今朝の南区の積雪深は56㎝だそう。市内で一番多い積雪の区は名前からしても北区の88㎝。札幌には10個の区があって、累計降雪量も区ごとで大きな開きがある。北区は同じく今朝現在で、3m84㎝で南区は2m65㎝と、同じ札幌なのに1m20㎝くらいの開きがある。
昨日の低気圧で当地も、重くて湿気のある雪が8㎝ほど積もった。うちでは、積もった雪を捨てる場所が少ないので、排雪業者と契約して雪を捨ててもらうことにしている。
今日は来月3月3日を最終回とする排雪が入った。シーズン10回の排雪で、週に1回、曜日を決めて、4tトラックに一杯の雪を雪堆積場まで持って行ってくれる。たまたま1週間雪が降らない場合でも来るので、負ける場合もある。今日は9回目だが、今シーズンは3回負けた。その代わりと言ったら変だが、雪が4t以上あっても、サービスして持って行ってくれるので、そういう週は当方の勝ちとなる。
12月の下旬が1回目で、1月と2月は月に各4回、3月上旬に1回で、計10回で、最終回となる。
隣りの家も同じ業者に頼んでいるので、業者にとって都合がいい。
ご覧のように、細かいところなど、重機では取り切れないところは、トラックの運転手が2人、手作業で綺麗に取ってくれる。
このほか、市の事業でパートナーシップ排雪制度というのがあって、町内会と市が契約して、双方がお金を出し合って、主に2月下旬の3日間を使って、町内会のテリトリー内の道路をすべて排雪してくれる。
今年は明日から始まるが、町内会に加入してない世帯の道路も排雪するので、不公平感が生ずるなど、この制度も課題が多い。
冬の期間、北海道の家々の暮らしには、こうした工夫やお金の負担があることなので、ホントは暮らしにくい街なのだが、よく札幌に住んでるなと思いながら、実際にはそれほど違和感を感じないでいる、というのが実感だ。仕方ないと諦めているところもある。
2月25日から始まったパートナーシップの重機。いろんな種類の重機がある。
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今日(2月26日)も朝から、道路の雪(と言うより氷)を掘り起こす。