それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

山陰へ旅行 3日目(最終日)

2018年04月30日 | 再開(温泉)

4月17日から2泊3日でやって来た山陰地方の旅の最終日になった。

とにかく山坂ある平坦ではない道を3日合計で約28千歩ほど歩いたことになった。自分としては歩いた方だ。旅行なので疲れはほとんど感じない~松江城の急登を除いて。

今日、最初に見学したのは八重垣神社。松江市内にある。

この神社も神話に始まる。高天原からやってきた素蘘(?)鳴尊(すさのおのみこと)八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したのだが、それが縁で、老夫婦の神様の8番目の娘である稲田姫命(いなたひめのみこと)と結婚したとの神話だ。

そのことから八重垣神社は縁結び、夫婦和合、授児安産(今どきこんな言葉があるのかな?)にご利益があるとして有名なのだそう。

確かに若い男女の参拝が見られる。


 

次は由志園。 (ゆうしえん)

牡丹の里として知られている。屋内と屋外(庭園)両方ある。

ここも松江市にある。

ところで近くの境港市は水木しげるさんのゲゲゲの鬼太郎で有名だ。

あちこちにこんなものが点在している。


 

お土産はお菓子ばかりに絞った。

島根県、安来節由来のどじょう掬いのお菓子、それと、のどぐろが多く獲れるのか、このお菓子がどのお土産屋さんでも、棚のスペースをかなり取って、売られている。

因幡の白うさぎも、神話の一つで有名な話だが、お菓子にも当然のようになっている。本州のどこへ行っても、多少の巡り合わせや関係さえあれば、なんでもお土産の題材にするのには脱帽する。北海道はその点、かなり負けている。

お土産に美味いもの無しなんて言われるが、今の時代、そんなことはない。なかなかいける味だった。


 3日目の最終日、自宅に着いたのは夜8時過ぎだった。帰りの飛行機は空調が効き過ぎて寒くて仕方がなかった。札幌に向かう飛行機なんだから飛行機の中で暖かくなりたかったのに、逆で空港ビルを出ると寒風吹きすさび、寒かった。

新千歳空港からはバスが出ていて、我が家近く(徒歩で10分弱くらいか)が終点になっている。

強行軍だったが、以前からの課題だった出雲大社。すっきりした。


山陰へ旅行 2日目

2018年04月27日 | 再開(温泉)

2泊3日の中日、2日目は4月18日。

この日の見学は3箇所で、まずは足立美術館へ。

美術館に入ったら撮影禁止。

横山大観を始めとして、有名な画家、陶芸家等の作品が展示されて、圧巻だった。

ただ、この美術館は敷地に大きな庭園があって、枯山水庭、苔庭、寿立庵の庭、池庭など、いくつもの庭が庭園を形成している。

アメリカの日本庭園専門誌による評価が、今年で15年連続で日本一に輝いているという。

これは多分、白砂青松庭と呼ばれる庭園だろう。

これは「生の額絵」と呼ばれ、美術館内の窓から撮った写真が額に入った絵のように見えるというもの。


 

この後は今回の旅の主たる出雲大社への昇殿、参拝だ。

私個人的には伊勢神宮よりも出雲大社の方が興味があったのに、なぜか伊勢参りは3回もお参りしたのだが、出雲の方は今回が初めてだったのだ。もともと大国主命(大黒様)が日本国の神として尊崇されていたのだが、なぜか知らないけど、天照大神が天孫降臨のとき、平和裏にだが、この国を天照に移譲したのだ。

そういう意味で私は、日本の本当の神様は大国主命だと信じて疑わない。

本殿は ↓ これなのだが、一切の撮影が禁止されている。(外塀からの写真)

この大社では一般の神社詣でとは異なり、二礼四拍手一礼することが決まっている。

よく太いしめ縄がテレビで話題となるが、本殿にはなく、↓ のような別の建物で張られている。

別の神社と言っても出雲大社の一部なのだが。

我が家には神棚に藻岩神社のお札と新潟の白山神社のお札が祀られている。

3年半前に他界した父の神棚には、天照・北海道神宮・藻岩神社の3札だった。

今回は出雲大社のお札も合わせて3枚になる。やっと落ち着いた感じだ。


 

2日目の3番目のポイントは島根県松江城だ。

それほど大きなお城ではないが、小さな山の上に建っており、天守閣からの松江市の眺めもかなりいい。

山の下から徒歩で天守閣まで一気に登るのだが、腿の筋肉がパンパンになって痛い。

下りは慎重にゆっくり下りたが、このくらいの筋力しかないのか、如何に普段から怠けているのか、老化が進んでいるのが身に染みて知らされた。

この晩のホテルは玉造温泉の保性館という不思議なホテルだった。

今どきながら、夕食なんかは団体客向けの専用室なのだが、座布団とお膳の料理。私はここ数十年、あぐらをかいての会食というのは経験がない。だからあぐらがかけないので、両足を真っ直ぐに伸ばしての食事ということになる。正座はもちろん、そんな状態なので生き地獄の感じをしながらの食事。あずましいものではなかった。

さらに私は温泉旅館の浴衣で寝るのが嫌いで、しかもここは和室に布団を敷いて寝るのだ。ベッドでないと寝付けないことも多い。それでパジャマを持って行って正解だった。予想や準備が大切なこともあるのである。

 


山陰へ旅行 初日

2018年04月25日 | 再開(温泉)

2泊3日の強行スケジュールでJTBの国内団体ツアーに家内と参加した。

行き先は鳥取と島根松江近辺。

4月17日からの3日間だったが、ブログにアップしたのは、下旬になってしまった。

先ずは鳥取砂丘

 

鳥取県の全体の海岸沿いが砂丘なのかと思っていたが、広々した砂丘はこの辺だけらしい。

近所のお店で長靴を貸してくれる。短靴で歩いている人が大半だが、砂が靴の中に浸入して大変だったろう。

次は砂の美術館

↑ ムンクの叫び

とにかく作品の数が多過ぎて、ほんの一部しか掲載できない。

毎年、展示が変わるようで、今年は北欧をテーマにしている。「第11期」と表示があった。

この日は三朝(みささ)温泉のとあるホテル。

大人数の中国人宿泊客がでかい声で喋るのだが、異様な感じでとても隣の部屋にとは拒否したいほどだ。