当区では震度は4だった。家が傾くほどの地震ではなかった。しかし、何となく気になっていて、掛けている損保会社に調査を依頼したのは、先週の金曜日(11月10日)だった。
月曜日(11月12日)には、損保会社の調査員がやって来て、1時間ほどもかけて、家の周り(外壁と塀垣)を丹念に調べて行った。
その結果、『躯体や構造には心配ありません』、『外壁にちょっとヒビ・クラックが散見されましたので、保険金の5%をお支払することになりました』とのこと。
我が家の地震保険金は1,000万円なので、50万円ということになる。
自分でも、問題とされる外壁を調べてみたが、これと言ったクラックはない。
築後23年の家だから、少しはヒビもあるだろうが、素人目には発見できない。
普段から家の問題があると相談して、管理してくれる会社があるのだが、曰く「今や損保会社は、地震に関する相談があれば、黙っていて5%は支払っているらしい」とのことだ。
何十万円単位の調査依頼なら、クレーム問題になったり、ごねたりして時間を要するよりも、ごちゃごちゃ言わずに、最低限の「一部損壊」の5%で、さっさとケリを付けた方が得策と判断しているようだ。
てことは、黙っていたら損をするということだ。
まぁ、世の中、そんなものなのかと。。。
でも何でもないのに、お金をもらうのには、ちょっとなぁと思っている私であります。