ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

仕事用の倉庫(まだまだ揉め事続いてます)・・・って

2015年03月17日 13時34分22秒 | 主人・・・
  ー 昨日の続き ー

それから、やっぱりこの問題を何とかしたくて、主人の仕事用倉庫の土地購入を考え、
不動産の物件をイロイロ探していた。

とにかくお金が無いものだから、(今まで主人が私のいう事を聞かずに全然貯金をしてこなかったから!)安くて出来る限りウチから近い物件。
でも、値段が安い物件は、やっぱりそれなりの理由がある訳で、なかなか条件に合う物件が見つからなかった。
土地の値段が安くても、現状が田んぼだったりすると、
購入した後に埋め立ての費用や倉庫建設費用なんかが土地代以上に掛かってしまって、却って費用がかかったり、
住宅街の中の一角で、とても使えそうにない、細長~~~い三角形だったり、
土地は良いけど、その場所に行くまでの道が凄く細くて、軽自動車でしか入れないような場所だったり・・・

そんなある日、新しく出ていた不動産屋の物件に目が行った。
土地面積は60坪ほどだけど、そのうちの半分がコンクリートで固められていて、しかもその上には比較的新しい倉庫が既に建っている。
ここなら埋め立てる必要もないし、新しく倉庫を建てる必要もない。
購入したら、翌日からスグに仕事に使える!
しかも、本来なら結構な値段がするのかもしれないが、ここは市街化調整区域だったから、結構お安い値段だった。
一目で気に入った主人。「ここを買う!」と言い出した。
でも、我が家の予算よりはチョット高くて、今ある僅かな預金では足らない・・・
主人は、「足りない分はローン組めば良いやろ♪」とお気楽に言った。
正直、私としては複雑な気分・・・
果たして主人のローンが幾ら組めるのか?と言う疑問と、
今の僅かな預金を、この年齢になって全て使い果たしてしまう気なの?と言う不安・・・

それから銀行に相談に行ったんだけど、私の不安は的中した!

主人の年収と、現在ローンを3つも抱えている状態。
それに購入を考えている土地が市街化調整区域である事。
これらを考慮して、主人が組めるローン金額が、希望金額の3分の1しか貸して貰えない事が分かった・・・。

主人、この事実を知って、かなりショックを受けていた。

私 「ホラ、だから言ったじゃない!」

ショックを受けている主人に追い打ちを掛けるようだけど、それでも言わずにはいられない!
ハッキリ言って、この土地の値段なら現金一括でも購入できるレベルだと思う。
でも、今まで私がどれだけ言っても、預金をすることを拒否してきた主人には、その僅かなお金すらない。
主人の年齢、収入、自営である事、これらを考えれば、そんなに沢山の金額のローンを組めるとは考えにくい。
どれだけ主人が「昨年はグッと収入が上がった!」と言い張っても、
それは今現在の事で、今後も同じように収入が伸びていく保証はどこにもない。
そう言った事を散々私は言ったのに、全く聞く耳を持たなかった主人。
私に言わせれば、自業自得!以外の何ものでも無いわ!

それに、主人はこの土地をとても気に入っていたけれど、私はイマイチだった・・・
確かに、”今”仕事用として使うには申し分ない。
でもそれは、”お金があれば”の話し。
今ある主人の預金全てと、何とか借りられるローンを合わせれば購入できない事も無い。
でも、そこまで無理して、今、この土地を購入する価値があるのか?

この60坪の土地は、半分はコンクリートで埋められているが、残りの半分は完全な畑となっている。
ウチは誰も畑なんて使わないし、主人の仕事はコンクリートの方だけで十分足りる。
という事は、土地の半分は、ウチとしては全く使いようがない土地となる。
更に、果たして今後、主人はあと何年働けるのか?
再来年には50歳になる主人。少し余裕を見たとしても、せいぜい20年だろう。
この50歳直前で預金ゼロとなり、それから数年ローンの返済をして、やっとローンの返済が終わった頃には、
当然主人の体も衰えているだろうから、仕事や収入も減っているだろう。
それまでには、主人の仕事用の車も買い替えなければいけないだろうし、子供の誰かが結婚する事もあるかもしれない。
家だって古くなってるから、リフォームしないといけないかもしれない。
更に、自営で国民年金しかないから、老後の資金を用意しておかないと、生きてはいけない・・・
出費の予想はいくらでもつく。
それに、今無理をしてこの土地を購入して、主人が仕事を辞めた時売るとしても、
市街化調整区域では、購入金額より安くなるのは目に見えている。(まず売れないと思う・・・)

これらの事を考えると、私はやっぱり主人のこの土地購入に賛成は出来ない。
これが、20代とか30代前半ならまだ何とかなったかもしれないが、現実は50歳直前なのである。
そう思うと、やっぱり出てしまうこの言葉、

 「だからあれほど言ったじゃない!」

それでも、「子供用の預金を使えば何とかなるんじゃないか?」 と聞いてくる主人に、
ふざけるな!
子供達が小さい頃、私が毎月子供達にー と積み立てていた僅かな預金を、無理やり止めさせたのはどこの誰だ?!
途中で止められてしまった積立預金は、たいした金額がある訳じゃない。
しかも、それをアテにするなんて!

 「自分のお金で何とか出来ないのなら仕方ないでしょ。
  それに子供の預金を使うのは嫌だわ。あなた、姑と同じ事する気?
   (昔、姑は主人の働いて稼いだ預金を勝手に使い込んでいました。
    主人はその事が発覚した時酷く怒って、今の主人が舅たちを嫌う原因の一つになっています。)

結局、主人はこの土地の購入をしぶしぶ諦めた。
ま、仕方ないじゃない。自分がお金を貯めてこなかったんだからさ。

これが2月にあった話し。

その後も、やっぱりなかなか諦めきれないようで、
その以降、いくつか「ここはどう?」と言う話しをしても、
主 「そんなの嫌や。やっぱりあの土地が良かったなああ~」と、
主人はかたくなに首を振っていたのだけど・・・


  - 明日へ続きます -