それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

真駒内公園

2018年05月28日 | 再開(雑記)

真駒内(マコマナイ)公園は開拓使の時代から始まる。エドウィン・ダンというアメリカ人のお雇い外国人が酪農を進めるための広大な地域だった。

札幌が蝦夷の本府として開拓使が置かれたのは、明治2年のことだ。函館などでは、戊辰戦争真っ只中。

戦後、GHQのためのゴルフ場として開発された、緩やかな傾斜はあるが実態的には平坦地である。

1972年2月には、この公園をベースにして、冬季オリンピック大会が開催され、五輪のために地下鉄が開通し、地域は五輪の選手村としてマンションが建設され、周辺は町並みの綺麗な札幌の一大住宅団地として発展した。

最近では、北海道日本ハム・ファイターズの(ベース)ボール・パーク(BP)構想があって、現在の札幌ドームとは別に、野球場やアミューズメント、ホテルなどを含めた総合レジャーランドの候補地として選ばれたことがあった。

結局、もう一つの候補地として名乗りを上げていた札幌市に隣接する北広島市に決定した。

天気が良いので、自転車なら10分とかからないこの公園を一周してみた。

五輪のとき、屋内競技場として建設されたアイスアリーナ。フィギュア、アイスホッケーなどの競技が行われた。ジャネット・リン(米国)がフィギュアで金メダルになったことを覚えている人は、老人会関係の人ばかり??

ここは屋外競技場。スピードスケートや開会式があった施設。
屋内、屋外ともに施設の老朽化のため、管理者である道庁や市などは維持費の負担に頭を抱えている。

公園は1周すると概ね5km。ウォーキングする人、走る人、自転車の人の3種類の人たちがいる。私のような電動のちゃりんこの人は運動にもならないので、見かけない。

ゴルフ場だっただけに、広場と木々の配置はゴルフ場仕様なのが分かる。多分、9ホールだと思う。
BP構想には狭い感じだし、地下鉄駅から少なくとも2kmは歩く必要があるので、選抜されなかったのは仕方がない。

と言うより、こんなに居心地のいい公園がBPに占拠されたら、南区の自然が壊されて、人で溢れる場所になるのは許されない。

南区は、10区ある札幌の中でも人口の減少が激しく、高齢化率も高い。市の全体の面積の60%を占めるのに、人口はたった7%しかいない。それなのに、私の家から地下鉄を使わず、バスなら40分で札幌駅に到着する。しかも240円。

広い公園のなかに縦横にある舗装された道。散歩するには、本当は舗装道路は馴染まない。しかし、多くの人が利用し、駐車場も土日は有料。土日の過剰入場を抑えるための措置で、致し方ないのだろう。

公園の一番隅っこに当たる場所に「カタクリの里」というのがある。いくらなんでもカタクリの花はGWが限界だろう。豊平川の花魁(おいらん)淵は小高い丘になってるが、標高にして100mくらいの差があるかな、登って来た。この日の最高気温は14℃。汗をかくこともなく、のんびりと上った。

そんな丘でも一応、息が少しは切れるので、いい運動になった。
(心筋梗塞の恐れなきにしもあらず)


母の日のその後

2018年05月25日 | 再開(雑記)

母の日は5月12日だったか。  送られて来た花は2セット。長男はなぜか送ってこない。以前、「無理して送らないほうがいいよ、子供たちのレジャーとか外食に当てたほうがよっぽどいい」と言ってから、その言葉を守っている。

これは次男(の嫁)から。

こっちは長女から。 見たこともないような、大きいユリだかバラ?だったかな。匂いがきつくて、普段は玄関の花置きスペースに置いていた。この家は居間が一番暖かくて、玄関と車庫が寒いので、花を飾るには工夫が必要だ。それでも夕方から朝までは居間に置いている。

その両方の花、あまりに多いので、仏壇やトイレ、2階の花飾りスペースに分散して置いていたのだが、日に日に枯れたりしてきたので、一箇所にまとめて置くこととした。

仏壇の花立は真鍮でできているので、長持ちがしない。トイレは1輪でも2輪でもいいから、少なくて済むので、なかなか花が減らない。普段から花代は結構とバカにならないお金なので、助かるには助かるのだが。。。

今日現在でこんな風になった。

やはりカーネーションが強い、香りも薄い、見栄えもするってなことで、母の日のプレゼントとしては王者なのかもしれない。


電動アシスト自転車の良し悪し

2018年05月23日 | 再開(雑記)

4月の30日にAEONで、電動アシスト自転車を買った。

去年買った普通のママチャリだとこの近辺、札幌市中心部に向けて扇状地のため、どこを走っても、中心部へはラクにいけるのだが、帰りは体力を要する。つまり「行きは良い良い、帰りは怖い」状態なのだ。

年を重ねて思うことは、近所の山坂をママチャリで大丈夫か?

