それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

『北海道ルール』という本

2013年05月30日 | 再開(読書)

結論から言うと、この本、さっぱりなものだった。

北海道は内地と違う側面が多い。
第一、言葉が違う。これは明治の頃の各地からの落ちぶれ者集団のお陰だ。
内陸部は【比較的】東京弁で、函館など沿海部は浜言葉だ。

当時、北海道は上へ上への気風に溢れていたが、その反面、
貧しくて隣近所の助け合いなしでは生きていけなかった。 

そんな中から今の北海道がある。
雪まつりもよさこいも各地のお祭りもみんなそうだ。
互助精神というか、結婚式は会費制でせいぜい1万5千円。
それ以外は、親族を除いたらかからないことになっている。
服装も親族以外は何でも良し。


ボクは昭和42年に北海道に移住してきたのだが、その
足跡は今でもいろんなところで見受けられる。

でもね、ボクは新潟高校を出たらなんとしてでも、
北海道大学に学びたかった。
理由はマルクス経済学の先生方が多かったからという
単純な動機。別に共産主義に傾倒してたわけでもないのだが。。


いまは事情は様変わりしているが、やはり札幌はいい街だ。
住みたい町、全国1位、函館が2位、小樽は5位とのこと。
全国上位10位の中に6都市が名前を貫いているとのことだ。
雪さえなければ、ホントだと思う。。。。。



北海道の特徴をまとめたこの種の本は多い。

 


建築ブーム??

2013年05月26日 | 再開(雑記)

単位町内会の役員やらされてると、当然ながら近所の新築、改築に立ち会うことが多い。
我が地区は人口2万人を超えるのだが、例によって少子高齢化が急速に
進んでいる。 65歳以上の老人の比率は当然25%を超えてる。
そう言えば自分も今年の誕生日に65歳になるのだ。

それでも地の利が良いせいか、家の立替、新築が随分と増えている
という感じがますますするのだ。

例えばこれ。
本州の業者が進出してきているのだ。

住宅建築業界は熾烈な競争を余儀なくされている。
このうえ、本州業者が入ってこられては、市場規模が小さくなる。

しかも〇さんのお宅もこのハウスメーカー。

日本の住宅は神代の時代から、夏仕様で寒さには目を向くことはなかった。
断熱材のない時代に、屯田兵が江戸様式の土台、完璧な木造、ただしペラペラ。
こんな家では豊かに暮らせるはずはない。

今の家は寒いなんてことはない。
日の差しようでは、暖房を切っても室内温度が25度は確保できる。

なんとまた、一軒家の建築技術は高まったもんだと思う。

 


瀬戸内 寂聴

2013年05月23日 | 再開(読書)

この人の本は初めてだった。
もちろんお会いしたこともないし、面談したこともない。

しかし、ずっと以前からどんな人なんだろう、その思想は?
本音は?と、知りたいとは思っていた。

この度、今年の4月30日付けで、光文社からこの本が
刊行された。 早速、購入してみた。

 

作家であり、宗教家でもある、この人はその年齢90歳。
人生経験、恋愛経験ともに申し分ないほどの豊かさを誇り、
したがって、何でもない一言一句に重みを感じるものだ。

四国でのナルト・サンガと呼ばれる場所での、謂わば講演の
複写である。 だから読みにくいということはなく、スラスラと読める
ので1日もあれば十分だ。

しかし、それなりの【教え】のようなものがあり、
気持ち的には、身体を揉み解すような痛快感があるのがいい。

 


2013年05月21日 | 再開(雑記)

今年の桜は咲かないのかと思っていた。
でも一昨日、近所の公園に行ってみたら、山桜が満開だった。

桜の代表『ソメイヨシノ』はまだ蕾状態。
八重桜ももちろん、まだまだ。。。

それでもTVなんかによれば、昨日の日曜日は当地の名所、北海道神宮の
『開放』が行われたとのこと。花見の主役はジンギスカン。

ボクは特に桜に興味があるわけでないが、春が来たなという実感に
興味がある。 でもまだ寒いし、気楽に散歩もしたくない。


家から徒歩で5分の位置。
南沢川に沿った公園の川。
この川、3km先で豊平川に合流して、北区で石狩川に合流して日本海に注ぐ。

 


