相変わらず重複読書の中の1冊が終わって、その題名が「読書をする女」。
正にそれを読書していた私。フランス本て、まさかスタンダール以来(古~い!)
ていう訳でもないけれど、代表作「赤と黒」あの本の衝撃は凄かった。なんせ、
中学生だったのですから、何?何の事?何なの?だらけだったけれど、主人公の
ジュリアン・ソレルの行動にドキドキしながら引き込まれて読んだわね。
12~15才で、ほとんどの今で言う古典は読んだおませな女の子だったのよ。
だから、愚息その①に、彼の職場のアルバイトの高校生が夏休みの宿題で読書&
感想文提出で、我が家にあった「初恋」ツルゲーネフ著を勧めたのよ。短い話だし。
でもそれが難しいって言った女の子の話には寂しさを感じたわね。
わからなくてもいい! 字面(じづら)を追って、「了」「終」「完」「End」
「Fin]までこぎ着けたなら、何かが心の内に根付くのよ。
人名やら地名やら何やらわからない(って、言ってた知人がいたけど)ロシア文学
に登場する固有名詞などもね。
簡単な事、誰でも出来る事をするのは子どもでしかない!
コミックでSEXを味わうなんて、邪道よ。脳みそを遣わない(想像力を働かさない)
なんて、自分に「ごめんなさい」ってことよ。
名作と言われる本には、そのあたりもハイ、ちゃんと書かれているのです。だって
SEXだって、人類が存在するかぎり存在するのですし、興味の尽きないテーマでも
あるのですから。そそられる、情痴の世界も、否それが重大テーマね。
裁判沙汰になった発禁本なんてどれほどあったかしら?
で、今世間に出回っている質の悪い俗悪本に比べれば微笑んでしまうほどなのによ。
マルキドサド、そう、あのSMの元(?)になったサド公爵書くところの「悪徳の栄え」
は、俗悪本よ、見方によれば。それでも読み継がれているとするなら、そこには
時代を超えた普遍性があるということです。
でも俗悪と同衾(どうきん)しちゃいけない。昇華したものとなければ。
何でもありの世の中だから選択できる自由を謳歌して、
「なんで、昔から読まれてきたのかしら?」
で、そこには必ず普遍性に出会う喜びがあることを知ってほしいわ。
世界文学全集や日本文学全集は読破してこそ「人」だと思うのです。知性と教養が
人をして人となさしむって、ね。
そして、父母をはじめとする身近な人々からは得られない人生の破片の何がしかを
得る、深さを知るのに、読み継がれている古典からよ。
最近の流行作家なんて知らなくても、知らないことを誇ってもいい!って思うの。
でも、古きよき作家&作品を知らないことは恥じてもいいわね。
学校で暗記させられたから厭になってしまったかも知れないけれど。
やっぱりいいものはいい!なのよ。
母に育てられた事を財産って思う私ですが、もう一人(?)の私の教育係は本達っ
て胸を張って言えるわね。数え切れない本達が、私を見捨てなかった事に尽きます。
ロマン・ローラン「魅せられたる魂」が、女としての行き方を決定付けたかも知れ
ないって今でも思うのよ。私の人生に多大な影響を与えたことは間違いない。
「みんな」に流されない私の人生のスタンスは、ここに因るところが大きい。
ちなみにこれは16才の高校生の時に読んで、衝撃を受けたの。
自分に自信が持てない女の子がいたら、お勧めする1冊よ。
「読書をする女」を書棚に収める時、何の脈絡もなく突然、
そういえば、ウチの家族って全員マスコミに登場した事があるそれもバラバラにって。
これってかなり珍しい話よね。
セニョール・ダンは民放ラジオ、愚息その①は地方FM局、ウチの宇宙人は当地テレビ、
馬専科は競走馬本、そして私は新聞・民放テレビ・NHKテレビって。
だからって、有名人は皆無なんてちょっと面白い家族だわなんてね。
書棚の前に座り込んで、ブッチブチ言うは、
"Ni xuan zai xuexi naguo hua ?"何回も何回も。並行して読んでいる本は「上海
ベビー」。正にヨーロッパの光と影を引きずる現代のエネルギッシュな上海が舞台ら
しいけれど、これも物議をかもした本らしいわね。ケイコサンはとうの昔にお読みでした。
守備範囲が広いケイコサンに
「お読みになった?」
なんて、愚問でした。
中国翻訳本は「金瓶梅」以来かしら?ええ2~3年前に読んだそれね。中国の古典。
登場人物は、「水滸伝」にも出てくるオトコよ。SEX話大~好き!の方、挑戦してみ
られたら?知る人ぞ知る本よ。好き者ねえって思われても、ある種の尊敬は得られる
んじゃない?かなりな長編だし、3大奇書の一つに数えられる作品よ。もっと何に
ついて読みたい?なら、「紅楼夢」もどうぞ。
「酒池肉林」とか「梨園」・・・今じゃ歌舞伎の世界のことを言うけれど、出典など
も、中国関係の本を読むとわかるわ。
アッ、最近読んだ中国話があったわ。去年の愚息その①の結婚式に帰省していた馬専科
に勧められ、買って読んだ「封神演義」上・中・下が。あれも奇想天外な話だったわね。
それで、ローマ字表記のこれは
「あなたは現在(今)何語を勉強してるの?」の中国語のピンイン(読み方)。
これに1字1音の間違いない四声の記号がくっついて、初めて中国語で意味をなす
のだけど、取り敢えず、ブチブチブチブチ言うことよ。暗記しなさいだし、え~い
ものはついでだ!で、英語・スペイン語でもね。合ってるかどうか少し自信はない
けれど、簡単なフレーズですから多分問題ないって。声に出してこその言語ですから。
「あなたは今何語を勉強してるの?」ってね。
オッホッホッホ・・・4ヶ国語でやんすよ。もう一つ増やしてみますか?
