それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

地震保険の不思議

2018年11月15日 | 再開(雑記)

9月6日の「北海道胆振東部地震」の避難所生活をまだ、続けざるを得ない被災者がいる中、今日は天皇皇后両陛下が慰問に厚真町を訪問された。

神戸の地震や福島の地震に比べれば、被災者の数は多くはないが、震度が7という、地震の規模では超一級だった。

我が家では家の中のちょっとした『異変』があったものの、躯体にかかる損傷はないものと思っていた。ただ、軽微な余震でも「ミシッ」という音がするようになった気がしていた。

そもそも当区では震度は4だった。家が傾くほどの地震ではなかった。しかし、何となく気になっていて、掛けている損保会社に調査を依頼したのは、先週の金曜日(11月10日)だった。

月曜日(11月12日)には、損保会社の調査員がやって来て、1時間ほどもかけて、家の周り(外壁と塀垣)を丹念に調べて行った。

その結果、『躯体や構造には心配ありません』、『外壁にちょっとヒビ・クラックが散見されましたので、保険金の5%をお支払することになりました』とのこと。

我が家の地震保険金は1,000万円なので、50万円ということになる。

自分でも、問題とされる外壁を調べてみたが、これと言ったクラックはない。

築後23年の家だから、少しはヒビもあるだろうが、素人目には発見できない。

普段から家の問題があると相談して、管理してくれる会社があるのだが、曰く「今や損保会社は、地震に関する相談があれば、黙っていて5%は支払っているらしい」とのことだ。

何十万円単位の調査依頼なら、クレーム問題になったり、ごねたりして時間を要するよりも、ごちゃごちゃ言わずに、最低限の「一部損壊」の5%で、さっさとケリを付けた方が得策と判断しているようだ。

てことは、黙っていたら損をするということだ。

まぁ、世の中、そんなものなのかと。。。

でも何でもないのに、お金をもらうのには、ちょっとなぁと思っている私であります。


1時間で行ける 南幌(なんぽろ)温泉 一泊

2018年11月07日 | 再開(温泉)

11月5日(月)の午後2時に自宅を出発、1時間後の3時には到着した
なんぽろ温泉ハート&ハート

車で自宅から33kmで丁度1時間だった。

こんな近いところに何十箇所もの温泉があるのは、札幌の住民は真に幸せなことだ思う。

久しぶりの温泉なので一泊することにしていた。WEBでも温泉、食事と接客、館内設備は★★★★★の評価。

私としては泊まりは2回目だったろうか。

もともとは町営の施設だったが、今は運営を民間業者に委託している。道内の温泉施設では、このような形態が多くなっている。町村ではノウハウの面で難しいのだろう。

この施設はもともと日帰り温泉として立ち上げられたものだった。

なぜなら日帰り温泉施設が大きくて、朝10時から夜10時まで営業してるが、別棟に新館として宿泊専用の建物があって、こちらの湯は朝5時から10時まで、夜は22時から24時までとなっている。なかなか複雑で、日帰り客にも宿泊客にも便利なように時間調整されているが、面倒臭い。

これが私たちが泊まった宿泊専用の「新館」で、

こっちは本館と呼ばれて、日帰り客が利用する。

新館と本館は50mほどの渡り廊下で結ばれていて、両方の風呂を利用できるが、冬に行くと行き来はかなり寒い。血圧の高い人には、冬には来ないことをお勧めする。

これは新館のロビーだが、農業地帯で田圃や畑しかない広い農地平野にポツンと建つ施設としては、立派なものだ。1階の一番奥にある黒と赤の暖簾が新館の風呂の出入口。

利用者評価が星★5つの夕食。~~見事だった。

たいした食材ではないのだが、味付けが素晴らしい。

私の夕食は少な目が普通だが、この日は寝られないほど食べすぎた感じだった。

風呂の内外も清潔で、もともとホテルに入るには靴はおろか、サンダルやスリッパはない。裸足か靴下そのままになっている。もちろん、そのための足袋みたいなソックスが提供される。全館裸足またはソックスで、という具合だ。

ローストビーフ

デザート。

この町の名産品はキャベツ。「キャベツ天丼」が有名らしいが、お腹が2つあるわけでないので、食べられなかった。

キャベツに因んだお土産もいっぱいある。

今回も地元業者のキャベツ・キムチを買って来た。

それにしても、今年は雪がない。こんな初冬のほんわかした日に旅行が出来て良かった。

食事と温泉の素晴らしさを感じて、満足しながら帰宅できた。

 


旭川へ叔母の見舞い

2018年11月04日 | 再開(雑記)

10月の末日のこと。旭川に住む叔母の見舞いに、家内と出かけた。

いつ雪が降ってもおかしくない状況なので、JRで行くことに。

叔母は86歳、母の6歳下の妹で、旭川医大の近くの自己所有の家に独りで住んでいた。

9月に脊髄管狭窄症になり、歩行器なしでは歩くことも出来ない状態なので、有料老人ホームに移ったのだという。そのホームもJRで1駅富良野よりの旭川市内だ。

札幌発12:00の特急ライラックで13:30旭川着、富良野線に乗り換えて各駅停車で3つ目の駅で下りるとホームが見える。午後2時にはホームに着いた。

もちろんこの駅はもちろん無人駅で、旭川~富良野を結ぶ富良野線は大赤字路線で、廃線の候補のひとつになっている。当然ながら上り下りともに1輌編成。

叔母の病状は、顔や口ぶりに比べて深刻な感じだ。頭もしっかりしている。この病気は完治は難しい。ブロック注射とデイサービスの運動やリハビリで少しでも楽に過ごせるよう、頑張るしかないようだ。そんなに骨密度が低くなっていたとは本人も気がつかなかったのだろう。

帰りは15:55(赤線で囲んだ)発で旭川駅まで、そこで16:30発札幌行きの特急ライラックに乗り換えて帰路についた。

旭川駅は新しくなったが、この時間、閑散としていた。人口35万人の札幌に次ぐ都市なのだが。