それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

映画を見て焼き鳥屋へ

2021年11月25日 | 再開(雑記)

先日、久しぶりに家内と街へ出た。映画を見て夕ご飯に焼き鳥屋へ行くためだった。

今年、街へ出るのは3回目。1~2回目はコロナワクチンを接種するためだった。3回目にして、やっと普通の生活に戻った。これからも戻った生活になるかと言えば、悲観的だ。

町内会の三役4人で12月初旬に忘年会をやる。しかし街へは行かない。町内の大型居酒屋店でやることになっている。あとはXmasも老夫婦二人だけで。大晦日もおせちは予約したが、子どもたちからまだ連絡はない。寂しい正月になるかも知れない。でも、それはそれで静かで良い。

映画は札幌駅前のステラプレイスにあるシネマフロンティアでやっている『老後の資金がありません』というコメディーだ。

映画館のレセプション広場も、コロナ前と違ってガランとしている。

写真はお借りしました

実はこの夫婦(松重 豊と天海祐希)、亭主がそろそろ定年だと言うのに貯金は7百万円しかない。父が死んで、葬儀代が香典との差し引きで330万円が出て行った。母は派手好みで、クレジットで勝手に好きなもの、しかも高額なものをどんどん買ってくる。娘も年収150万円のチャラい男と結婚する。結婚式に600万円、うち半分を負担しろと言われる。そうこうしているうちに亭主の勤務先が倒産、当てにしていた退職金は消えてしまう。妻の勤務先も契約社員で期限到来で無職になる。厳しい状況が次から次へと襲い掛かるがいいこともあって、結局、いくら残ったのか分からないが、なんとか暮らしていけるメドがついたようだ。それは家族の絆とでもいうべきなのだろう。

映画終了は午後6時半ころ。寒風吹きすさぶ外へ出て、焼き鳥の串鳥に入る。串鳥というのは全国チェーンなのかどうか知らないが、札幌にはおびただしいほどの店舗がある。雪がハラハラとチラつく中、ほっとする。

感染対策パネルのボードもしっかりしていて、まずは安心なのではないか。コロナ前は7時ころはいつも満席で、5人くらいが利用できる待ち合い場所も満席の状態だったが、やはり空席が目立つような状況だった。

イチョウの落葉で街も掃除が大変だろう

家内はビールジョッキ2杯、私はビール1杯、焼酎ハイ1杯、日本酒2合。
先月23日から酒断ちをして1ヵ月になるこの日。1日だけ
飲むことにして、翌日からは会合のある日だけ解禁する
ことにする。

気持ちよく飲んで食べて、いい一日だった。
家に着いたら9時ころだった。

翌日、朝起きてみると真っ白になっていた。いよいよ来たかな、と覚悟する。両手親指の関節症が痛いので、雪かきは覚悟してかからねばならない。名寄や幌加内などは70㎝も積もったらしい。しかも、まだ今日も同じくらい降るらしい。湿った重い雪なので大変だろう。

これら両指のサポーターを付けて出ないと、痛みが激しい。
面倒な年寄りになったもんだと情けない。

 


Xmasと正月

2021年11月16日 | 再開(雑記)

今年は年末年始の行事に関するCM・店頭での商品陳列が、全体的に早まっている感じがする。

町内会の行事で、児童会館と共催する、子どもたちを集めてのXmas会は11月27日(土)に実施する予定になった。まだコロナが不安なので、毎年の形ではないが。

今日の北海道の新規感染者は35人だった。昨日が3人なのに、なかなか収束しない。うち札幌が23人。クラスター17人が発生、病院だと言う。病院なんかは面会禁止なのに、職員が持ち込んだらしい。このクラスターの濃厚接触者は100人を超えると言う。根深いなぁ。こんなんではいつになったらゼロとか5人未満とかになるのだろうと、気持ちが暗くなる。

ハロウィンが終わったと同時に、Xmasと正月用品の販売が始まった。うちのおせちもとっくの前に申し込んだ。網走のセントラルホテルのおせちだが、ここ数年、続けて買っている。数が少なく、のんびりしていると売り切れとなるからだ。

まだ1か月以上前なのに、誰が買うのだろう。

地域の神社から正月、どんど焼き、節分の案内チラシが来るのだが、

まだ来ていない。神社に先行して正月用品が売られている。

これも誰が買うのだろう。

日本列島、太平洋側は晴れて、空気は乾燥している。逆に日本海側は雨が続いている。札幌の初雪は平年では11月1日だが、今年は半月は遅れている。これも異常気象のせいだろうか?


