ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

国際交流(続)

2006-11-07 09:29:08 | Weblog
この頃かなり頻発する私の指先の勝手な動き。ハ~~~、計8000文字は消えた
わね、軽~く。 そうするとやっぱり気持ちがなえるじゃない?ミゲリ-トとポリ子
のトピックスを書こうとしてもね、もう1回書く?ン~、又にしよう、ってね。
まあ、でも私の勝手なオシャベリを読んで下さる方々がいらっしゃるようなので、
今朝、こうしてパソコンの前に座ったわ。

まず、ミゲリ-ト。変換がスムーズにいかなくて、ミの次は勝手に下痢になるから
困ったものよ。学習効果がないまるで私の頭みたいに、まだ覚えられないの?!で、
下痢をゲリに毎度変換。

昨日は、
「こんにちは。今日は外へ出てお勉強しましょう。小さなノート持ってる?」
「コレデスカ?」
「ええ、それでいいわ。あと鉛筆ね」
その彼が心配そうな顔で何かマリアさんに言ってる。
「何か心配って?」
「いいえ、だけどどこへ連れて行かれるのかな?って。レイコサン、ホテルなんか
へ連れてったりして?」
厨房にいらしたご主人が嬉しそうに笑うじゃない。
「教えて進ぜようか?な~んて、あるわけないじゃない!」
「ハハハハハハハハハ・・・・・・・」(3人で)ミゲリ-トは怪訝な顔「?」
まず、お店を出たところからスタート。
信号を渡る、
「信号」「渡る」「赤・青(彼は緑だって言う)」「木」「土」「銀行」「駐車場」
「左」「右」「あっち」「そっち」「ここ」「時計」「看板」「交番」「花屋」
「八百屋」「魚屋」「本屋」「道路」「車道」「歩道」「美容院」「病院」等など。
スペイン語系(ラテン・アメリカの)の人は、「ジャ行」「ヤ行」の発音が区別し
にくい、言いにくいらしくて、「チュウシャジョウ」が「チュウシャヨウ」に。
ダメだしで何回もいい直しよ。駐車場の前でね。有料駐車場の説明もしたり、文字を
見つければ、その場で読ませたり。
「オー、レイコサ~ン」は相変わらずだけどね。
「大体、お店には屋がつくのよ」
「コラソン・ラティーノ屋?」
「あれには 屋はつかないのよ」
「なぜ?」
「色々なものを売ってるでしょう?だから」
歩いて、止まって、説明して、書かせての繰り返しをしてたら、アラッ4時になっちゃ
ったじゃない。「ミスター・ドーナッツ」へ入って休憩。
「きれいですね、ここは。なんて名前ですか?」
「ミスター・ドーナッツ」
「英語?」
「日本語に変わってしまった英語がいっぱいよ」
ドーナッツを美味しそうに食べながら、それを英語で言えば?で書いてって。
隣の席の60代後半の男性が、私たちに興味津々。面白そうなカップルだなって。
「先生ですか?」
って、聞かれるから、
「いいえ、私が習ってるのですよ」
正にそのとおりでしょう。スペイン語が変だと彼は日本語をモノに出来ないって事
ですもの。私は辞書を引きながら、正しいスペイン語を習うって図でもあるのよ。
心配顔が満足顔に変わって、良かったわ~~~。
"Corazon Latino"に帰って、コーヒーでもと言って下さったけれど、辞退して、
帰り際にマリアさんへ
「ミゲリ-トへ、この前渡したドリルは、出来るだけやってって言ってくださらない?」
「ええ、わかったわ」
「では、また明後日」
「スイヨウビデスネ」
「そうです、じゃまたね」