5年前ほどに、電動アシスト自転車を買ったことがあった。1年で壊れた~~made in Chinaだったし、現在の電動自転車と法律が変わったのだろう、性能がまったく違うのだ。

単純に言うと、以前のはただ電気が働いて楽だということや単純な3段切り替え。現在のはこぐに加重を掛ける必要がない、走行に3種類を選択できて、走りながらその3種を選択できる、しかも切り替えはそれぞれで3種類あるので、走行種類3種に対して、3段階切り替えがあるので、合計の選択肢は9段階切り替えということになる。

これだけの選択肢を、走っている時に自由気ままに変えられるというのは安心感と安全性をもたらす。ようやく安心・安全走行ができる状態になったように思う。因みにメーカーはPanasonicで、安心だ。

現在は自転車事故が多いので、盗難登録のほかに任意保険をかけるべきだ。盗難登録・保険600円を含めて。3年間で4,300円。本体+保険等のオール込みでちょうど10万円くらい。事前に下見をしたのだが、当日4月30日一日、当日限りで2割引の価格で販売すると言う。そうでなかったら12万円では済まないところだった。

黄色の四角で囲んだのがバッテリー部分。

 

 

モードは3パターン=パワー、オートマチック、ロング。パワーの場合はどんな坂でも楽に登れる。

ロングというのは、平坦地を走る場合で力は必要ないので、電池使用量は少ない。その分、脚に負荷が必要になる。それでも乗った感じは普通のママチャリよりはかなり楽だ。

今日、たっぷり(90%)充電したが、走行可能距離はどのモードで走るのかによって変わる。ロングの設定であれば88kmとなっている。楽に走ろうと思う場合は52kmだ。ロングでばかり走ることはないし、パワーばかりのこともないので、平均すると、充電状態が90%でも70kmくらいは走れる勘定になる。中間のオートマチックなら70kmを超えるだろう。

札幌市の中央区や中心街、すずらん公園、定山渓温泉、石狩湾の海などの郊外は充分行って帰って来られる。

それにしても不思議なのは、取説には充電は100%までしてください。空の状態では5時間半かかります、とある。

しかし、販売店の方はリチウムイオン電池なので、満タン充電はしないようにしてください、と念を押す。一体どうしたものだろう。メーカーに訊くしかない。


古希を祝う会&同級会in新潟市

2018年05月18日 | 再開(雑記)

去年から出身の中学校の同級生のなかで、2018年は満で古希になるなぁ、一度集まりたいなぁ、なんて話が出ていた。

私が行くと言えば、幹事を立てて開催するとの話になっていた。

それで3月の中旬に馳せ参じることに決定をした。日程は5月14日(月)~17日(木)の3泊4日。父方の本家へのご挨拶も含めた。往路は小樽→新潟の新日本海フェリー14日午後5時出航、翌日15日の朝9時到着、ちょうど16時間の船旅だ。

高校の友人とも会うことにした。その他、お世話になった人たちや懐かしい場所も訪ねることも含めた。船中泊が1泊あるので、新潟では2泊3日なのだが、私としては3泊4日ということになる。フェリー到着から往路の新潟空港への送迎を含め、全てを中学の友人が車で完全アテンドしてくれた。

「ワシもまだ捨てたもんでないなぁ」なんて、恥ずかしながらそんな気分でいた。

↑ 5月14日(月)の小樽フェリーターミナルから撮影。桜あり。

カーテンを開ければ窓になっていて、閉塞感はない。この部屋、ツインだがシングルユースが可能。広いとは思わないが、一人でベッド他の全ての設備の配置は効率的・合理的で、逆に広過ぎると思うくらいだ。テレビ(主としてBSになるが。でも地デジもアナログの録画をしているのか、でかなり映る)、トイレ、洗面所、シャワー室が完備されていて、なんの不満もない。

