高老師の授業。教科書は開くし、練習問題はもう家で済ませて。
あとは聴く事に集中よ。先生がボードに色々書かれるけれど、書き写さない。
練習問題に皆さんが取り組んでいる間、
「もう、書かないことに決めたのです。書くと、書くことで覚えたような
錯覚に陥るので。少し不安ですが、わからなくても聴くようにしようかなあ
って」
「それが一番大事。私も学生時代、フランス語を勉強しましたが、フランス人
の先生が、聴きなさい、そして 言いなさいって。それがまず最初ってね」
先生の専攻はフランス語だったのです。かつての中国は、個人の希望より、
割り当てたのです、進路を。「お前はこれを勉強しろ!」ってね。
書かないと、かなり必死になります。当然単語を覚えておくというのが前提
なのは当然ね。あやふやでも、推測することで何となくわかる。それが
大事って思うのよ。
言葉は耳から入ってくるのですもの。文字からじゃない!なんで、今まで
文字に頼ってたのかしら?書くのが当たり前みたいにね~。そんなのは
当たり前でも何でもないのに。
大改革よ、あたくしにとって。文字のない勉強だなんてね~。
大丈夫?ええ、あたくしがあたくしのためにすることですもの大丈夫!
問題ないわ。No problem.No hay problema. 没問題。
自分を否定するような言葉は遣わないようにしてるわ。出来ない出来ない
出来ないって、もしかしたら、すっごく自分に対して失礼なことを言ってる、
してるのだと思うのよ。そんなに自分を否定するなんて、すべきことじゃない
じゃない? 自分が自分を否定するなんて、絶対すべきじゃない!
だって、どんなに偉い人であっても、あたくしの次でしかないってことに
目覚めなきゃいけないわ。ヒントをくれる人でしかないのよ。リーダーは
自分自身。するとね、なんだか何でも出来るような気がしてくるのよ。
この感覚ってとても重要。誰も知らない秘密よ。すっごく気分のいい感覚。
息子たちに「権威にすりよるな!頼るな!」って言ってきたあたくしよ。
だって、本当に、本当に、リーダーは自分自身なのですもの。ネ?
ちょっと気分が良くなったでしょう? ええ、本当の事よ。あなたは
素晴らしい!誰それと、なんて宇宙のかなたへ飛ばしましょう!!!