今月の孫

2013年05月20日 | 再開(孫♂)

2歳と5ヶ月になった孫。
何でだろう?ボクのことを『じじ』と呼び、家内のことを『ばあちゃん』と呼ぶ。
ジジとおじちゃんとでは高低の格差だがある。

ボクとしては『(O)じいちゃんと呼んで欲しい』

それなのに、
次男坊のことは、『おじちゃん』と呼ぶのだが、『じーじ』と『婆ちゃん』
と呼ばれてる。

ジジとババ、おじちゃんが、ひっつかないのかもしれない。


じいちゃん(=ボク)に玩具をねだっている
もちろん好きなものを買う。


親が希望したのと、ジジが求めたのとはモノが違った。


次男坊と

以上のような感じなのだが、写真にすれば、おとなしく見えるが
一旦、騒ぎだすと簡単にはいかない。 子どもの荒くれ習性なのかな??

 

ま、そういうことで。。。。

 


賽銭泥棒

2013年05月19日 | 再開(地域と地域活動)

神社の賽銭は定期的に集金・回収している。
ところが盗難事件が2月頃から頻発している。

もともと少ない賽銭なので、大勢に影響はないのだが、
気分のいいことではない。 そのため、何らかの盗難予防策を講じている。

この写真は、熱心な方が賽銭箱の横に奉納していったものだ。
なのに、上の包装紙が開けられて、少しお酒を飲んだ跡が認められた。

ホントは恥ずかしい話で、公にしたくないのだが、
こう何回も続くと、やむを得ず警察に届出をすることになった。

何千円かそこらの金額で、盗難の痕跡を残したまま逃走
するなど、誠に卑劣極まりない。

世の中もどうにもならないところまで来ているということだろうか??

 


固定電話のこと

2013年05月18日 | 再開(雑記)

今まで使っていた固定電話。 15年ほど経過している。
そのためか、最近、調子が悪い。 仕方なく買い換えることにした。

従来の機能は、FAXのほか、184電話をシャットアウト、名前付きで番号登録
していると、誰から掛かって来たかわかる、拒否リストに登録可、
その他、一般的によくある機能が付いている。

子機に関しては、2台ついていて、本機と合わせて3台の受話器。
子機2台はコードレスだが、本機のはコードが機体に接続されている。

今回、買ったのは本機の受話器もコードレスなので、同じくコードレスの子機は
1台で済むことになる。ここが一番の違いだ。
 価格は約2万円。割高な感もあるが、利便性や、小型で電話置き場に
余裕が出るなど、なにかとコンパクトでスッキリしている。

そう考えれば、高いとは思わない。


2階に上げた子機

とにかく、家の新築後、17年。
あちこちが故障なり、修繕・修理が必要になっている。
老後の資金繰りを考えたとき、それなりの補修費用を当て込んでいたが、
これほど次々とかかるとは思わなかったなぁ。

今度は携帯電話だ。電池の持ちが悪い。そろそろ替え時なのだが、
スマホにすべきだろうか??
悩みは尽きない。

 


総会後の気持ちの揺るぎ~佐藤 忠良 展(札幌芸術の森)

2013年05月18日 | 再開(地域と地域活動)

12日に連合町内会の年次総会が終わり、町内会と神社の大きな行事は終わった。
神社の方も、当面、事業がない。

暫くのお休み。  これでいいのか心配なしとはいえず、その後は
いろんな意味で暫くの間は、のんびりと過ごそうと思う。

 ところで、北海道を代表する彫刻家の【佐藤 忠良】→ポチン

大学生の頃からこの人の作品には、惹かれるものがあった。
いろんな理由があるが、①銀行の本店営業部の象徴的で巨大な彫刻
②銀行の創立〇周年で、職員全員に配布された、この人の彫刻などなど。

作者は札幌出身の人なので、驚きはないが、
道銀が1970年に完成した本店営業部に、巨大で尊厳な彫刻が飾られていた。
もちろん、今でもその巨大な彫刻は威を引いてます。

我が家にも佐藤忠良の小作品が2点ほどあるのです。
額装代のほうが高かったかも知れないが、なかなかなものですよ。

皆さんにはこんな話はどうでもいいかも知れないけど、
額に〇万円とかけてしまったのだから、親近感を抱くのは当然なのかも??

