ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

伯父が、亡くなりました・・・

2009年04月24日 21時40分00秒 | 思う事・・・
私の伯父が亡くなりました。86歳でしたー
もう何年も前に、肝臓癌と言われ、それから何回も入退院を繰り返していました。
癌と診断されても、すでにかなり年を取っていたから、進行がかなり遅かったみたい。
最近は、「伯父さん、入院したって。」と聞いても、
またか~ー と思うほどで、お見舞いにも殆んど行ってなかった。
今回の入院も、きっと又、すぐに退院してくるだろうー と思っていたのに・・・

棺桶の中の伯父さんの顔は、ヤツレテいたけど、安らかな顔だった。
でも私には、あまり見覚えのない顔に思えたー

私の記憶の中の伯父さんは、
まだ私が小さかった頃、伯父さんの家に遊びに行くと、
「kokiyu ようきたなあ~。」と、少し擦れた声で顔をくしゃくしゃにして笑う顔ー
伯父さんのあの擦れた声はステキだったー
いつも静かで、優しい人だったー
私が結婚してからも、何かと気にかけてくれて、よく畑で取れた野菜を持ってきてくれたー

伯父さんの子供は2人。(私のイトコ)
2人とも、もうとっくに結婚していて、孫が6人もいる。
伯父さんの2人の子供が、本当は伯父さんの子でない事を知ったのは、
私が大人になってからだったなー いわゆる継父?
でも全くそんな事を感じさせない、笑いが溢れる家庭だったー

私は間に合わなかったけど、最後は家族や親戚に看取られて、
それ程苦しまずに逝ったらしいー

伯父さんの葬儀に出ながら、お坊さんのお経を聞いていたら、なんだか眠くなった。
座ったままウツラウツラとした中で、夢を見たー
まだ小さい私が伯父さんの家に行くと、伯父さんが「おお~、kokiyuかあ~!」と擦れた声・・・
その声で、ハッと目が覚めたら、
お焼香で私の番が回ってきていて、名前が呼ばれていたー
急いで立ち上がって、お焼香を済ませた。

私の左顔面に痛みが走ったけど、少しだけ泣いた・・・ 

伯父さん、今までありがとうー
これからは、あの世で皆を見守っていてねー


☆葬儀に参列して、久しぶりに会った沢山の私の伯父伯母(叔父叔母)達も、
 いつのまにか、みんな年を取って随分老けていたー
 これからは、こんな機会も増えるのだろうか?
 そしていつか、私の両親も・・・
 仕方の無い事だけど、ちょっと寂しいー

何の為の保健室?・・・

2009年04月24日 21時16分29秒 | 子供・・・
先日、コデブが学校から帰ってきて私に言った。

コ 「お母さん、バンドエイドある?」
私 「あるけどー。なに、怪我したの?」
コ 「うん、学校でちょっと膝切った。」
私 「保健室で消毒してもらって、バンドエイドくらい貰えばいいのに。」
コ 「保健室? ああ~、ムリムリ。

学校で怪我をしているのに、保健室が使えない?
私 「まだ、タムロしてる奴らがいるの?」
コ 「そんなワケじゃないけど、保健室入れてもらえないモン。」
私 「??」

その後、先日の授業参観で会ったママ友達と話していて分かった事ー

昨年まで、コデブの中学の保健室は、タムロしている生徒が沢山いた。
いわゆる保健室登校してくる生徒達だった。
ちゃんと、スクールカウンセラーも来る不登校児のための教室もあるのに、
彼らは保健室にしかやってこない。
彼らは不登校児と言っても、精神的に不登校になった子供達ではなく、
単に授業をサボって、学校に出てこない生徒達ー
その為、当時すでに、本当に怪我をした生徒達が入る事が出来ず、
保健室は保健室としての機能を果たしていなかったー

1度、学校側が、
学 「不登校児の教室があるから、保健室登校は禁止ー」
と言う、話しを持ち出したら、
保健室登校をしている生徒の親の1人が怒鳴り込んできて、
親 「ウチの子は教室には行けない!不登校児の教室はイヤだって言ってる!
   保健室しか行けない子なのに、学校はウチの子が学校に行く権利を取り上げるのか!」
と、校長や担任に怒り散らし、最後には校門の前で土下座までさせるという事件があった。
この時、校長と担任は、全校生徒やご近所の人の目の前で、地面に土下座させられたー
このときの親は、私もよく知っているママだったー