この前、100円ショップで買った小学生用国語ドリル。
1・2年生用はミゲリ-トへ、3・4・5・6年生用はポリ子(我が家ではコレ)へ。

日本語のお勉強に行きたいって言う彼女からメール。
「I have got cold, so sorry in advance きょうは声が出ないしbeautifulじゃ
ないよ」
さあ、ここから私は落ち込んだの。何?何?何?どういうこと?advanceは前へ、でも
風邪を引いた?来られない?でも前へって単語。その間、彼女へ何度メールしても
返事はない。迎えに行くわよ駅まで。来られない?大丈夫? そんなメールを出しな
がらも、セニョール・ダンは、来ないんだろ? ちょっと待って。  そして、
「アッ、わかった。彼女は来るわ。さあ、お料理しよう!」
そして、又メールで、
「フフフ、美しくないって、声が出ないって理由を先に言ったのね。も~らいその
言い回し!」
ウチへ来て、
「そうだったんでしょう?」
「そうだよ」
「ブッブー、だよ はダメ!」
「アッ、そうだった。そうなのよ~」
「ピンポーン!」
その夜は、具合が悪いはずなのに、私たちと一緒に1時半まで飲んで、翌朝はいつま
でも寝てなさいでお休み~。
翌11時に起こして、朝食。けれども彼女はいつもハム・ソーセージの類には手を出
さない。理由は前に6年間ベジタリアンだった事、イギリス人は大体朝食は軽くする
彼女は昼食はカット。夜、出来ればお魚にするって。フ~ン、そうなのね。でも私は
朝食がメインだから、彼女の事は彼女に任す。
ミサコサンがポリ子に会いたいって。お招きしたら、ごっそり参考書・問題集を
かかえて、ポリ子のためにお子さん方の参考書を。無理~~~!だって、私は彼女の
ために小学3年生のドリルをさせてるところよ。中学受験の参考書は不要よ。
ポリ子も3時間ぶっ通しでお勉強する、ミサコサンと3人で「市民の森」へお散歩に、
気分転換、ポリ子は散歩がお好き。深呼吸して「気持ちいい~~!」
「イギリス人は散歩が好きだって?」
「ううん、そんなことない。私は好きだけど」
ことほどさように、かじりかけで、全体を判断しがちな人間、他民族よ。
ポリ子に日本人の印象を聞けば、
「こっちが恥ずかしい。趣味がショッピングだなんて女の子。日本の女の子は変!
アメリカの男がいい!だって、ハンサムだし優しそうだから。シンジラレナ~~イ!
男は、自信がなさそうだし、どうして?」
わが国の伝統?『和を持って尊しとなす』から『出る杭は打たれる』で、自信を持
てる教育をしないからねえ、わが国の人々は。
個性だ、個性だ!って言いながら、個性を潰す親や教師よ。ドングリの背比べを良し
とする、足の引っ張り合い、いやらしき根性。
「レイコサンは?」
「私?私は私!ただ、それだけ~~~~!よ」
「よね?」
「そうよ!」

2泊したポリ子。しっくり溶け込んで、親戚の子がいたような感じ。特別は何もし
ないわ。前の晩はウチの宇宙人がかなりきつい事を色々言ったりして、コッチがハラ
ハラよ。そうしたら、彼女は
「リキさんは、イギリスにすぐ溶け込むよ」
「皮肉のイギリス男性だから?」
「そう」
翌11時半、一緒に出て、彼女は英会話のお教室へ、私はミゲリ-トの所へ、途中まで
一緒。
「又、明日ね。あしたはあなたは先生、私は生徒ね」

しばらく歩いていたら、メールが彼女から。
「しんじられな~い、レイコサンの家は何もかも」
それに返信
「そうお?それはウチの人間には自然な事よ」
「でも、本当に嬉しかった」
「それは良かった。失礼な息子でごめんなさい。許してね」
「大丈夫、気にしてないわ」

こうして、国際交流は深まっています。

ウチの宇宙人が帰宅して言うには、
「なんだか変だな、ポリ子がいないのは」
そんなインパクトが強いポリ子です。

たった今、彼女から携帯へメール
「声が出なくなって休みです。今日は新しい先生よ」って。お酢を入れたお水で
何回もうがいをしなさい、外をウロウロしない事って返信よ。