何? Suomi(スオミ)フィンランド語で、フィンランドとフィンランド語をこう言
います。そして lainen(ライネン)を付ければ「~~人」にね。
日本と日本語はJapani(ヤパニ)、日本人は japanilainen(ヤパニライネン)、幾つ
かの特殊表記・読み方以外は素直にそれこそローマ字読みでOK!なんだけど、この
フレーズはちょっと調べなければならないので、フィンランド語はいつかね。
こうして一人遊びができる、楽しめる私はフ~ラフラ出歩いたりしません。
ですから、お金がなくても十分楽しめるのです。だって、衣食住を保証してもらって、
何を不服としましょう。かてて加えて冷暖房つきなんて、ああた、ちょっと昔の王様
だって、冷房つき部屋なんかにはいらっしゃれなかったのですから、もしかしたら
王侯貴族以上の生活かも知れないって思いません?
それで、100か0の女は、今何も不服はありません。労なくして生きていかれてい
るのですから幸せと言わずなんと言いましょう。
山本周五郎もこの前書庫に入ってもらったし(笑)、さあ、私を待っていてくれるデ
ート途中の本達との続きです。・・・ニンマリ・・・
正にそれを読書していた私。フランス本て、まさかスタンダール以来(古~い!)
ていう訳でもないけれど、代表作「赤と黒」あの本の衝撃は凄かった。なんせ、
中学生だったのですから、何?何の事?何なの?だらけだったけれど、主人公の
ジュリアン・ソレルの行動にドキドキしながら引き込まれて読んだわね。
12~15才で、ほとんどの今で言う古典は読んだおませな女の子だったのよ。
だから、愚息その①に、彼の職場のアルバイトの高校生が夏休みの宿題で読書&
感想文提出で、我が家にあった「初恋」ツルゲーネフ著を勧めたのよ。短い話だし。
でもそれが難しいって言った女の子の話には寂しさを感じたわね。
わからなくてもいい! 字面(じづら)を追って、「了」「終」「完」「End」
「Fin]までこぎ着けたなら、何かが心の内に根付くのよ。
人名やら地名やら何やらわからない(って、言ってた知人がいたけど)ロシア文学
に登場する固有名詞などもね。
簡単な事、誰でも出来る事をするのは子どもでしかない!
コミックでSEXを味わうなんて、邪道よ。脳みそを遣わない(想像力を働かさない)
なんて、自分に「ごめんなさい」ってことよ。
名作と言われる本には、そのあたりもハイ、ちゃんと書かれているのです。だって
SEXだって、人類が存在するかぎり存在するのですし、興味の尽きないテーマでも
あるのですから。そそられる、情痴の世界も、否それが重大テーマね。
裁判沙汰になった発禁本なんてどれほどあったかしら?