天候にも恵まれて、揺れはほとんど感じることはない。快適な船旅。

↑ は入口から逆方向のカーテン側から撮った。寝るのは画像左のベッドでテレビが見えるようにした。

冷蔵庫、クローゼット、小物類(歯ブラシセット、シャンプー、ボディソープ等)も充実していて困らない。

カフェテリア方式のレストランがあって、海に向いた席でとりあえずのビール。このローストビーフ(右上)はロンドンでも食べたことのない絶妙の味だった。

部屋に戻ってのお楽しみに買った。大浴場でゆったりと湯に浸ってから、越後産の菊水(甘口だがアルコール度数が19度と高い)をししゃもの燻製を酒の肴に一杯。水は夜、喉が渇いたとき用に冷蔵庫に。大浴場は、夕方5時出航なので6時半くらいまで混んでいる。経験上、熟知しているのです。


 

新潟では信濃川に沿った萬代橋の付け根にあるホテル オークラに連泊とした。1泊だと1万円以上するのに、1泊に均すと8千円くらい というのは、シティホテルとしては安いなと思う。

この萬代橋(ばんだいばし)は、信濃川を挟んで、東新潟と中心部のある西新潟を結ぶ幹線の橋で、最初の1代目と2代目の木造の万代橋は大水に流されたが、3代目は昭和4年に今の姿になった。したがって、私が知っている万代橋はこれしか知らないが、亡くなった父が渡り初めしたという話を聞いていた。国の重要文化財だ。

なお、私が子どものころは「万代橋」と書いていたのに、いつから「萬代橋」と変えられたのか分からなかった。恐らく国の重要文化財と指定してもらいたかった、ということではないか。

先月も出雲大社や鳥取砂丘のバスツアーに行ったが、どんな小さな町や町でも、必ず特産品なるものがあって、観光客でにぎわっている。「北海道は観光大国ではない」というのが実感です。観光客(主として中国人)が大量に来るから、それに精一杯のっ努力をしている。しかし、自ら積極的に「観光業」に入り込む勢いがよく見えない、のが現状だろうと、要はビジネスチャンスを自ら放棄しているように見えます。

北海道は基本的には逆で、自然に甘えて力が入ってないと思う。本州と比べて札幌の評価を口にすると、うちの奥さんは激怒することが多い。私も結婚後45年、それほど強く奥さんに言われることはないと思ってるが、これが現実なのです。

弥彦神社にも行った。この神社も八百万の神を祀っているからか、先月行った出雲大社と同じく参拝の時には「2礼4拍手1礼」をするのだそうだ。

町に戻る途中、岩室温泉(いわむろ)で疲れを取った。

これは途中で立ち寄った「豪農の館」と呼ばれている屋敷だ。敷地8,800坪、建坪1,200坪という。越後随一の大地主で、全盛期には1,370ha(1,370余町歩)もあったが、戦後の農地解放で没落した。

 

恥ずかしながら私の出身高校だが、100周年のころだったか、建て替えられて当時の姿はまったく見られなかった。同窓というのは、単なる出身学生のノスタルジアではなく、物理的に存在して、見たもので、「ええーー!!」となるものでないかと。

今まで50年以上、払い続けてきた同窓会費。次はどうするかな??

本家~~と言っても、父は長男でなかったので、札幌に墓を建立したし、自宅の仏壇も父と母が「初代」なのだが、そうは言っても行ってみたいとの思いがあり、父の実家という意味だが、新潟との絆を確保するためには私にとって大事なお宅。その本家に挨拶がてら久しぶりに訪問したので、ついでだからと、阿賀野市にある出湯(でゆ)温泉へ行った。

後ろにある白い建物、「出湯温泉 共同浴場」とある。料金はたった200円。番台におばさんまでいる。シャンプー、リンス、ボディソープセット360円を払って入浴。

温い(38度くらいか)が時間をかけて入ると、じんわりと効いて、汗まで出てくる不思議な温泉だ。全頭ツルツルの友人は、38度のお湯なのに、頭からジンワリと汗(まみれ)になっておった。


 

本タイトルは「古希を祝う会兼同級会」となってるが、過去に還暦の同級会、65歳を迎えたときの同級会と、話す内容は同じで、よそ様が聞いても面白くないのは明白なので、省略させていただきました。

次ぎ、喜寿を祝う会ということになるのかもしれないが、みんなの話を聞いていると、病気や痛みが一つもない、なんて人はほとんどいないような状況で、同じメンバーで集まるのは到底無理だと感じる。そもそも自分も帰札してから、気力と体力の回復がやけに遅いのだから。