赤い羽根 共同募金

2021年11月12日 | 再開(地域と地域活動)

11月末に共同募金会に振り込む予定の、赤い羽根募金が10月から始まった。町内会でもこの運動に協力するため、回覧板を回して呼びかけている。

うちの町内会には1班から29班まで29の班あって、私と他の役員2人、計3人の役員のところへ届けるよう、文書で依頼してある。締め切りは11月10日だ。

私は第1班から第9班の計9班を受け持っており、9人の班長が来て、班の誰が寄付したかを記載した紙とともに届けてもらうことになっている。

ところが10日になっても来ない班長が2人いる。電話で督促したところ、1人は誰も寄付しなかった、という。それでは仕方がない。

もう1人の班長はいくら電話しても留守電になっており、ラチが開かないので、こちらから出かけて行った。しかし留守。そこで「寄付金があってもなくても、電話連絡してください」とのメモを郵便ポストに入れて帰って来た。しかし3日経ってもなしのつぶて。

仕方なくゼロとしたが、その班には裕福な人が何人かいて、去年もキッチリ寄付していたことのある班だ。このまま行くと、そのお金、宙ぶらりんになって、いつの間にかうやむやになってしまうのではないかと心配だ。

もしかして後日、届けてくれるかも知れないと思うが、とき遅しになったり、

無駄金になってしまうことも考えられる。

町内会の会員、特に班長は最低限の良識をもって、回覧板をよく読んでほしいと思う。


久しぶりの読書

2021年11月09日 | 再開(読書)

そう言えば、ここしばらく本を読んでなかった。

主に小学校の図書館から、一般開放図書を借りて来た本になった。地区センターでも図書館があるが、借りる人が多く、市の図書館ネットワークでも、特に新刊や人気の本なんかは申し込んでから忘れたころになって(1年もそれ以上も経ってから)連絡が来て、読めるようになる。

その点、小学校の図書館は、一般の人でも借りられるのだが、今の学校、出入りが厳重で簡単には入れないので、自然とふらりと来る人はほとんどいない。お陰様で新刊なんかはもちろん人気本でも、いつでも新品状態で借りられるのだ。とすれば、本屋さんまで出向かなくても無料で借りられるので、却って買うよりも便利なのだ。

10月の下旬から昨日まで、4冊の読書をした。

ちょっと古い本だが、現在もこの本のころも大した変化はなさそう。

読んでるだけで身の毛がよだつような北の状況だった。

三重県のとある山の中。林業で生業を営んでいる様を描いている。

古い風習も残っていて、お祭りや神様の描写が気味悪さを感じるほどだ。

「神去」はここの地名で、「かむさり」と読む。

百田尚樹は国粋主義者というか、右の人だが、小説ではそれらしさを

感じることはない。本離れ、特に小説離れの厳しいビジネス環境の中、ある出版社の

生き抜くための経営の実態を表現している。実に面白い。

桜木紫乃は釧路出身の直木賞作家。今は札幌の隣り町、江別市に本拠を置く。

家族関係が薄くなる時代のことを描いている。北海道在住の作家でもあり、

興味が湧いてくる。これで著者、何冊目かの読書となった。

 

歳とともに、長い時間、本を読んでいると、腰は痛くなるは、目はショボショボするわで、

疲労困憊する世代になった。無理してまで読書する必要もないので、ちょっと時間を

置いてから、また戻ろうと思う。