後で、自慢気に他の保護者達に「校長を土下座させてやったわ。」と話していたー
聞かされたほうにしてみれば、”なんて事するのよ!”と思ったけれど、
うっかり反論も出来なかったー
そんな事したら、
後で自分の子が、保健室にタムロしているメンバーに何されるか分からなかったからー

あの時の彼女は、まさにモンスターペアレンツ状態だった。
子供が学校に行かなくなりだした頃は、そんな事なかったんだよ。
随分悩んで、仲良しママ友達にも相談して、よく泣いたりもしてた。
彼女にしてみれば、例え保健室でタムロしているだけでも、
我が子が学校に行ってくれるならー と言う想いがあったのだろうー
でも、長い間そんな日々が続くと、段々親のほうもおかしくなってくるみたいだった。
付き合うママ友も、子供と同じ様に保健室登校してる親が増えてきて、
いつのまにか、自分の子の言う事しか信じない!教師はみんな敵!
ウチの子に嫌な思いをさせる子供はみんな懲らしめてやる!
子供が言う事は、それがウソでもスグ信じる、
子供が先生の不満を言えば学校へ怒鳴り込み、
子供が他の生徒とモメれば、その生徒に電話して、その子が泣くまで怒鳴りちらしー
周りの保護者の事なんて、まったく見えなくなってたー

ここまでは私もよく知っていた。

その後、保健室登校していた生徒達が卒業して、今年度になって保健室の先生が変わった。
それを期に、保健室登校は無くなった。
その代わり、生徒が具合を悪くなっても、いっさい保健室に入れて貰えなくなったー

お腹が痛い?気分が悪い?頭が痛い?それなら家に帰りなさい!
熱がある?それなのにどうして学校へ来たのよ!
怪我をした?擦り傷切り傷くらいなら知らん顔。
ちょっと酷ければスグ親に来てもらって病院に行きなさい!

その為、ちょっとした事でも、スグに学校から親に電話が掛かってくる。
学 「○○サンが具合が悪いそうなので、迎えに来てください。」
学 「○○クンがちょっと怪我をしたので、迎えに来てください。
   病院に行くかどうかは親さんが判断してください。」

子供達も保健室に入れてもらえない事を分かっているから、
少々の事では保健室に行こうとしない。
コ 「どーせ、何にもしてもらえないしい~。それどころか逆に怒られるからな。」

学校側が昨年までの事を繰り返さない様に用心しているのはわかる。
昨年までの保健室は、
保健室登校とは名ばかりの、ただの問題児のたまり場になっていたし、
校長達も、もう2度とあんな目に会いたくはないだろうー
その気持ちはわかる!

でもー
それならば、今は何のための保健室なんだ?
例え連絡を受けても、親だってそんな急に迎えにいけるとは限らない。
その間、具合が悪い、或いは怪我をした生徒はどうしているのか?
職員室の片隅にあるソファーで横にされているか、座って親が迎えに来るのを待っているのだ。
すぐ隣には、救急箱もあるし、ちゃんとベットも置いてある保健室があるというのにー

コデブはヒョロナガと同じく、『皆勤賞』を狙っている。
コデブと同じ様に、皆勤賞を狙っている子は結構いる。
それは、『皆勤賞』があると高校の入試に有利だからだ。
たとえ少々成績が悪くても、少子化と高校生の不登校や中退が増えてる現在、
『皆勤賞』は高校ではかなり重要視されているー
だから、そうそう簡単に早引きさせられては困るのだ!
もし保健室に行ったら、スグに家に帰されてしまうー

学校の保健室が機能していないー
保健室はある。保健の先生もいる。
でも、保健室はいつも鍵が掛かっている・・・
いったい、なんの為の保健室なんだ?

ちょっとした怪我でも、そこからバイキンが入って、大きな怪我になったらどうするのだ?
その結果、学校を休まなくてはならない様な事になったら?
それは本人や親の責任なのか?

あんな目に合わされた校長や先生達には同情するー
でも今の状況は、単なる学校側の責任逃れとしか思えない!
保健室登校の禁止は、私達も迷惑していたから賛成する。
でも、だからと言って、保健室その物を使えなくしてどうする?!
保健室登校禁止は、保健室使用禁止ではないでしょう?


☆やっと今年からは、マトモに保健室が使えるようになるーと思っていたのに・・・
 今はどこの学校でも、こんなカンジなの?

☆彼女の子供、結局高校は通信制の高校に入ったらしい。
 でも全然高校には行ってなくて、家にも殆んど帰ってきてないみたいー
 彼女の子供、小学生の時は本当に優しい、いい子だったのにー
 いったい何があの子をあんな風に変えてしまったんだろう?