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ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

佳境に入ったところなのに~!!!

2004-09-22 01:26:33 | Weblog
        ◎ 本日のキャスト

      スサーナ・・・(元)日系2世アルヘンティーナ   
             (現在)日本人・・帰化
      ケイコサン・・ 20日〆の仕事を済ませて、ちょっとお疲れさん
      学習センターの夜勤オジサン・・・職員が居る時は、融通が利かない
      タチバナサン・・スペイン語を操る八百屋さん。私に、一緒に海外旅行
              しようよって、ナンパ(?)するセニョール 
      大勢のアルバイター・・・お寿司屋さんの若者達 
      トラックを止めたいお兄さん・・・三ツ境駅前道路で、お願い!
      レイコ(私)・・・解き放たれた食欲

W小川のためだけ、っていってもいいスペイン語レッスン。セニョリータは、行っちゃったから
ねぇ、メキシコ経由ガテマラへ。まぁ、彼女は大体ゲストではあるんだけど。

お部屋の鍵をもらうまで、15~6分ほど時間があったので、久しぶりに、セニョール・タチバ
ナのお店へ。「Free English class」の道順をFAXして、って頼まれてたんだけど、情けな
く、恥ずかしい事に、ドンピシャリで、車をその教会の駐車場に入れたためしがない私なんですもの、
FAXなんて、いつその地図が書けるやらでね。教会が配布しているパンフを持って行ってあげたのよ。
「ねぇ、電話番号何番だったっけ?」
「090・・・・・・・。だけどなぜ?」
「いやね、俺がペルー人と話をしてたんだよ。そうしたら、俺がスペイン語を話してるのを聞いて、
3年間スペインに住んでて、帰国したんだけど、話相手がいないって30代の女の子とお母さん。
それで、どうかなってね」
「私は、願ってもない事だけど、お相手の方が、ご不満かもよ」
「それで、ちょこっと話したんだけど、同じスペイン語でも違うんだよ」
「そう、私も、この前ペルー人を紹介されたので、お名前は?って聞いたら、No,Noって。
簡単なフレーズじゃない?何がNOなのかって、聞いたら、ジャじゃなくリャだって。
わかればいいじゃないねえ。南米の言葉のほうが丁寧だって言うわね。最初の先生が強調してら
したのよ。知り合ってすぐTu(君)なんか遣っちゃいけないない、Usted(あなた)を遣えってね。
英語のYOUは、相手のこと全部でしょう? でも、そのへんが南米の言い方らしく、スペイン人が
水臭いね、って言うらしいわ」
そんなこんなを話してて、「英会話、私は毎週行ってるから、いらっしゃいね。待ってるわ。
きょうはグラッシャス、アスタ・ラ・ビスタ!」

ケイコサンが、「〆で遅れそうですが、急ぎます」って、メールをくれて、彼女が来るまで
1:1のそれ。 「ン~~、そこがわからない。感覚として?幸せ、悲しい、暑い、それぞれの
動詞の扱いの違いが今一わからな~い!」「遅くなりました」「ケイコサン、バトンタッチ!」
「ハァ?」「今、スサーナに、食い下がってたところなのよ。あなたなら、どの動詞を遣う?」

スサーナのご自宅近くの回転寿司のお店へ。
そのお店の装置に、ケイコサン、興味津々。ウン、私もあんな回転寿司店は初めてだったわ。
平素の夕飯は、かなり小食あるいは抜きにしているのだけど、こう言う時は、無視!それに久しぶ
りのお寿司だったから、いただきましたわよー! ネタがバラエティに富んでるのよ。フライやミ
ニハンバーグが、その脇に、なすのお漬物が乗っていたり、世の中の移り変わりの凝縮図みたいで
面白かったわ。めまぐるしいのねぇ、世の中の変遷は。

スサーナをご自宅までお送りして、ケイコサンを三ツ境駅まで。
いっつもそこから話は仕切り直しって感じで、フフフ、別れがたい恋人達みたいに、話が終らな
いのよ。推理小説、って言うより、ホラー系の話が好きな彼女に、
「ねぇ、怖くないの?」
「そうですねぇ、リングは怖かったですね。話では、ビデオを見ると死ぬんですが、、もう、
 途中で、本を読んだら、死んじゃうんじゃないかって思うほど怖かったですよう」
「坂東眞砂子の話も、凄いわね。彼女は、土佐人なのよね。方言が生きている。標準語より
 味わい深いわね。方言が文章で市民権を得たのは、田辺聖子あたりからよね、大阪弁が最初ね」
「そうですねぇ。今日お持ちした本は、とわずがたり が織り込まれてて、古典を無視できなく
 なってますね」
「この年になると、やっと古典の雰囲気が、少しだけど、わかるようになってきて、嬉しいわね。
 高校の担任が、3大鏡ってあったでしょう?大鏡・増鏡・水鏡って。あの大鏡の権威でね。古語
 辞典引きっぱなしの古典は、嫌いだったけど、今頃になって雰囲気だけでもわかるようになって、
 読んでみようかなぁなんて思うようになりました、って言ったのよ。そうしたら、そういう年に
 やっとなれたんだから、楽しんだらいいよ。なんて、クラス会の時に言われたのよ。
 ホント、年取るって、捨てたものじゃないって事なのよね」
「えぇ、そうですねぇ」 
 それから、いよいよ男と女の話の佳境に入ったところへ、
「すいません。ここにトラックをちょっと置きたいので、移動してもらえませんか?」
「アッ、もう降りますから」
「お疲れ様!気をつけて帰ってね」

 人と違いを出したい。大方の女が(男もね)望んでいるのに、レベル下方で張りあったってつまらない。
エレガントで、セクシーで、美しい日本語をあやつれて、ン~~~、あんな大人の女になりたいって、
そう思われるような生き方をしたいですねぇって。
一番中身の濃い話になったのに、・・・・・続きは次回にね。  Adios !