ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

まだ?そしてご馳走様

2008-09-05 10:55:32 | Weblog
やっぱり繋がる不思議って思うのです。
この早春から「プラハの春」のチェコに関する色々は、
何?なんでこうやって私の前にその国の情報が次々に飛び込んでくるの?
カザマサンは「いらっしゃいって言ってるのよ」っておっしゃるけれど。
チェコねぇ。かつての共産主義国は、遠い存在ですから、イメージできな
いのです。五木寛之と宮本輝の小説で少しかじった程度、否嗅いだ程度の
東欧でしかありません。でも、情報が少ないから行って見るのもいいかもね。

昨晩、ケイコサンからのメールに、叔父様が中国でのお仕事を請け負って、
年末に一時帰国。従姉妹達に、集まらないかって誘われたけれど、私は行
かないつもりですって、書かれたその叔父様とは、かなり前、ケイコサン
と通っていたスペイン語教室の帰り、いつもは車なのに何故かその日は電車。
「レイコサン、あそこに私の叔父が」って。彼女もビックリの久し振りって。

お話をするまでもなく、チラッとお見受けして私は次の駅で下車という、
状況でしたが、その叔父様のお話です。
まあ、観光に仕事にって、こんな所にも?って、今や世界中に散らばって
いる日本人ですから、ケイコサンのお話は珍しいことでも何でもありません。
私が中国語を習っていることは彼女もご存知ですが、彼女の周辺から中国
という言葉はついぞ出たことはありません。毎年、海外旅行へお出掛けの
彼女ですが、アジアには関心はおありではありません。
「もったいな~い」って私は思うのよ。けれど、関心のない方にとっては
なんでもないことなのです。

さあ、ここからどう繋がる中国かしら?
楽しみになってきました。パスポートの期限が過ぎていて、戸籍抄本も
取り寄せました。セニョール・ダンの、本籍は移すものではないって言葉
で、私の実家の住所(今はもう誰もいません)が本籍地です。結婚スタート
はすぐ側のアパートでしたから。
ですからそこが私たちの出発地点という事実は、いつまでたっても変わらな
いということです。本籍をあっちこっち移すものじゃないって。今更ながら、
そうかもしれないって思う戸籍です。

ここで朝食にして、新聞も。もちろん三面記事は読みません。

そして、またチェコの文字が。元・駐日大使夫人のお話が海外特派員の記事
になって。海外ニュース面はザーッと目を通しますいつも。チェコの方
から勝手に私に近づいて来るみたいに、飛び込んで来るのです。

次は中国かしら?って思い始めたところなのに、まだチェコがいます。
それで、抄本の話に戻って、手数料を小為替にして、今は町村合併で消滅し
て、最早以前の地名はない本籍ですが、新しい西東京市なんて馴染まない
地名になった役所へ請求したのです。

去年のヒースロー空港のスタンプが最後のパスポートと、その戸籍抄本を持
ってパスポート申請に行かなければ何も始まりません。
まずは来月の北京のため。その後、チェコもスロバキアも視界に入れてみよ
うかしらって、思い始めています。
何か面白い出会いがあるかもしれません。こう、何回も何回もチェコに関する
事が押し寄せている事実を考えれば。行って見なければ、ね?

蚊帳の外の住人(私)は、ゾロゾロの観光旅行団体の一人にはなりません。
少し緊張して、でも、怖がることもなく、知らない町に自分を置いてみたいっ
て思うのです。勝手にお邪魔しましたが、少し置いていただけますか?って。
日本女性の意味のないニヤニヤ笑いじゃなく、感動は素直に出して、毅然と
日本の年長者の佇まいを見せながら、今、そこに住む同じ時代に生きている
人達と同じ空気を吸ってみたいと思うのです。 

パスポートの更新が済んだら、机上にもう1ヶ国語の参考書が増えるかも知
れません。幸せな日本にいて、入手できないものはありません。もちろん
チェコの言語と歴史(あ~可哀想な国。ヒトラーに、ソ連に蹂躙された)が
書かれた本で、調べてみましょう。大使館へお邪魔するのもいいかもね。

又、新たな出会いです。

そうそう、私は生涯2冊目?もしかしたら3冊目の途中放棄をしそうです。
ハッキリ覚えているのは「ラビリンス」のつまらなさで、これは前にも書
いたいわくつき本。ウチの宇宙人が喘息で入院した時、デヴィド・バーイ
の写真カバーでつい買って持っていった、そして「もっと具合が悪くなり
そうだった本」と、彼に言わしめたそれを読み出して、
「ごめんなさい、本当につまらない内容だったわね」って、それ。たしか、
もう1冊、苦痛で途中放棄した本があったように記憶しているけれど。ま、
童門冬ニ「直江兼続」のそれも準じました。
読者におもねる何かを感じて、不潔!どこかで侮りすら感じる作者の姿勢・
生き方が行間から漂い出して、臭くてたまらなくなりました。
ご馳走様です。残します。いいえ、もう食べられません。お行儀が悪いかも
知れませんが、消化不可能事態に陥りましたので。失礼します。

世の中に、いえ、我が家の書棚には、自分の出番を待っている本達が待って
いるのです。彼の作品ばかりが本じゃない!ってことよ。
ああ、もったいなかった~~~時間が!
でも、表舞台には出てこなかった(私が知らなかっただけ?)戦国時代の
武将の話は、結構そそられます。兜に「愛」の文字をつけて。その時代の
愛は、ああ馬専科が言ってた仏教の何やら・・・・忘れてしまいました。
その時代に愛なんて文字を遣うって変じゃない?の私の発言にね。
ああ、我が母の教養のなさって思ったかも知れない愛についての彼の薀蓄。
ウチの宇宙人(次男)と盛り上がる直江兼続の話。毘沙門天一筋で生きて、
女人を生涯近づけなかったという上杉謙信から愛され、次の当主の参謀で
もあったらしい武将の話は、充分面白そうです。ですから、他の作家のそ
れを探しましょう。縁のなかった童門冬ニということでしょう。
いつでも同時進行読書ですから、なんの不都合もありはしません。
いつでも20冊近くは側に置いての読書です。ドキドキします、次は
どれにしようかな~~~って。