それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

オリンピックの思い出

2021年07月27日 | 再開(雑記)

東京五輪が真っ最中である。中止すべきとの意見が根強かったが、始まってみれば、テレビはNHK関連はもとより、民放各社も朝から晩まで五輪のLIVEやハイライトなどで、番組表がびっしりと埋まっている。

コロナのニュースですら、放送量が激減して、五輪、五輪とばかり我々を煽ってくる。まるでコロナの脅威は初めからなかったかのように感じる。

マラソンと競歩は(涼しい)札幌で...とバッハ会長が言い出して、すぐさまその通りになった。しかし、全国的なこの猛暑は暫く収まることがないらしい。確かに同じ気温なら、湿気が少ない分、札幌で実施することには問題はないし、夜と朝のひんやり感は本州とは違う。一方、週間予報では、この後32℃程度で推移しそうだ。決して「札幌は涼しい」との期待はしないでほしい。


 

五輪と言えば、1972年2月に開催された札幌冬季オリンピックが思い起こされる。
来年2月でちょうど50年を迎える。

 

札幌五輪のテーマ曲=「虹と雪のバラード」 トワ・エ・モワ
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(これから下の写真はすべてお借りしたものです)

札幌冬季五輪の大会ロゴ。

真駒内屋外競技場  ここでは開会式等、スピードスケートが開催された。
リュージュ、バイアスロンなど氷上種目やクロスカントリーは別の会場で行われた。

真駒内屋外競技場にある聖火台。今も健在だ。老朽化のため
施設全体が行政のお荷物になっている。維持費が相当額かかるためだ。

真駒内屋内競技場。フィギュアスケートとアイスホッケーで使われた。

アメリカ代表のフィギュアスケーターのジャネット・リン。今も健在で、68歳だそうだ。
本番の競技で転倒しながら、愛くるしい容姿のため(か?)銅メダルを獲得した。  

アイスホッケーは、正に格闘競技だ。凄まじい「戦闘」は目を見張る。
力強く、迫力のある競技で、一生に一度は生で観戦することをお薦めする。

スキー競技は主に市内にある手稲山で行われ、大滑降だけは恵庭岳で開催。恵庭岳はその後、植樹などで原状復帰されて、コースの痕跡は今では跡形もない。

大倉山シャンツェは90m級で使われた。すぐ近くにある宮の森ジャンプ場は70m級で使われ、この2か所で、ジャンプ競技が開催された。

70m級では、笠谷選手が金メダル、銀も銅も日本人選手が取り、表彰台を日本が独占するという大快挙を成し遂げた。日本のジャンパーは日の丸飛行隊と呼ばれ、札幌五輪の象徴となった。

真駒内の選手村。五輪開催までに地下鉄がオープンし、終点が南北線の真駒内駅となった。中心部では地下街がオープンして、札幌のインフラ整備が急速に進んだ。選手村は現在、五輪団地という名称で存続している。築後50年の古いマンションである。

 

私は札幌五輪が開催されている時、社会人1年生だった。まだ土地に不慣れなこともあり、競技の見物に出かけることはなかった。期間中は、今でいうステイホーム、おうちで観戦、巣ごもり観戦(貸家式アパートで、しかも白黒テレビ)などという性格の生活だったように記憶している。

今回の東京オリンピックのゴタゴタ騒ぎ、選手を含む関係者の150名の感染、コロコロ変わる組織委員会などの対応、完全に崩壊したバブル方式による大会運営、様々な不祥事等々を見るにつけ、二度とオリンピックの招致はするものではないと思う。

しかしながら、札幌市は2度目の冬期五輪招致を進めようとしているのだ。2030年の開催を目指している。しかし、我々は騙されない、こんな経験は二度としないことを誓いたい。


誕生日の思い出~トムラウシ山登山

2021年07月21日 | 再開(雑記)

先日、73歳の誕生日を迎えた。迎えたと言うだけで、特別に変わったことはない。

家内と二人。これと言った、お祝い事でもない。子供たちからはLINEでおめでとうコメントがあって、特に関東に住む娘からは、孫ⅢとⅣ二人が「おじいちゃん、お誕生日おめでとう」「コロナが行ってしまったら遊びに行くね」などと語りかけてくれる動画が送られてきた。こういうのが一番嬉しい。

夕ご飯はパエリアで、Happy Birthday Cakeは僅か12㎝の小さなものだった。

老人二人には、これで十分だ。


 

誕生日で思い出されるのは、2000年(平成12年)の誕生日だ。このころはまだ元気で、登山を趣味としていた。この日、念願だった大雪山系のトムラウシ山(標高2141m)を登ったのが誕生日の思い出として一番だった。

登り6時間、下り5時間、山頂での昼食タイム1時間を含めて12時間の山行だった。この山は大雪連峰の南端に位置し、ガイドブックでは日帰りだと、上級者向けのコース、難易度75点というなかなかの山だ。前日と当日の2泊3日で、十勝管内の新得町という町のトムラウシ温泉・東大雪荘という1軒しかない山の中の温泉施設に泊まっての登山だった。施設は冷房完備、部屋も効率的に作られていて、大浴場は源泉かけ流し、シーズン中はいつも満員で、早めの予約が必要だ。

