新しく酒粕酵母をおこしたので、今度はストレート法に挑戦。
いつもの安い粉を使い、砂糖と油脂を少しずつ入れました。
水分は60%で、その半分を酒粕酵母液種にしました。
(液種はすべて水分と考えています)
生地は、捏ねているときはかなりなめらかで、捏ねやすい感じ。
水分60%の割りにやわらかくてしっとりした生地なので、発酵後ダレるかと心配しましたが、大丈夫でした。
今回は発酵後も生地の弾力は残っているものの、イーストの生地と比べるとちょっともろくなっているような雰囲気。
なので、あまりいじらずにただ丸めるだけにしておきました。
そしてクープを入れ、バターをのせて焼成。
バターのおかげで、クープはぱっくり開いてくれました。
焼き上がったパンは、ふわんふわんとまではいかないけど、表面はカリッと、中はしっとりやわらかく出来てました。
香りは、元種を作って焼いたときよりクセがない感じで、チーズっぽい香りも弱めでした。
「今回はちゃんとパンになった~」と喜んで味見をしてみたら、ちょっとすっぱい・・・。
ツーンとくる酢っぽいいやな酸味じゃなく、ヨーグルト系の酸味なんだけど、ちょっと強めなので食べると明らかにすっぱいんです。
確かに液種も結構酸味があったんですよねぇ。
だけど酢酸が出来てる感じはしなかったから、パンになったら大丈夫かもと期待したんだけど、ダメだったようです。
ちょっと酸味が強い以外は、悪くないんだけどね~。
この液種、結構たくさんあるんだけど、どうしたらいいんでしょう・・・?
もうちょっと液種の割合を下げてまた焼いてみようとは思うけど、それでもすっぱいようだったら、どうやってもすっぱいパンにしかならないってことですよねぇ。
あきらめるしかないのかなぁ・・・。
とりあえず、もう一回焼いてから考えようっと。