それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

老人会の日帰り旅行

2019年05月31日 | 再開(地域と地域活動)

5月30日(平日)、近所だが安いということで、当老人会では温泉ではないが駒岡保養センターへ行くこととした。

温泉でないのに温浴施設があるというのには理由がある。このセンターは札幌市駒岡清掃工場という、いわばゴミ焼却場の付属施設のようなもので、廃熱を熱源として大浴場があるということだ。もちろん工場も保養施設も市の施設。


(写真はお借りしました)

巨大な工場なので、すぐ側からは写真が撮れない。山歩きで札幌近郊の山々を登っていたころ、どこの山の頂からでもこの赤と白の煙突が見える。

当町内会のテリトリー内にある地区センターと保養センターの送迎バスで片道10分とかからない。当会加入の会員は43名だが、そのうち28名が参加。男10、女18。

バスの送迎+入浴+食事+α(カラオケ、やりたい人は麻雀やビリヤードまで)で一人2,200円。我々だけの利用ではなく、平日のことで北区のあいの里辺りの老人会まで来ている。片道1時間はかかるだろう。

とにかく老人会の「巣窟」のイメージ。フロント辺りでは多くの老人が行きかう。

大浴場といってもカランは15個くらいしかないので、一挙に入って20人くらいが限界。だからグループごとに5人くらいずつにしてほしいと言われる。もちろん障害のある人のための洗い場(カラン)も何個かある。

これと言って特別なものはないが、フキの味噌和えが季節を感じて美味かった。

部屋は1階の中広間というとこ。中広間とは言え、老人会には畳の部屋はダメだから、椅子にテーブルを入れると狭い。

こうして2列が2列で、移動するには体をよじったり、横にしたりして歩くしかない。

基本的に当会は行き先の「団体様お一人〇〇円」という金額は自己負担してもらっている。会からの補助は出していない。したがって会からの支出はアルコール類、飲み物(ジュース)、お金がかかる場合のカラオケ、パークゴルフの入場料、傷害保険(死亡時300万円またはケガの度合いによる通院、入院費)である。

今回の会の負担は合計約15千円だった。年寄りばかりなので酒類も少なくて済むし、食事も細いので、立派なのは要らない、経済的である。

売店もあって、お土産にギョウジャニンニク味噌というのを買った。帰宅してからよく見たら旭川で作られたものだった。


台湾の旅 3~4日目

2019年05月21日 | 再開(雑記)

3日目は終日自由行動の日。とは言え、どこへ行ってよいやら、はたまたどうやって行ってよいやら、見当もつかないので、オプショナル・ツアーに参加。

台北の北東にある基隆野柳を巡って、昼に海鮮料理を食すというもの。

3日目ともなると、疲れが出てくる。基隆については写真もなく、ここでは触れない。

野柳は東シナ海に突き出たひょろ長い岬のような形をしている。ここは山口県秋吉台、青森県下北、千葉県銚子などと同じ、ジオパーク(地質公園)に指定されている。奇岩の多い一帯で、それらを散策しながら見物する。

 

写真はお借りしました)

きのこ岩、キャンドル岩、ショウガ岩、壷穴、ウニなどの化石、海蝕された洞などの奇岩が見られる。

中でも一番有名な岩は女王の頭(Queen's Head)と呼ばれる ↑ の岩。大きそうに見えるが、人の背丈よりやや大きいくらいだ。

(この写真もお借りしました)

このほか私の撮った写真。

亀の甲羅みたいな岩

きのこ岩

こんな歩道が設置されている。

この日も2日目に続いて、ほぼ1万歩歩いた。だんだん疲れが溜まってくるのが分かる。

昼食はこれ(海鮮料理らしい)。このほかに皿が3つほど出て来た。食欲なく、残し気味。

この後、もう一つのオプショナル・ツアーがあったが、申し込まなかった。

ホテルに帰って、しばしゆっくりしてからホテルの周囲1kmくらいを散策。この日は30℃+湿気=暑い、肌がべトッとする。

ホテルの部屋から見た道路。タクシーは全て黄色で、バイクが多くて必ずバイク置き場がある。

部屋のテレビは日本の放送が3チャンネルあって、少し落ち着く。

3日目の夜になって気が付いたのだが、部屋の壁に沿ったデスクの上に、スマホが置いてある。読むと「このスマホは台湾国内はもちろん、海外でも気軽に無料で使えます。滞在中はどうぞ自由にお使いください」と書いてある。

