それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

歯根破切の手術

2019年04月24日 | 再開(健康)

今年1月下旬のことだった。

右上の刺し歯が予告もなしに、ポロッと抜けた。歯医者はコンビニより多いと言われる。なのに常々通っている歯科もない私だ。

一番近い歯科に行った。抜けた歯には歯根(歯の根っこ)が残っている。しかも、その残った歯根が縦2本に割れていると言う。

こういう状態は、その歯根を取り除いて(抜いて)隣の歯とブリッジにするしかないと言う。他に方法がない、ないとも言う。おおがかりになりそうだなと直感した。というのは、両隣りの歯は1本は自分の歯なのだが、もう1本は前歯2本で被せ歯、しかも前歯2本を繋げてバラバラにするのは至難の業と素人ながら思う。

いわば2本で1セットの前歯なのだ。これを1本づつに分けて、被せた白い部分を抜いて、その上、反対の自分の正常な歯を削って、ブリッジにする、っていうのだ。。考えただけで呆然とするのだ。大手術になること間違いない。

そこで、人の話ではこの地区ではトップと評価される歯科に行くことにした。

いとも簡単に「この歯根を抜いて、特殊な接着剤で割れた2ヵ所を瞬間接着して、もとあった歯根の場所に戻す手術をします。保険は利きませんので15万以上かかりますが、いいですか?」

年金生活で楽でないが、それくらいでは破産することもない。歯は大事だ。ぜひやってもらいたい。そんなこんなで、4月2日に手術に至った。2時間以上かかった。執刀したのは院長ではなく、うら若い美人の先生だった。

それにしても、何十年も続く親子先生の医院が、私から訴えたのに「抜くしかありません」と、なんとしてでも譲らなかったのはなぜか?先進技術にうと過ぎる。

術後経緯を見ると、今日の段階ではかなりいい。

25日にしっかりした仮歯をつける手術がある。本当の刺し歯は6月の初旬、その後1ヶ月様子を見て、良ければ無罪放免。

4月2日の大手術から完治するまで、概ね3ヶ月もかかる。

今回の反省点~~① 3ヶ月1回は定期点検に行くこと ② 歯のかかりつけ医を決めておくこと の2点だった。

これはパンフレットを写したもの。明らかに3本の破切があるのが分かる。私の場合は2本で、治療もその分、難易度が低いのではないか。

来月、しっかりとしているとは言え、仮歯の状態で海外旅行に行く。ちょっと心配だ。固いものはできるだけ避けるように言われていて、楽しみなはずの食がちょっとね、と。

なお、インプラントについては、十数年前に下の歯3本をインプラントにしたのだが、その際の検査で、上の歯は鼻腔だかに近過ぎて危ないのでお薦めできないとのことだった。

先生はその言葉を信じて、インプラントは諦めたようだが、技術は進歩してると思うのだが。。。