この時代の私のカメラはまだ、デジタルでなくて、フィルムの一眼レフカメラだった。撮った写真はDPEに出して、写真にしたものだった。

大雪山系の南端の頂上から望む十勝連峰。手前からオプタテシケ山~美瑛岳~上ホロカメットク山~活火山の十勝岳~富良野岳と続く。

トムラウシ山頂から見る南沼。残雪の白と青い沼の水のコントラストが美しい。沼の近辺はキャンプ指定地になっている。

エゾシマリスが数匹、遊んでいる。

キバナシャクナゲ。この一帯は高山植物の宝庫で、しかも8月に入ると寒くなって、花が枯れるので時期的にもこのころが一年のうち、一番いい季節。この日の山頂は20℃だった。

ついつい昔話に熱が入ってしまった。

とにかく、歳が行くと毎年々々、体の衰えが進むのを感じる。

そんな弱気なことを考えないよう、頑張っていきたい。


第2回 コロナワクチン接種

2021年07月15日 | 再開(健康)

昨日の14日(水)は、2回目のファイザー社のワクチン接種の日だった。

1回目が6月21日(月)だったので、3週間と2日目に当たる。ファイザーのワクチンが全国的に不足するという、思ってもいなかった事態が発生したので、2回目の接種ができるかどうか心配したが、1回目の接種が終了してからの事態だったので、スムーズに受けることができた。

会場や受け付けから接種終了までの流れは、1回目とまったく同じなので、戸惑うこともなく、気持ちよく進むことができた。

市営地下鉄・中島公園駅のホーム。平日の午後なので閑散としている。

本州は梅雨の最中で、西日本や関東などでは、大雨やゲリラ豪雨が降ったり、土砂災害や水害などが起こっているのだが、北海道は梅雨が無く、快晴かつ気温は高い。ただ湿気が少ない分、暑さはそれほど感じない。

集団接種なので流れ作業のように進められる。問診と言ってもかかりつけ医と違って、5分くらいの面談で健康状態などが分かることは望めない、形式的なものだ。

診察室や接種室は、カメラ禁止なので画像はない。接種終了後の「経過観察待機場所」。接種後、15分間待機するのだが、異常を感じたら手を挙げて知らせてくださいと言われて、なんでもなければ個々人の判断で立ち去ることになっている。

こうして最後に接種完了シールを貼ってもらって終了となる。

中島公園駅はすすきの駅の一つ南の駅で、乗降客が少ないので小さな駅だ。階段で上り下りするのが常道なのだろうが、空いているのでエレベーターで移動してみた。

もちろん直行直帰する。午後0時50分自宅発~同3時10分自宅着。

副反応が心配だったが、今のところ接種部位の痛みがほんの少し残っているものの、昨日の夜も腕が上がらないといった痛さではなく、明日には痛みはまったくなくなるだろう。

よく全身の倦怠感、発熱が一番多いとのことだが、そうしたこともなく、安堵している。


公園の清掃

2021年07月11日 | 再開(地域と地域活動)

当町内会では去年から、区の土木センターと契約をして、町内会のテリトリーにある公園の清掃や草むしり、法面の草刈りなどをやっている。

元々、一昨年まで老人会がやってきたものなのだが、老人会への新規入会者は何年かに1人あるかないかで、年々、『老人会の老齢化』が進行していて、平均年齢は82歳くらいになって、課題となっていた。体力が持たないとの声が多く、去年から町内会に移行することにして、行政と調整したうえで、町内会の事業の一つに加えた経緯がある。

もちろん、無料のボランティアではなく、年間58,000円が払われる契約だ。契約は毎年の随意契約で、ちゃんと清掃してないと翌年から外されることもありうる。

5月に始まり、11月までに、16回の活動をするという縛りがある。清掃道具や法面の電動草刈り機などの器具などは町内会負担だ。もっとも去年、移行した段階で、これら用具、道具は一式揃えたので、去年限りの経費だが。

町内会の予算規模は4百万円ほどだが、毎年、支出が収入を上回り、一昨年の冬、パートナーシップ除排雪を中止して1百万円ほどの支出を抑えたことと、去年はコロナのため、行事やイベントをほとんど全て取りやめたので、数十万円の余剰金があったことで、今現在は収支に問題はない。しかし、コロナが収束に向かえば、基本的に赤字の体質なので、そのうち支払い能力に限界があることになる。

そういう意味で、僅か58,000円の収入でもありがたい、ということだ。

この公園だが、何坪あるのか知らないが、毎回、少なくとも10人以上の人が参加してやっている。そのうち町内会役員の参加は5~6人で、一般の会員が半分弱の4~5人というところ。

朝9時半から40分かけて終了となるが、結構な運動になるので、終わった後は気分がスッキリして、気持ちがいい。


スニーカー購入

2021年07月08日 | 再開(雑記)

現役時代にはスーツが主体で、ジャケットやカジュアルな服装やスニーカーなど、元々が数が少なかった私。それでも離職してから少しずつ増やしてきたが、偏りがあったりして、上下でバランスを欠く状態だった。

今まで履いていたスニーカーはこれ一つしかない。

ショートパンツの場合も、これ一つ。

そこで買ったのがこれだ。

カジュアルとフォーマルの間の靴は4足ほどあるが、北海道はこれらの他に冬用の靴が同じ数必要で、靴代は2倍かかる。大人はもちろん、子どももスキー授業があるのでお金がかかる。北海道価格なんて言葉もあって、今はどうか知らないが、車も北海道仕様の車があって、その分、高価になる。タイヤも冬用は4年しか持たない。経年劣化して走行距離が短くても、タイヤが硬くなって交換が必要だ。

その割りに、賃金水準は低いので、暮らしは質素にならざるを得ない。

事程左様に住みにくい地域なのだが、住みたい地域というと、北海道や札幌、函館、富良野などが全国1位とか2位とかを占める。不思議な現象だと思う。