連合町内会の期末が近づいてきた。
まだ1年生の会計担当役員としては、きっちりと間違いのないように、
しかも早く、しかも体裁も良い資料として完成させなければならないのだ。
4月2日に三役会が開催されるので、その場で19年度決算と20年度の収支予算案
を報告して、承認を得た上で、4月の下旬の理事会(理事は30人近い町内会長)と
5月中旬の定時総会に諮ったうえで、正式承認という段取りである。
会計の閉鎖は昨日。以降、お金の出し入れは禁止とした。
だから決算は、数字が固まったので、一部の未収入金は計上するが、作業は簡単。
問題は、来期の予算をどう策定するか。
従前は、前任の会計部長がながぁ~~~い経験と独断でもって、決めていたらしい。
決算も4月の中旬でないとできていなかった由。
そこで、今朝は急遽、関係部長会議を招集。
総務部・事業部・体育部・環境衛生部・福祉部・女性部・青少年部・交通安全部・
広報部・防犯防火部とのヒアリングを実施。
自分のお金でもないのに、こういうときは財務省の主計のような、幾分、優越的
立場に立ったような気分でもって、ばっさばっさと要望を削っていく。
減額・増額・維持継続いずれにしても、「主計」としては相手の中身を理解して
いなくてはならないので、この1年間、勉強に勉強を重ねてきた。
その成果があってか、信頼関係が築かれていたせいなのか分からないが、
先方の要望に対して、ほとんどが当方の言い分どおりで決着。
それからが大変。
決算は、終わった数字を扱うのだから一人でできる。
しかし、来年度予算となると、午前中にヒアリングした内容を事業として盛り込むか、
それともバサッと削るか、全体の支出や資金繰りのことも念頭に置きながら
進めて行く必要がある。
ってなことで、午前中は会議、お昼は近くの食堂から取って、夜の10時まで
パソコンに釘付けとなった。
やっと出来た。これで2日の三役会に間に合う。
あとは別に、災害対策特別会計と積立金特別会計の2つを片付ければいい。
こっちの方は、ものの30分もあればできるだろう。
あ~~~っ、終わったぁ。
久々に充実感を感じた一日であった。
家でくつろいでおりますと、携帯に着信電話。
新潟の中学の同級生夫婦が夏に還暦旅行に来るそうだ。
うちの母も父もよく知っている男で、一つの気持ちの区切りなので、
それと、うちの母に子どもの頃、世話になったお礼もしたいとのことだ。
母の状態が思わしくないのを聞きつけてのことらしい。
お見舞い方々ということらしい。
大歓迎だ。楽しいことが、今年は去年と違って、向こうからやってくる。
いいことではある。