バカ話も多いのだが、記憶に残るのは、病気と介護。
地域によっても違うのだろうが、親の介護は娘なり嫁なりが在宅で面倒を見る、というのが本流のようだ。いろんな老人をテーマにした本を読んだりしたが、私の結論は、親孝行と親の介護は別の問題として理解する、ということだ。

テレビでも介護離職する中年が増えて、人不足の原因の大きな理由の一つになっているらしい。介護離職したら、何年も親の年金に頼ることになって、今さら働く気にならないらしい。

もったいないことだ。


老人クラブ 春の旅行会

2018年05月09日 | 再開(地域と地域活動)

連休明けの8日(火)、当老人会では、創立15周年に当たるため、個人負担(参加費)無しで日帰り温泉旅行会が催行された。

参加者数は連休前の段階で37名にのぼったが、当日に近づくたびに「体調不良」「風邪気味」「検査入院が本物の入院になった」等々の理由で、暫時減少して結局は31人になった。こういう事態が発生するのは老人クラブの宿命であり、仕方のないことだった。

行き先は定山渓手前にある小金湯温泉。本州と違って、間違いなくテーブルに椅子席。老人会だからではない。これが当たり前になっている。

来週の14日から新潟に行って、古希を祝う同級会があるのだが、場所は市内中心部にある割烹だ。あぐらを長時間かけなくなった自分としては、やや不安を抱いている。

昼食ランチを食べ、アルコールも入ってのんびりと歓談。

元気な年寄りばかりだが、食欲も旺盛で、感心する。

今日の最高齢は今年95歳になるおばあちゃん。私の母(故)より3歳も上で、完食、しかもカラオケも何曲も歌うし、耳も眼も正常なので、スーパーおばあちゃんだ。曰く「シンさんみたく若い人(?)と話するのが、老人クラブになんとしても来る力になっている」だと。しかも、この「若い人」からパワーを吸い取っていると平然として言うのだ。正直なところ、恐怖を感じる。
嬉しい気分0.5割、複雑な気分9.5割で、月一度の例会にそんな気分で出席している。

食事だが、時間どおり到着したこともあってか、団体でありながら温かいものが出されていて、この後も随時、追加して「熱いうちにどうぞ」というのが数品出された。

これで、無料送迎バス+温泉入浴(バスタオル等一式付き)+食事・部屋代=1人税込4,000円ポッキリというのは安い。バスは大型で、町内の地区センターまで送り迎えだったので、老人にはそれだけで充分だった。

世の中は高齢化、100歳時代、団塊の世代が高齢化率のピークなどと言われているが、老人クラブへの加入率は漸減している。当地区の老人クラブ会員数は3年前と比べて約1,000人いたのが、前年度では約800人を切る状態だ。

老人は急速に増加しているのに、老人会員は減る。この状況はどうしたこでしょう。
私が「若い人」と呼ばれる。現に私より若い男性会員は一人もいない。
当クラブの会員は48名だが、4月1日現在で60歳台は私を含め男女合わせて3名。
本年7月になると、その3名が1名になる。
要するに新規で入る「若手」がいないのだ。確かに今は70歳でも現役の人が多い。20年前なら考えられなかったことだ。老人でもないのに老人会には入らないという意識もある。

役員としてお手伝いしている私だが、この先、この老人クラブはどうなって行くのだろうと考える。近隣にはもう会を維持できないとして解散したクラブもある。

行く末を見守りたい。


春到来

2018年05月02日 | 再開(雑記)

連休に入って漸く春になったかなという感じ。

天気のいい日、電動アシスト自転車を買ったので、行動範囲が急激に広がった。

その自転車で豊平川沿いにある真駒内公園を通り抜けた。

まだ満開とはいかないが、開花は4月26日だった。

青空が気持ちいい。

ところで ↓ の写真。ここは真駒内公園と豊平川の間の河川敷にある雪の堆積場。GWに入ったのに、まだ汚れた雪が融け切らず、重機が雪の上で作業をしている。近くに住む自分ですら「まだあったのか」とビックリ。今年の降雪量は5㍍くらいで、去年に比べて1㍍少ないのにだ。


 

車庫でのジンギスカンも半年ぶりで始めた。

長男一家が来たのであえてやったのだが、28日(土)はまだ少し寒かったかな。

最近は昔と違って生ラムは当たり前で、軟らかくてボリューム感も充分だ。