試しにこの電話から私のスマホに電話してみたら繋がる。

ただ、画面が英語オンリーで、使い方を間違ったらどうなるか怖いので、使わなかった。使うのだったら初日から使うべきでもあるし。。。

いろいろ調べたら、Wi Fi が接続していればLineはメールに限って、無料だと知って何人かの友人にメールしてみた。

ただし、Wi Fi が繋がってない場所では、インターネットも使えないし、Eメールもできない状態だった。

因みにタピオカのミルクティーを飲んでみた。太いストローでツルツルと口の中に滑り込む。甘さが感じられず、美味しかった。

また、台北にはコンビニが7-11とファミマが進出している。7の方は日本と同じ店構えだが、ファミマのほうは「全家」が着く。どんな意味か分からない。

また、お土産はパイナップルケーキというのに絞り込むことにした。これも美味しい。甘さは控え目で万人の口に合うだろう。

 


4日目は一日かけて自宅まで帰る日。

台北発10:10のエバー航空の飛行機に乗り込む。定刻だった。今度は304人乗りの大型の飛行機で、半分くらい空席があった。

しかし席に着いても一向に動かない。乗り込んでから、あっという間に大雨と雷と暴風が吹きまくった。この天候では預けたカバンなどを積み込めないと言う。待つしかない。

結局1時間半、機内に閉じ込められ、午後5時には自宅に着くはずだったが、7時前後になってしまった。

後で知ったが、与那国島に大雨が降った時間帯だった。それでも無事に帰宅できたのは運が良かったのかもしれない。

以上、台湾の旅3泊4日でした。


台湾の旅 2日目

2019年05月20日 | 再開(雑記)

7:40ホテル発で大型バスが迎えに来た。現地人ガイドを入れてもたったの10人しかいないのに勿体ない感じ。

今日は台北市内観光と市内からバスで数十分の九份(きゅうふん)という有名な町に行った。

 

まずは総統府。まだ早過ぎて開館してなくてバスで通りすぎただけ。写真なし。今からちょうど100年前の日本統治下時代に日本が台湾総督府として建造。

中正紀念堂。中華民国初代総統だった蒋介石を讃えるメモリアルホールとして40年ほど前に完成した建物。

自由廣場とある門の奥に小さく見える建物。これが中正紀念堂。

龍山寺

主神は観音菩薩(仏教)だが、道教など他の宗教の神像も祀られていて、多くの方面でのご利益があるという。

平日の昼間だが、若い人も含めて多くの人が声を合わせて読経をしている。こういうのは日本では見られない光景だ。

観音様ではない他宗教の神。

これから御神籤を引くための前の儀式。

我々二人とも大吉だったが、ツアーのほかの7人にはいなかったので、黙っていた。

このあと昼食は小籠包。あまりの美味しさに全員が、きっちり食した。このため、この日の夕食以降、最終日まで胃の消化が追いつかず、いつも満腹感があって、さっぱり食欲が湧かない状態に陥った。中華、中華で飽きがきたのも一因だが。

炒飯は初日の美味さに圧倒されて、箸が進まない。日本とのコメの優劣も多分に原因がある。

故宮博物院を見学し、忠烈祠(ツォンリエツー)というところに。抗日戦争、辛亥革命などの殉死者の英霊を祀る祭祀場で、日本では靖国神社のようなもの。衛兵が1時間ごとに交替する式を見学。

30℃の暑い中、ハエなど虫が顔に飛んできても動くことができないらしい。大変だろうなぁと。

 

この後、台北からかなり離れた九份へ。

かつて、この地は金鉱として栄えた山の急斜面にある町。いっときは寂れていたが、2001年に千と千尋の神隠し(宮崎駿 監督)が公開されて、その舞台がここ九份だったことから、観光の地として繁栄を取り戻した。

石段を登るのに苦労する。

九份で一番人気の店と言われる阿昧茶楼(アメ茶楼)というカフェみたいなところ。

これで一人1,200円くらいするというのだから、ちょっと高いなぁ。車では到達できない場所にあるので仕方ないか?