で、今世間に出回っている質の悪い俗悪本に比べれば微笑んでしまうほどなのによ。
マルキドサド、そう、あのSMの元(?)になったサド公爵書くところの「悪徳の栄え」
は、俗悪本よ、見方によれば。それでも読み継がれているとするなら、そこには
時代を超えた普遍性があるということです。
でも俗悪と同衾(どうきん)しちゃいけない。昇華したものとなければ。
何でもありの世の中だから選択できる自由を謳歌して、
「なんで、昔から読まれてきたのかしら?」
で、そこには必ず普遍性に出会う喜びがあることを知ってほしいわ。
世界文学全集や日本文学全集は読破してこそ「人」だと思うのです。知性と教養が
人をして人となさしむって、ね。
そして、父母をはじめとする身近な人々からは得られない人生の破片の何がしかを
得る、深さを知るのに、読み継がれている古典からよ。
最近の流行作家なんて知らなくても、知らないことを誇ってもいい!って思うの。
でも、古きよき作家&作品を知らないことは恥じてもいいわね。
学校で暗記させられたから厭になってしまったかも知れないけれど。
やっぱりいいものはいい!なのよ。
母に育てられた事を財産って思う私ですが、もう一人(?)の私の教育係は本達っ
て胸を張って言えるわね。数え切れない本達が、私を見捨てなかった事に尽きます。
ロマン・ローラン「魅せられたる魂」が、女としての行き方を決定付けたかも知れ
ないって今でも思うのよ。私の人生に多大な影響を与えたことは間違いない。
「みんな」に流されない私の人生のスタンスは、ここに因るところが大きい。
ちなみにこれは16才の高校生の時に読んで、衝撃を受けたの。
自分に自信が持てない女の子がいたら、お勧めする1冊よ。
「読書をする女」を書棚に収める時、何の脈絡もなく突然、
そういえば、ウチの家族って全員マスコミに登場した事があるそれもバラバラにって。
これってかなり珍しい話よね。
セニョール・ダンは民放ラジオ、愚息その①は地方FM局、ウチの宇宙人は当地テレビ、
馬専科は競走馬本、そして私は新聞・民放テレビ・NHKテレビって。
だからって、有名人は皆無なんてちょっと面白い家族だわなんてね。
書棚の前に座り込んで、ブッチブチ言うは、
"Ni xuan zai xuexi naguo hua ?"何回も何回も。並行して読んでいる本は「上海
ベビー」。正にヨーロッパの光と影を引きずる現代のエネルギッシュな上海が舞台ら
しいけれど、これも物議をかもした本らしいわね。ケイコサンはとうの昔にお読みでした。
守備範囲が広いケイコサンに
「お読みになった?」
なんて、愚問でした。
中国翻訳本は「金瓶梅」以来かしら?ええ2~3年前に読んだそれね。中国の古典。
登場人物は、「水滸伝」にも出てくるオトコよ。SEX話大~好き!の方、挑戦してみ
られたら?知る人ぞ知る本よ。好き者ねえって思われても、ある種の尊敬は得られる
んじゃない?かなりな長編だし、3大奇書の一つに数えられる作品よ。もっと何に
ついて読みたい?なら、「紅楼夢」もどうぞ。
「酒池肉林」とか「梨園」・・・今じゃ歌舞伎の世界のことを言うけれど、出典など
も、中国関係の本を読むとわかるわ。
アッ、最近読んだ中国話があったわ。去年の愚息その①の結婚式に帰省していた馬専科
に勧められ、買って読んだ「封神演義」上・中・下が。あれも奇想天外な話だったわね。
それで、ローマ字表記のこれは
「あなたは現在(今)何語を勉強してるの?」の中国語のピンイン(読み方)。
これに1字1音の間違いない四声の記号がくっついて、初めて中国語で意味をなす
のだけど、取り敢えず、ブチブチブチブチ言うことよ。暗記しなさいだし、え~い
ものはついでだ!で、英語・スペイン語でもね。合ってるかどうか少し自信はない
けれど、簡単なフレーズですから多分問題ないって。声に出してこその言語ですから。
「あなたは今何語を勉強してるの?」ってね。
オッホッホッホ・・・4ヶ国語でやんすよ。もう一つ増やしてみますか?
何? Suomi(スオミ)フィンランド語で、フィンランドとフィンランド語をこう言
います。そして lainen(ライネン)を付ければ「~~人」にね。
日本と日本語はJapani(ヤパニ)、日本人は japanilainen(ヤパニライネン)、幾つ
かの特殊表記・読み方以外は素直にそれこそローマ字読みでOK!なんだけど、この
フレーズはちょっと調べなければならないので、フィンランド語はいつかね。
こうして一人遊びができる、楽しめる私はフ~ラフラ出歩いたりしません。
ですから、お金がなくても十分楽しめるのです。だって、衣食住を保証してもらって、
何を不服としましょう。かてて加えて冷暖房つきなんて、ああた、ちょっと昔の王様
だって、冷房つき部屋なんかにはいらっしゃれなかったのですから、もしかしたら
王侯貴族以上の生活かも知れないって思いません?
それで、100か0の女は、今何も不服はありません。労なくして生きていかれてい
るのですから幸せと言わずなんと言いましょう。
山本周五郎もこの前書庫に入ってもらったし(笑)、さあ、私を待っていてくれるデ
ート途中の本達との続きです。・・・ニンマリ・・・