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青森民謡協会理事長・福士豊秋師ご逝去。

2017-02-21 04:11:21 | 日記 津軽三味線
青森民謡協会理事長の福士豊秋師が63歳の若さでご逝去され、通夜に参列させて頂きました。

訃報の知らせを受けた時は、信じられず驚いてしまいました。

私と同じ津軽三味線五錦流一門で、工藤君江師が営んでいた民謡酒場・りんご茶屋の先輩にあたり、私より一回り違いの巳年生まれということもあり、修業時代は何かとお世話になりました。

福士豊蔵、山内たつさんの次男として生まれ、兄である福士豊勝師と同じ津軽民謡芸人として一世を風靡した唄と三味線の二刀流をこなした名人だと思っています。

数々の思い出がありますが、私が唄と三味線の芸のことで悩んでいると「小森!唄も三味線も両方を絶対に辞めるなよ!おら達みたいに唄も三味線もやる二刀流は貴重だぞ!」と会うたびに励ましてくれました。

私が今まで唄も三味線も辞めずにやってこられたのも、あなたを目標にしてきたからです。

ある時、私と豊秋さん、今は亡き初代藤田淳一先生と民謡酒場のあいやにて、じょんから節やあいや節、ソーラン節などを深夜まで掛け合っていたことは生涯忘れることができない一番の思い出です。

芸人魂を教えて頂いたこともあります。

唄をうたえるから唄いやすい伴奏ができると教えてもくれました。

昨年の青森の唄まつり全国大会にて私の津軽三下りを伴奏して頂いたことが私との最後の共演になってしまいました。

楽屋にて「小森!唄を辞めずに津軽の唄を唄い続けろよ!」と励ましてくれたのが最後の会話になってしまいました。

豊秋さん、まだ早すぎますよ! 淋しすぎます!

また掛け合いやりたかったです。

私の唄の師匠の山田百合子師匠に天国で出会ったら、小森は唄い続けていると伝えて下さい!

豊秋さん、さようなら…ありがとうございました。

合掌…






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