それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

悪戦苦闘

2008年06月25日 | 地域活動

札幌の街はからりと爽やかな天気が続くようになった。

雨は時々降るが、去年のような蝦夷梅雨ではなく、普通のぱらぱらと少ない。
今日は快晴。じりじりと暑いが、日陰に入れば真に気持ちがいい。

ただ、洞爺湖サミットが近づいている(7月7日~9日)。
警備のための車両が四国のナンバーをつけて走っていたりする。

外国の要人は大概が札幌のホテルに泊まるのだそうだ。
物々しい警備。停められた車は、鏡を使って車の底まで調べられている。

郊外に行くと、中心となる国道230号(我が家のすぐ近くを走る)にかかる
木の枝などはすべて切られて見通しが良くなっている。

7月6日からは大幅な交通規制が敷かれて、
断続的に一般車両の通行は禁止となる。大変なものだ。
その期間はとにかく、国道には出ないことだ。

 

前置きが長くなった。
うっかり引き受けてしまった藻岩神社の会計部長だが、
2回の打ち合わせをやっても、引継ぎが完了しない。
杜撰で、こちらからの質問に答えられないのだ。

財産目録もない。神輿や社殿、手洗い場や宝物など、財産が無いわけはないのだ。
今頃になって作ってもらっているが、完成しないことには引き継げない。

なにしろ、宗教法人用の文化庁様式の会計ソフトである。厳格なのだ。
ソフトの操作も覚えなければならないのに、日にちだけが、過ぎて行く。

ここ2日間、ソフトと格闘しているが、悪戦苦闘でもある。
ようやく、一般会計の収支、現金出納帳、預金出納長、予算管理表を完成させた。

ここまでくれば、あとは財産台帳を整備するだけだ。ほぼ山を越えた。
その旨、代表役員に報告に行った。農家をしているひとで、85歳。
矍鑠としていて、訪問したとき、畑にいた。

大変喜んでくれて、帰りに通帳の印鑑を渡された。と同時に大根と小松菜をその場で取ってくれて、持って行くようにと。

これでなんとか、先が見えた。今どき、ソフトの説明書なんてものはないから、
なんとなく心配だったが、いじくっているうちに理解できた。
これも連合町内会のNPO会計をやってきたからだ。
比較的、類似点があるし。 今日はほっとした一日であった。

 

(先日の藻岩登山のときのもの。オオハナウド~多分)