この後、台北に戻って台湾料理なるものを夕食としたが、全員、昼の小籠包のお陰で食べられない状態。ホテルに帰って10時には就寝。2日目が終った。


台湾(=台北)3泊4日の旅 (初日)

2019年05月19日 | 再開(雑記)

今のパスポートの期限が今年の9月ということもあり、体力的にも海外旅行はそろそろ最後ではないか、ということもあって、一度も行ったことのない台北3連泊の旅行に行ってきた。

初めての台北だし、右も左も分からない街。人口は250万人ほどらしい。当然、ツアー(JTBの旅物語)だった。

新千歳と台北(桃園国際空港)は、直行の定期便が出ているので、トランジットで時間がかかることもない。予定どおり、13:00定刻に離陸できて、予定どおり飛行時間4時間20分で台北着。

ところが、入国審査に1時間以上かかってイライラが募る。ようやくのことで入国して他のツアー参加者、現地人ガイドと合流。事前にネットで調べると、このツアーは「満席」で「催行」が決定していた。ところが人数を見てみると我々夫婦を含めて参加者は9名だ。20人くらいはいるはずだと思っていたが、そんなもんなんだと。

でも飛行機はエバー航空(台湾本社)で、184人乗りの小さな飛行機で、満席ではないが、けっこうな搭乗だったので意外な感じだった。

時差は台湾の方が1時間遅いので、昼ご飯は午後1時過ぎ(日本では2時)だった。千歳の洋菓子会社で、デザートのお菓子は「もりもと」のだった。

空港から大型の専用バスで、ホテルには寄らず、士林という夜市へ向かう。夕食はそこで各人負担で、好きな店で食べることになっている。

台湾の人は中国と同じく、家や自宅で料理して食べることはないようだ。

適当な店に二人で入った。

まずはビール。4.5%でホップや苦味がないので、飲んだ気がしない。だから仕方なく紹興酒を1本追加。

アルコール度は14度ということで、ちょうどいい。ただこの一本、1㍑以上も入っている。日本で売ってる紹興酒は普通、16度以上で価格は700mlで800円~くらいだが、こうした飲食店なのにそれより安い。

二人で上の写真のものを注文。牡蠣のオムレットみたいなのと麺。

如何にも足りないので、エビ炒飯の(小)を追加。

二人で分けたが、小なのに食べ切れなかった。しかし、その味と食感には思わず「参りました」って言うくらい美味だった。その後、ツアーで2回炒飯を食したが、この炒飯には足元にも及ばなかった。

店長の日本語の上手さ、もてなしの言葉など接客は、こうじゃなくてはを超えて素晴らしかった。

以上、合計で(持ち帰りOKの紹興酒も含めて)、2,000円をちょっとオーバーする程度。

出入口付近には果物屋さんが頑張っている。

種類豊富な南国の果物ばかりだ。お腹いっぱいで買う元気なかった。

そのままホテルへ。着8時ころだった。

出発当日の札幌は最高気温が12℃ほどで寒かった。当地は28℃で湿気がたっぷり。暑い。

ホテルは台北西華飯店という高級ホテル。8畳ほどの広さのあるバスルームにはシャワー付きの風呂のほか、独立したシャワールーム、1間以上の幅の洗面台、シャワー付きトイレがあって、ゴージャスな感じ。海外でシャワー付きトイレは初めてだった。

初日はまずは終った。