結局のところ、美術品、芸術品の類は【お金】に尽きるのだろうか??

何としてでも欲しいなぁ、自分のものにしたいなぁと思ったところで、
結局はそれを入手するお金が必要なんだ。
だから我が家には小ぶりでお安いものしかないんです。
考えてみれば、64年も生きてきて、しっかりした美術品ひとつないなんて
寂しいものですな。

 


ミーハーになって、本でも読んでみっかな?

2013年05月09日 | 再開(読書)

しばらく本から遠ざかっていた。
どうも、このところ、スッキリしないのは、そのせいかも知れない。

それにしても4月の15日に3年ぶりだと言う村上 春樹の新刊。
在庫がない。 3日前に近所の生協にある本屋に、頼んでおいたこの本が
届いたというので、受け取ってきた。

1週間で100万部を超える人気だそうで、TVや新聞などのメディアで大いに話題になっている。
皆が読んでると思うと、落ち着かないと言うか、世の中からすっぽかされるのではないか、と
変な恐れがあって、謂わばミーハー的に「買わされた」という感じもある。

村上 春樹の作品は『ノルウェーの森』『1Q84』以来、3冊目だったかな?
いずれも論調や舞台設定などがよく似ている。
非現実的なストーリーなのだが、不思議な魅力に自然と溶け込んでいく。


確かに淡いミステリーだ。 面白さが続いて、よく読める。
作者は64歳。 同い年なのに、こんなパワーがあるというのは
驚異的で、これからは比較して劣勢にある自分としては、彼が突出しているだけに、
できるだけ避けて通りたい作家になってしまった。

まっ、普通に日常を過ごしたいものだ。

 


老眼鏡

2013年05月07日 | 再開(雑記)

ボクは、遺伝的なものではないのだが、中学生の頃から近視だった。
常時、眼鏡を掛けるようになったのは、大学の2年生の頃だった。
しかし、さすがにその頃も、単純な近視であった。

22歳で就職するときには、いつの間にか乱視が【混入】していて、
購入する眼鏡の値段も高くなった。

42歳のとき、計ってみたら【老眼】も注入されていた。
それ以来、【近視】【乱視】【老眼】が混ぜこぜになっていた。
あれから22年。

眼鏡の取替え・買い替えは2~3年毎ということになっている。
必ずしも【度】が進む結果というわけではないのだが、
例えば、右目と左目がそれまで以上にアンバランスになってしまったとか、
今までの眼鏡ではTVの細かい文字がボンヤリするとか、
軽い症状なのだが、少しは気になるものだ。

このところ、いつもの【眼鏡の買い替え】のときは、遠近両用としていた。
しかし今回はパソコンでも、目を刺激しないレンズで、老眼専用の
メガネを買うことにした。

1時間もかけて目の検査をし、この老眼レンズがいいとして購入した。
しかし、微妙にピッタリいかない。でも買ってしまったのだから、使うしかない
のだが、小説や新聞を読むときにはピッタンコ・カンカンなのだ。
視力というのは、その日、その時の体調にも左右されるらしい。

これで人様と同じような【文化的な】生活ができそうだ。


常用している遠近両用メガネ


今回、購入した老眼専用メガネ
なんて言うのか知らないけど、フレームは【形状記憶】タイプで、使いやすい。
上下左右にある程度の【動き】をしてくれる。
だから片方のメガネから他方へのシフトが気にならない。