ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

母親になってはイケない!・・・って

2015年03月01日 22時53分32秒 | お仕事・・・
はい、障害を持つ子供たちのお世話をするようになって暫く経ちました。
私の感想は・・・

 ”ムツカシイ・・・・・”

一言で障がい児と言っても、重度の子から軽度の子まで、色々な障害を持つ沢山の子供たちがいます。
私が働く職場には、自閉症の子が比較的多いのですが、自閉症と言ってもホント~に1人1人違うんです。

例えば、食事1つ取っても、
「Aちゃんは○○だから、こういった対応をします。
 でも、Bちゃんは、同じようにするとパニックを起こすので、こういう対応をします。」
って感じで、一人一人対応が違う・・・

う~ん、完全に1人1人の特性を覚えないとイケナイ・・・

最近気を付けているのは言葉。
自閉症によくあるのが、”オウム返し”(コチラが言った事を、そのまま繰り返す事。)です。

オヤツのお菓子を食べたいが、袋を自分で開ける事が出来ない。
その時、出来るだけ自分から開けて欲しい事をスタッフに伝えられるようにするには?
コチラが「開ける?」とか言っちゃイケないんです。
そう言ってしまうと、「アケル?」と言うオウム返しが帰って来てしまう。
自分が相手にしてもらいたい事を、疑問形で言うのはおかしいですよね?
だから、「開けて」とコチラが言う。
この時に、絶対に語尾を上げて疑問形にしてはいけません。
つまり、コチラから言う言葉を覚えてしまうと、
袋を開けて欲しい時に「アケル?」と言う疑問形の言葉を発するようになるから。
自分からお願いする時には「アケル?」ではなく、「開けて」と言う事を覚えてもらう為。

他にも、私は最近気が付いたのですが、
子供たちが「バイバイ」と手を振る時、ナゼか掌を自分の方に向けて振るんです。
これは普段、相手が手を振る時、自分の側に見えるのが掌だから、
自分が手を振る時に掌を自分から見えるようにして振ってしまう。

モチロン、こう言った事↑も、ちゃんと出来る子もいれば、少しは出来る子、全く出来ない子など、
その子に合わせて、その都度対応を変えます。
いやあ~、全員の対応方法を覚えるまでが大変だあ~

でも、今の私の一番の問題点は、
 ”手を掛け過ぎてしまう” という事。

この職場の基本は ”見守り”です。一歩引いて、子供の行動を見、必要な時だけ手を貸す。
でも私は、オシメを育てて来た事もあり、
ついつい手伝いの手が出たり、声掛けし過ぎてしまったり、ピッタリと傍に付いていたりー
スタッフとしてよりも、母親としての部分が強く出てしまう・・・
自分でもダメだなあ~ とは思っているのですがね~
他のスタッフの方々には、その時は遠慮なく注意してくれるように言ってます。

まだまだ分からない事だらけで不安も大きいですが、
ゆったりと落ち着いてやって行こうと思います。


☆ 今度の職場は若いスタッフが多い!
  正社員は殆ど20代で、ウチの子供たちと年齢が殆ど変らない!
  でも皆スゴク落ち着いている。ウチの子供達も見習って欲しいくらい。

☆ この職場で聞いた決まりごとがちょっと変わっていた。
  『子供たちに関わるスタッフは、常に精神的に落ち着いている事』
  所長が言っていた。
  「自分の気持ちが落ち着いていなければ子供たちに影響を与えるから。」との事。
  前の職場みたいに、イライラバタバタしていたら仕事にならない!
  煩くて落ち着きのない私には、結構な修行です・・・